【2023年最新】「Osaka PiTaPa」と「PiTaPa」の違いとは?

【2023年最新】「Osaka PiTaPa」と「PiTaPa」の違いとは?

 

結論からいうと、殆ど同じです。

 

 

PiTaPa(ピタパ)はスルッとKANSAIが発行するPiTaPaカードの名前です。

Osaka PiTaPa(大阪ピタパ)は、大阪メトロが発行するPiTaPaカードの名前

 

 

(ベーシック)PiTaPa スルッとKANSAIが発行する一般的なPiTaPaカード

Osaka PiTaPa 大阪メトロが発行するPiTaPaカード

 

この他、近鉄が発行するカードは「KIPS PiTaPa」、京阪が発行するカードは「e-kenet PiTaPa

……というように、鉄道会社別に独自の名前や特典をつけて発行したPiTaPaカードがあります。

 

 

同じポイント

Osaka PiTaPaとPiTaPaには、次の共通点があります。

 

どちらも同じPiTaPaカード。関西私鉄やJR西日本を後払いで乗車できる。

どちらもマイスタイルなど割引制度を受けられる

 

よく勘違いされている方が多いのですが、大阪メトロの乗車料金割引サービスである「マイスタイル」「フリースタイル」などの制度は、Osaka PiTaPaでなくとも適用が可能です。

 

他の解説サイトでもよく間違えられているので、改めて強調しておきます。

 

 

 

異なるポイント

これとは反対にPiTaPaカードにはなく、Osaka PiTaPaにだけある優遇制度としては次のものがあります。

 

・カードを提示すると店舗によっては5~10%程度の割引が受けられる
店舗リストはこちらから

 

…正直、微妙です。

 

 

かつては「Osaka Pointと連携させると、地下鉄・バス乗車時のポイントが0.5%→1%になる」という特典もあったのですが、2021年4月からICOCAや普通のPiTaPaカードでも適用されるようになったので、このメリットはなくなってしまいました。

 

 

Osaka PiTaPaはあまりオススメできない

以前も記事に書きましたが大阪地下鉄マニア歴15年以上の私でも、Osaka PiTaPaは全くメリットがないカードだと感じます。

 

なぜなら…

ポイント還元率が極端に低い

・10万円以上利用しないと持っているだけで維持費を取られる(VISA・Master card)

 

私も過去にVISAカードで利用(画像が当時使っていたのカードです)していたんですが「10万円以上使用しないと維持費がかかる」という誰得要素なルール改訂があり、非常に使いにくいカードとなったことで解約してしまいました。

しかもこの10万円ルールは「交通利用分が算入されず、買い物として使う分のみ」が適用されます。

 

例①:1年の使用額が「地下鉄の乗車に10万円、買い物が10円」の場合
→年会費がかかる

例②:1年の使用学が「地下鉄の乗車に230円、買い物が10万円」の場合
→年会費がかからない

……買い物メインとして使うにはポイント還元率も少なく、ステータス性もないこのカード。どう使えと。

 

 

ですので、当サイトとしては

維持費のかからないクレジットカードにPiTaPaを追加発行させる

・維持費がかからないOsaka PiTaPa LITEカード

をオススメしています。

 

 

 

尚、JCBカードの場合は1度の利用で維持費が無料になります。

しかし、JCBカードは使える場所がちょくちょく非対応の店舗があったりするので別でクレカを作り直さねばならず、その場合、結局二度手間になってしまいます。

 

JCB非対応店舗の例

・サイゼリヤ
・サンディ
・BOOTH
・Fantia
・skeb

…など <その他、非対応店はこちらから

 

総評

当サイトは大阪メトロを鉄道趣味的から見てあれこれ解説するwebサイトですが、今回は検索ワードに「大阪ピタパとピタパの違いは?」というワードで来られる方が多かったことから、その指南ページとしてこれを作りました。

ファンとしては申し訳ないですが、得でないのにお得と書いて嘘をつくと読者さんからの信用に関わるので、ここはハッキリと書かせて頂きます。

皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

 

PiTaPa関係リンク

大阪メトロファンの私がOsaka PiTaPaをオススメしない3つの理由

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