Vロード アーチを連ね 渡りきる!
優勝争いが混沌としていた大相撲秋場所も14日目を終えて関脇の正代関が単独トップに立ちました。東前頭14枚目の翔猿関は惜しくも敗れましたが明日の正代関との直接対決に勝って、さらに優勝決定戦を制することが出来れば106年ぶりの新入幕優勝の実現となります。
いわくにバスの錦帯橋バス停からすぐの場所から撮影した錦帯橋です
もし翔猿関が優勝した場合、優勝インタビューでマイクの替わりにバナナが差し出されたりするのでしょうか? 賜杯にバナナを山盛りに積み上げたりするのでしょうか? 相撲界がそういったユーモアを受け入れるのか、今からワクワクドキドキしてきますね。
名勝錦帯橋の看板です
野球界ではお立ち台でバナナが登場するのはもはや恒例となりました。ホームランを放った後のゴリラポーズがすっかりお馴染みとなった阪神タイガースの陽川尚将内野手です。今季は好調を維持しており、レギュラーを掴むまであと少しのところまで来ていたのですが、PCR検査で陽性となり残念ながら登録抹消となってしまいました。
錦帯橋は有料の人道橋で、入口には料金所が設けられています
思わぬコロナ騒動に巻き込まれて主力選手を欠き、将棋に例えれば金銀抜きで戦いに挑んでいるタイガースは東京ヤクルトスワローズによもやの連敗を喫してしまいました。1点差負けともなると陽川選手のホームランがあればとかタラレバを言いたくなってしまいます。
最初の大アーチへの登りです
振り返れば今年のタイガースはジェットコースターのようにアップダウンが激しい状況にあると言えます。いきなり開幕から背負うことになった借金生活、広島での雨天中止で流れが変わって借金を一気に返済したこと、なかなか勝てなかった巨人に猛打を見舞って野手の登板に追い込んだこと、藤川球児投手が今季限りでの引退を表明したこと、サンズ選手の得点圏打率がものすごいこと、大山選手がホームラン王にかなり近づいていることなど本当に浮き沈みの激しいシーズンとなっているのです。
今まさに「令和2年の阪神タイガース」という映画のクライマックスが始まる直前にあるのです。コロナ騒動でダメージを受けてジ・エンドかと思いきや、ここからストーリーは急展開するのです。連勝街道を突っ走りゲーム差をどんどん詰めて巨人を慌てさせ、最後に奇跡の優勝を遂げて名将矢野燿大監督が宙に舞う、そんな感動のストーリーが見えてきました。
錦帯橋の上から上流側を撮影しました
脳内で感動に浸りながら、先日訪問した錦帯橋を思い出しました。錦帯橋は山口県岩国市にある名勝で、錦川に架けられた大きな5連のアーチが美しい木造の人道橋です。初代の橋は延宝元年(1673年)に完成したと記録されています。全長は193.3mあり、日本三名橋や日本三大奇橋の一つとされています。
下流側を撮影しました
今回初めて錦帯橋を訪問して感じたのは、アーチ橋のアップダウンが思っていたよりも激しく、意外と筋肉と体力を要することです。まさに筋体橋だと思い知らされます。はるか向こうに見える岩国城を目指してなんとか渡りきりました。
頑張って渡りましょう!
対岸(右岸側)にも料金所が設けられています
これは吉香公園にある実験橋です
実験橋はすぐに渡りきることが可能です
岩国城については後日紹介します。
では、魚を捕まえに行ってきます!