9月6日(日)

午前中はヨンマルや特急列車にちょこちょこ乗って長万部駅までやってきました。

 

大多数の列車はここから洞爺方面の室蘭本線へ行きますが、今日はさらに函館本線を進みます。

長万部からの函館本線は通称:山線と呼ばれ、室蘭本線開業前は札幌~函館連絡のメインルートでした。

今となっては定期の優等列車は海側の室蘭本線を経由し、山線の定期列車は普通列車のみ、特に長万部~倶知安間を直通する列車は上下合わせて9本のみになってしまいました。

ニセコなどのリゾート地を抱えているため、蘭越から小樽方面はもう少し本数があります。

 

そしてJR北海道の新型車両、H100形が今改正から山線で運転を開始しました。

 

長万部(13:18)~函館本線~倶知安(14:58)

H100形気動車はJR東日本が導入したGV-E400形に酷寒地対策を施した車両で、「DECMO」の愛称が付けられています。

 

 

 

 

長万部駅を出るとすぐに山の中に入って行き、携帯の電波も届きにくいような状態に。

 

ニセコ駅で乗客が増え、倶知安駅に到着。

 

(H100-4 2943D)

 

 

この倶知安にも新幹線駅ができる予定で、この駅舎も立て直される予定だそうです。

 

倶知安(15:18)~函館本線~余市(16:03)

小樽からの列車の折り返し。

量産先行車のH100-1と2のコンビでした。

 

 

 

量産先行車は側面に「H100」のスリットが入っているのが量産車との違いです。

 

 

 

列車はたくさんの乗客を乗せて出発。

山の中を突き進み、遠くに海が見えてきたところで余市駅に到着。

 

(H100-1+2 1945D)

 

余市駅は比較的大きな駅で、結構な人数が乗降していました。

 

 

余市駅の目の前にはニッカウヰスキーの工場があります。

連続テレビ小説「マッサン」の舞台になった地です。

 

 

結局同じ列車に乗ることになるので、然別(しかりべつ)行きの列車で戻ります。

 

余市(16:16)~函館本線~然別(16:26)

1両編成でした。

 

 

2駅、10分で終点の然別駅に到着。

 

(H100-5 1948D)

 

始発、終着の列車が何本か設定されている然別駅ですが、小さな駅舎があるだけで周りには何もない駅でした。

 

 

 

H100形はトイレが大型化されたうえ、混雑対策でボックスシートが2+1列となっているので特に着席定員がキハ40やキハ150に比べて減少しています。

多客期にはいささか厳しいのではと思ってしまいます。

 

 

 

 

然別(16:36)~函館本線~小樽(17:12)

ガラガラで出発して列車ですが、やはり余市駅からは大方座席が埋まるほど乗ってきました。

余市から30分ほど走り、小樽駅に到着。

 

(H100-5 1947D)

 

小樽駅といえば石原裕次郎、ということで写真を撮っている人もちらほらいました。

 

 

さらに4番線には「裕次郎ホーム」の愛称がついており、ホーム番号の4はヨットを模したものになっています。

その下は北一硝子から寄贈されたランプで、小樽駅に333燈あるそうです。

 

 

小樽(17:30)~函館本線~札幌(18:07)

ここから乗車するのは「快速エアポート182号」で、プチ贅沢をしてuシートに乗車しました。

やってきたのは733系。

 

 

小樽駅を出た列車は、しばらくすると石狩湾沿いの区間に出ます。

 

 

函館本線を乗り継いできた今日の旅も札幌駅で終了です。

 

(733系B-3110+B-3210編成 3950M)

 

今日の晩ごはんは長万部駅の名物駅弁、「かなやのかにめし」です。

長万部駅で買っておきましたニヤリ

 

 

ご覧いただきありがとうございました。