豊川稲荷駅 ~祝完成 豊川稲荷新駅舎~
名古屋鉄道豊川線の豊川稲荷駅は、1954年(昭和29年)12月に新豊川駅として開業しました。
翌年の1955年(昭和30年)5月には現在の豊川稲荷駅に改称されています。
豊川稲荷駅は駅スタンプの常設駅ではないのですが、今年の8月の新駅舎完成により記念スタンプが設置されるとのことでしたので、新可児駅から豊川稲荷駅へ向かい押印してきました。
駅スタンプに描かれているのは、名鉄最新鋭の9500系列車と、豊川市宣伝部長の「いなりん」です。
新駅舎完成の記念スタンプなので、てっきり駅舎のデザインかと思っていたのですが・・・
駅名の通り豊川稲荷の最寄り駅なのですが、豊川稲荷駅開業前の名鉄は、名古屋本線の伊奈駅から国鉄飯田線の豊川駅へ乗り入れていました。この運行形態は戦前から行なわれていましたが、輸送力増強のため名鉄が豊川市内線を延伸し、国鉄豊川駅に寄り添うように設置したのが豊川稲荷駅です。
スタンプを押印してホームへ戻ると、ちょうど飯田線の列車が豊川駅を出発していくところでした。
飯田線の豊川駅のスタンプ → こちら
豊川稲荷駅が終点の豊川線は、もともと戦時中の軍需輸送で建設された豊川市内線がルーツです。そのため、現在でも法規上は軌道線ですが、名古屋本線からの直通列車が走り、全線専用軌道で鉄道線と変わらない路線となりました。
軍需輸送のため路線から参詣輸送へ転換した路線と言えます。
このスタンプは2020年9月20日に押印しました。
スタンプの設置は12月6日までのようです。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックをお願いします。