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「日本列島鉄道縦断ツアー」最終日 その②

前回、念願のJR西日本500系に わずか17分間ながらも乗車でき、最高のスタートを切ることができた鉄子の父。

この勢いで西大山駅まで突っ走ることができるのでしょうか!?

 

 ■ 二本目:つばめ313号 

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本日二本目の乗車は、つばめ313号です。

外観はこちら。九州新幹線の専用車両ですので、JR西日本JR九州の境界駅である博多駅より東の山陽新幹線区間で運行されることはありません。

従いまして、その意味では鉄子の父にとって700系ひかりレールスターや500系よりも乗ることが難しい車両と言えますね。

 

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↑の写真から見えるだけで、1,2,3か所につばめがデザインされています。3日間に渡り、JR北海道JR東日本JR西日本、そしてJR九州の新幹線を乗り継いで来ましたが、各社特徴のあるデザインを採用しており、細かい部分でアクセントを利かせた様子を垣間見ることができました。


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こちらは車番号です。JRの文字はJR九州のコーポレートカラー赤で、JR九州800系である事が分かります。


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そして↓は車内の様子。普通車ながら2✖2シートで、前後のシート間隔も広く、ゆったりと乗車することができました。しかし、シートのデザイン、とってもお洒落ですね~


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↓は日よけですが、すだれになってます。こんなところにも細かなデザインの拘りが。このように見てみると、800系新幹線車内のテーマは『和』なのですかね?


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さて、小倉駅から乗車したこだま号は17分間乗車のため、とてもお弁当を食べる時間がありませんでしたが、このつばめ号は50分の乗車時間があり、ここで朝食タイムとなります。

ここまでのお弁当は、稚内幕の内弁当 → 高崎鳥めし、でしたが、本日はどんなお弁当に出会えるのでしょうか?

正解は、こちらです!


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ん?『牛タン辛子めんたい弁当』!? 辛子めんたいは分かりますが、なぜに牛タン?

早速中身を観察してみますと・・・

 

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牛タン4枚と、マルっと丸ごとめんたいこ、更に錦糸卵がぎっしり敷き詰められていますね。まさか博多に来て牛タン弁当を食べられるとは思いませんでした。

具がたくさん入っているので、もう少しご飯が欲しかったですが、牛タンとめんたいこのコラボレーションは最高です!ごちそうさまでした。

 

そして、添乗員さんに聞いてみました。「なぜこのお弁当をセレクトしたのですか?」

返ってきた答えは、「お客様にサプライズを与えたいので!」とのことでした。高崎鳥めしの時もそうでしたが、お弁当一つのセレクトまでこの気の配り様、おみそれしました。

 

ちなみに、ツアー一行の中にお一人だけ、「めんたいこは苦手」という方がいました。もちろん、添乗員はそんなケースも織り込み済みです。添乗員二人分の『かしわめし弁当』を用意しており、この弁当をその方に渡しておりました。

普通に考えると、全員が無難に食べられるお弁当を選びがちですが、お客様の満足度を最優先に考えチャレンジングな選択をした上で、何かあった際のフォロー案もしっかり用意しておく。これって私自身の仕事にも繋がる事だな、と、『かしわめし弁当』のやり取りを横目に見つつ感じた鉄子の父なのでした。

 

また、二つ上の写真撮影の際に、「私のお弁当も並べて撮りますか?」と声を掛けてくれたお隣さん。なんと札幌からの参加だそうです。

今回は関東圏を始め、札幌・仙台・小倉、更には沖縄!からの参加者もいらっしゃいました。これって、当ツアーが稚内集合、鹿児島中央解散だからできることなんですね。

もし東京発着だとすると、札幌・小倉・沖縄から参加しようと考えるでしょうか?考えないと思います。

 

添乗員曰く、「Gotoトラベルが適用されることもあり、日本全国どこからでも参加して欲しい、そして、稚内までの往路、鹿児島からの復路も含めて旅を楽しんで欲しい」との思いから現地集合現地解散に決めたとの事でした。

 

今回のツアーへの細かな気配りには、初日から都度都度感心してきましたが、この話を聞いて、あー、また小田急トラベルの鉄道旅行に参加したいな!と新たな決意を胸に秘めた鉄子の父なのでした。