■駅舎
長崎本線の肥前七浦(ひぜんななうら)駅は、佐賀県鹿島市にある木造駅舎が印象的な駅。
 
窓の部分が、サッシに置き換えられているものの、木の感じそのままの外壁などが、いい雰囲気を醸し出しています👍
 

 
いい雰囲気なのは駅舎だけでなく、駅舎の隣にある便所も同じテイスト。
トイレではなく便所という呼び方の方がしっくりくる感じです💦
(内部のレポートは自粛します)
 
 
 
気を取り直して、駅の正面です。
 
駅名看板の漢字の部分は明朝体で、見慣れない感じがします。
 
入口上に、しめ縄飾りがありますが、お正月飾りがそのまま残されているのか、それともこの地域独特の風習があるのか?
いずれにしても、駅が大事にされていることの証でしょう😄
 
 
入口左のベニヤ板の部分には、何か案内が貼ってあったようですね。
 
建物財産標によると、1933(昭和8)年築。
木造駅舎を巡っていると、こんな部分をチェックする習慣がついてしまいました🙄
 
 
 
■駅舎内
待合室に一歩入ると、鉄製の改札口と、ホームに続く階段、その先にある駅名標が何とも絵になります。
 
右側にある造り付けのベンチもいい味出しています。
 
 
出札口の内側、事務室部分は地域のコミュニティスペースに改装されており、掃除が行き届いているのか、きれいに保たれています🌼
 
 
大きく貼られている書は、「有明月夜」という歌の歌詞。
この歌の1番に「肥前七浦、木造りの駅~」という部分があるのです🎵
 
 
コミュニティスペースの右奥、ホーム寄りの場所はカウンター席になっています。
西陽が強いですが、トレインビューな勉強スペースって感じでしょうか。
 
学生の頃、こんな環境で勉強したかったです🙌
 
 
出札口を内側から見てみます。
駅員さんごっこをやりたくなりますね😁
 
 
「はやぶさこまちは、いっそのこと住み込みで駅長をやったら?」なんて言っているのは誰ですか?
 
とは言うものの、本人、まんざらでもありませんが、、、(笑)
 
 
■ホーム
ホームへは、数段の階段を上がります。
 
 
ホームは対向式の2面2線。
こちらは鳥栖方を眺めた様子です。
 
 
実はこの駅、有明海まで200mほどの場所に位置していて!ホームからは見にくいですが、跨線橋の上からは有明海の様子を眺めることができます。
 
また、この駅から徒歩10分ほどのところにある「道の駅鹿島」では、毎年6月に有明海の干潟を利用した泥んこ運動会「ガタリンピック」が行われています。
時期があえば、ぜひ参加見学してみたいです。
 
 
こちらは、長崎方を眺めた様子です。
奥のホームには、かさ上げしていない部分がありますね。
 
 
 
■駅名標
上の写真(上りホーム)には、JR九州オリジナルの駅名標が写っていますが、下りホームには国鉄式駅名標が残されています。
 
だいぶ文字が薄くなっていますね😧
 
 
両隣の駅も含め、全て「肥前~」という駅名ですが、長崎本線のこの区間は「肥前~」という駅名が7つも続くことで知られています。
 
順番に挙げていくと、
肥前山口、肥前白石、肥前竜王、肥前鹿島、肥前浜、肥前七浦、肥前飯田となります。
 
 
それではまたどこかの駅で👋
 

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