模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回はTOMIX製「EF64-1000」(旧製品)の話。

 

一時的ですが、デジカメを購入したあと撮り鉄をしていた時期があり、その時に知り合った「ほりぽん氏」と一緒に、都内にあるとある模型店を教えて貰った。

そのお店で、2製品を購入することになるのですが、その時に見つけたのが、TOMIXの旧製品でした。

じつはこの時期(2009年6月頃)には、TOMIX製のEF64-1000はモデルチェンジ前で、お店で見かけることは無く初めて見かけた製品でもあった。

そのため、「見せて貰おうか、旧製品の実力とやらを!」なんてことを思いながら、入線させてみることになった。

 

見た目からして、かなり古い製品なのですが、一応ファインスケール(正確なサイズ)だと思われる。

この頃「EF64-1000」と言えば、KATO製の独占市場であったため、旧製品でもチェックしてみたくなるのは、今でも同じ。自宅にある「ケイブンシャ大百科」には、昭和58年(1983年)発刊の「鉄道模型テクニック大百科」には掲載されているので、その頃の物だと思われる。

当時カプラーは、前後のスカートに取り付けられている現行タイプでは無く、台車から出してくる(模型の)電車等と同じ方式を取っていたため、スカートの開口部は大きい。

同時期のKATO製も「首振りスカート」と言われるカーブでスカートが曲がる、面白い方式を取っていたので、模型メーカーも苦戦していた時期だと思われます。

 

一つ謎なのが、「黄色いナンバープレート」(エッチング製)で、こういう時期が実車に有ったのか、それとも当時の塗装技術の(仕様)限界だったのかは、わかりません。

 

【037】EF64-1000「1016号機」

メーカー:TOMIX製

導入時期:2009年6月(中古)

形式:EF64形1000番台

両数:1両

 

●導入経緯

値段も手頃だったのと、当時TOMIX製機関車が大半だったため、旧製品とわかっていて購入。

現行仕様化改造も検討したが、そのままの形状を維持する「動体保存機」として、残すことに残す事にしました。

 

EF64-1000は、どうみても0番台と形状や長さが違います。

これは、赤字続きの国鉄時代に新形式を作ると、労働組合から反発を食らうために、「あえて1000番台とした」という経緯があったようです。

 

今回は、動作確認のための定期試運転(機械は動かした方が調子良い)が目的のため、短いレール運搬として、走らせてみました。

 

当時の在籍数。

165系 6両/183系 9両

72系 4両/103系 3両/201系 6両/205系 25両/209系 28両/E233系 16両

C62 1両

EF15 2両/EF64-0 1両/EF64-1000 2両/EF65-500 1両/EF65-1000 1両/DD51 1両

ホキ2500 6両/ホキ9500 18両/タキ35000 8両/コキ10000系 12両/ワム90000 10両

ヨ5000 1両/ワフ29000 1両/戦闘車 1両

10系客車 9両/20系客車 7両

事業用車 クモヤ145 1両/クモヤ143 1両

外国形機関車 1両/客車 2両/貨車 2両

合計 186両

 

平成以前の昭和時代の設計品ですが、まだまだ元気に動くことは、嬉しいですね。

 

以上「TOMIX製EF64-1000の旧製品」でした。

 

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