こんばんは。
今日はNゲージ鉄道模型、50系客車を整備しました。全車装備を目指している自作LED室内灯化など施工です。室内灯については何度も書いているので、編成や牽引機のバリエーションの話が中心、最後に自作化のメリットの話になります。
KATOの10-1276および単品5142、5143で構成、一部車番ダブりは改番しています。
製品は福島区所属車(仙フク)をプロトタイプとしていますが、JR化後は秋田へ転属となっているので秋田車として扱っています。オハフ6両、オハ2両、計8両の在籍です。写真はジャンパ栓表現付きのオハフ50を3両並べてみましたが、この編成には計4両ジャンパ栓付きオハフが入っています。2編成に分割して運転する場合があるので...。
通常は8両全部を連結してDD51 744[秋](KATO 7008-7 今回出てくる車両は全てKATO製なので以下表記を省略します。)が牽引、男鹿線の客レ1147/1122レのイメージです。留置線が1本しか無いので分割編成だと縦列駐車になってしまうのでこうしています。今回の整備で室内の光り方が落ち着いた雰囲気になりました。LEDの入れ方は先日の”50系磐西編成”と同じです。軽すぎるオハフ50のウェイト増も一部やっていなかったので行っています。
さて、編成のバリエーションはこれ以外にも色々考えられます。例えば...
3/5両に分割、右がED78(3080-1)牽引の普通客車列車のイメージ。板谷峠で有名な奥羽本線福島口客レ末期の頃、朝1番の425レがED78牽引の客車3連だった記憶があります。
5両の方はEF71(3079-1)牽引の快速”かもしか”で。福島-米沢ノンストップの臨時快速列車でした。機関車製品にヘッドマークが付いていましたのでこれを装着です。
今度は2/6両に分割、F型交流電機EF71が重連で2両の50系を牽引、超パワー持て余し編成ですが、これも実際見ることのできた姿です。
6連の方はED78単機牽引の快速”かもしか”、マーク無しでやって来た姿(9429レ)を撮影できました。1枚上の超持て余し編成を撮ったのと同日の撮影、牽引機のアンバランスを感じていました。客車6連ならED78単機でも余裕の牽引力だったと思いますが..
更に4/4両に分割してED75 700(3075-3)牽引も似合います。写真は定期重連牽引だった奥羽本線636レ(青森-弘前間)をイメージしています。
同じ4両をEF81牽引(3066-1)もアリですねー。奥羽本線、羽越本線で見られました。羽越はパーイチ牽引のイメージが強いです。
(既に実車写真をUpしているものは記事リンクを貼りました。一部機番シリーズや模型記事を含みます。)
主に奥羽本線、羽越本線で活躍した50系秋田車、これ以外にも実に色々な編成が考えられます。3/3/2の3分割も考えられるのですが...
写真左側、セット中のオハフ50が1両、ライトユニットと検査表記等が省略されているので模型上は実質中間車、なので3分割は考えていません。
これだけ色々あるとサボをどうしよう?となるのですが、折衷案で”秋田”行自作インクジェット出力シールを作って貼りました。奥羽、羽越、男鹿線全てあり得る行先なので。
私の知る頃は福島発秋田行直通は無かったですけどね(上りは1本あったかな?)。
自作テープLED室内灯入れは残り90両になりました。
数えたら対象車は470両程居ましたので8割方終わったことになります。
50系は(51形も含め)25両在籍中18両終了、あとは盛岡車7両を残しています。
この先もサボ入れなど、他の整備と共に進めたいと思っています。
何故既に入っている室内灯を全部取り替えるのか?は、
■集電銅板の形状や位置を工夫することで、シースルー化出来る
(窓から室内灯ユニットや導光板が見えるようなことを無くせる)
■軽量化できる
(オハフ50は逆にウェイトUpしていますが、重量級長編成に軽量化はメリット)
■少ない消費電力で明るく照らせる
■カメラ搭載車すれ違い時など、ユニットの入っている車端部が強く光る違和感が無い
これだけのメリットがあるからです。
特に消費電力について..
これまで入っていたKATO純正LED室内灯クリア(11-211)の消費電力は10mAほど、
50系ということで少し暗めの設定ですが(2kΩ抵抗接続)、消費電力は2mAに満たない..
5分の1以下です。
(注意 DCC交流電流値の測定です。通常のパワーパック仕様とは異なります。)
それでも奥の自作化後の方が手前の未改造車より明るい感じ..
この話は約1年前にも”室内灯の消費電力”で書いているのですが、LED室内灯クリアが最も消費電力大、1世代前など他のものもありますが暗く感じるのと、それでもテープLEDより電流値は大きい..
1両ではmA単位の話ですが、400両以上が線路に乗っているとバカになりません。
なのでせっせと自作化を進めている次第です。この先も続きますが、終了までお付き合いいただければと思います。(まだ難関の編成が残っています 汗)
最後までご覧いただきありがとうございました。