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2020.09/28 [Mon]
【乗り鉄】特急いさぶろう・しんぺい(臨時列車)
今年の豪雨で被災し、不通となっている肥薩線の応援企画として、門司港駅 - 博多駅間で「特急いさぶろうしんぺい」の1往復運転が8月8日から開始しています(土曜・休日、長期休み期間中に運転、全区間で「かわせみ やませみ」と併結)。11月29日まで運転予定です。
この臨時特急に9/20に乗り鉄しました。
この日は「みんなの九州きっぷ」5000円で2日間乗り放題の2日目。
無料で合計6回とれる指定席で指定を取っておきました。
肥薩線では見ることのできない「特急かわせみやませみ」との連結4両編成はとても珍しいです。
臨時列車なので途中駅で何度も時間調整するため、博多までとても時間がかかります。
なので小倉からは特急ソニックに乗り換えました。
↓は小倉で反対ホームから撮った写真です。
かわせみやませみとの連結部分↓
どちらもキハ47形です。
門司港で出発を待つ特急いさぶろうしんぺい↓
列車名表示板↓
キハ47-9082
キハ47形は全国にたくさん走っているからこんなに番号が大きいのかしら?
9000番台は九州という意味かしら?
乗務員出入り口のマーク
列車のロゴマーク
いさぶろう・しんぺいの由来は後ほど説明します。
車内↑
黒塗りの木が明治時代の客車を連想させるレトロなつくりです。
ボックス席は、向きを変えられないので、4人グループ以外は相席になります。
我々は相席にならないよう2人席を選びましたが、進行方向反対でした。
天井の円い照明は「ゆふいんの森」を連想させます。
乗客は「かわせみやませみ」の方が多く、「いさぶろうしんぺい」はガラガラでした。
※参考 過去に乗った特急ゆふいんの森の天井部分↓
トイレ横の壁には後方映像が映るモニターがあります。↓
遠ざかる門司港駅がモニターで確認できます。
特急いさぶろうしんぺいは、自由席もわずかですが、あります。
トイレ付近のロングシートが自由席だったようです。
特急かわせみやませみは、以前、人吉旅行したときに乗りました。
ですので今回は外観だけを撮り鉄しました。
小倉駅停車中の先頭かわせみ
かわせみ・やませみ・いさぶろう・しんぺい
以前、人吉で撮影した特急いさぶろうしんぺい
イラスト素材も作りましたが、それは後日「鉄道イラスト」カテゴリの記事で発表します。
ホームページの方ではすでに発表済みです。↓
追記
2021/06/12撮影
送り込み回送中 荒木駅に停車した「かわせみやませみ・いさぶろうしんぺい」の動画↓
--特急いさぶろうしんぺいについて--
日本三大車窓」の絶景とループ・スイッチバックで知られる. 熊本と鹿児島県吉松を結ぶ列車。吉松行きが「いさぶろう」、熊本・人吉行きが「しんぺい」と明治時代の鉄道の偉人にちなんだネーミングです。
この区間は日本三大車窓の一つに数えられる矢岳越えを始めとして車窓の良さに定評があり、名所では一時停車したり徐行運転を行うなど、当初から観光列車としての性格が強い列車であった。
車両 キハ40系(キハ140形・キハ47形)気動車
(熊本車両センター)
軌間 1,067 mm
電化 交流20,000 V・60 Hz(熊本 - 八代間)
非電化(八代 - 吉松間)
最高速度 95 km/h
--いさぶろう・しんぺいの由来--
愛称の由来は、「いさぶろう」が人吉駅 - 吉松駅間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎、「しんぺい」が同区間開業当時の鉄道院総裁であった後藤新平で、矢岳第一トンネルの矢岳方入口に山縣の「天険若夷」、吉松方に後藤の「引重致遠」の扁額が残ることにちなむものである。それぞれ揮毫者の名を冠する列車が揮毫した扁額に向かって走る形となる。
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Re: 無題 峠さん
光線の加減できれいなエンジ色にも見えます。
車体は相当古そうですが、内装を工夫して特急らしくしています。
JR九州の特急は、これでほとんど乗り尽くしました。
あとは、豪華列車の「或る列車」と「ななつ星」ぐらいですが万単位の費用は出せそうにありません。