トミックスの72系 | テキトー模型日記

テキトー模型日記

9mm鉄道模型、国鉄型中心のブログです。

 大変ご無沙汰しております。
 この7月に妻が入院したことと今年の猛暑で模型どころではなくなり、この間に上がったスキルは料理と炊事洗濯だけという状況で、ブログのアップのしようがありませんでした。

 この間、手は全く動いていなかったのですが、注文した模型はいろいろ届いています。
 その中の一つがリニューアルになったトミックスの72・73系。
 細かく見ていきましょう。



 基本的にはベストセラーとなったリニューアル前の製品と大差はありませんが、今回の製品からはドア窓が全てHゴムになった形態になっています。旧63グループではドア窓全部が白Hゴムプレスドアといった形態もなかなかいないので、こだわる向きには手放しに歓迎できないところです。
 旧プレスに戻す方がハードルが高くなるので、旧製品のドアは大事にしないといけません。

 

 正面は新型のTNカプラーで下回りが締まっているほか、ライトユニットが新型になったため、今回から運転席表現がついてグレードが上がっています。
 また運行表示窓も別パーツになっています


 今回のもう一つの目玉はライト。
 今回のリニューアルで向こう側が抜けて、ライトステーも表現されています。
 ステーが金属製に比べれば太めの表現ですが、私はこれは積極的に評価したいと思います。

 実は今回のリニューアル製品購入予定はなかったのですが、買うきっかけとなったのがこれ



 正面サボ受けは製品化予告にあったので驚きませんでしたが、運行表示のほかにクモハ73全金やクハ79920用の方向幕も含まれています。
 行き先も基本と増結で内容が異なり、基本が鶴見、桜木町、東十条、増結が大宮、蒲田、磯子、八王子となっています。
 今回製品の構成が5M3Tの京浜東北線仕様だったので、行き先が京浜東北線関連なのは予想していましたが、八王子⇄磯子が入っているのは感激です。
 ただ残念なことに、増結セットの行き先は1両分しか入っていないので、八王子⇄磯子の前サボが2枚欲しいとなると、増結を2セット買わないといけません。
 またクモハ全金やクハ79920の行先表示も既存製品と交換することも考えられますが、今回の製品はライトユニットをはじめ、ライト周りが既製品の構成とは一新されているので、鶴見線セット等のリニューアルを待った方がいいかもしれません。
 分解するとわかりますが、新しいライトユニットは、方向幕の点灯化も見据えた設計になっているので、いつか全金クモハもクハ79920もリニューアルされると思います。

 インレタも基本と増結セットで内容が変えてあり、基本セットのサハの番号は、今回から全部300番代になりました。
 中にはクモハ73025とかクハ79386とかサハ78009とか横浜線ゆかりの番号も入ってました。
 地味にATS標記とか乗務員室なんかも入ってます。

 今回のリニューアル製品、まだまだトミックスは72系のバリエーション展開も考えてます。というメッセージとして受け止めましたが、実際のところどうなんでしょうか?
 しつこいですがモハ72500番代やサハ78オリジナル車、クモハ73600番代よろしくお願いします。

 本日もご覧いただきましてありがとうございました。