忍者の里で余生を送っていた駅舎 草津線・甲賀駅 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は,都道府県別に駅紹介をしています。

滋賀県の駅をご紹介中,JR西日本の草津線の駅を旅します。

本日は最終回です。

 

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では,最後までごゆっくり!

 

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滋賀の駅をぐるり、最後の駅は草津線をちょっと戻って甲賀駅のご紹介です。
ほぼ夜間の撮影になってしまって、残念だった駅です。
アップしようかどうか迷ったのですが,忍者で知名度が高い駅なのでご紹介することにしました。
 
現在は、甲賀市となっていますが、訪問当時は合併前で甲賀町だった頃です。
合併後の自治体の名称ってもめたりすることもあるそうですが,滋賀県内では「米原」や「甲賀」など全国的に有名な名称は,そのまま新しい自治体の名称に使うことになったのですね。
 
構内は相対式の2面2線、こちらも新駅舎の建築前の頃の撮影です。
街も駅も1世代前になってしまいました。
 
夜間なので写真はあまりありません。
年末の押し迫った時期の訪問で、列車を降りたのは、このお二人だけでした。
オウチに帰ったら,お母さんが作ったご飯が待ってるような雰囲気です。
街頭に2人の長い影が伸びていました,
 
甲賀といえば忍者ですが、現在の駅舎が忍者の隠し絵があったりするのとは対照的に、当時の甲賀駅は,駅前にちょっとだけ忍者をアピールしているだけでした。
ボードにある「鹿深」というのは、古代この辺りを治めていた豪族の氏で,その名称が後に「かふか→こうか」に転じたとされています。
 
旧駅舎です。
薄暗い灯に浮かび上がる木造駅舎はとても美しく、かつ、寂しげでした。
もう、余生は長くないと悟っていたのかもしれません。
 
「滋賀の駅をぐるり」今回で最終回です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
(平成15年12月訪問)
 
ひまわり滋賀の駅をぐるりひまわり