東海・西日本のJR2階建てバスが「梯団走行」 金沢の車庫見学ツアー、きょう受付開始



JR東海バスと西日本JRバスは10月31日、西日本JRバス金沢営業所の見学ツアーを共同で実施する。名古屋発と大阪発のツアーを両社がそれぞれ企画。行程の途中で合流し、両社のバスが並んで走る。きょう9月24日から申込みを受け付ける。

西日本JRバスのツアーPRイメージ。【画像:西日本JRバス】

JR東海バスが企画した名古屋発ツアーは、名古屋駅を8時00分に出発。西日本JRバスが企画したツアーは、大阪シティエアターミナル(OCAT)に7時集合となる。車両は両社が保有する三菱ふそうの2階建てバス「エアロキング」を使用する。

賤ヶ岳サービスエリアで両社のバスが合流し、2台の「エアロキング」が北陸自動車道を並んで走る「梯団(ていだん)走行」を行う。JR東海バスのエアロキングは通常、東京~名古屋間で運行されている車両。西日本JRバスの「エアロキング」も、通常は東京~京阪神線の「プレミアムドリーム号」で使用されており、北陸自動車道を走るのは珍しい。

金沢に到着後、昨年2019年に移転した西日本JRバス金沢営業所で、バスの見学・撮影会を実施する。展示車両について、西日本JRバスは「当日までお楽しみに」としている。

旅行代金は両コースとも2万円から。大阪発は片道のみのコース(1万8000円)もある。いずれも「Go Toトラベル」対象商品で、実質的な支払額は1万3000円(大阪発片道コースは1万1700円)だ。

定員は各コース約20人。9月24日の15時からウェブ限定で申込みを受け付ける。