9/20と21の2日間で息子と栃木〜群馬に車中泊の小旅行に行って来ました。非鉄な息子ながらも、とりあえずはまだ何処にでも付いてくるので、それを良いことに今回は少し鉄分も取り入れてみました。
息子との車中泊も7月に茨城方面へ出かけ、かなり楽しかった様で今回は2回目。今後もシリーズ化しそうです。
1日目は栃木県内にいくつか立ち寄り、宇都宮市内の道の駅で夜を過ごした後に朝、少し早めに動き、日光市へ。いろは坂を登って戦場ヶ原にて朝の散策を。気温も14°Cと、秋を肌で感じます(^^)
その後、足尾銅山に向かい、採掘現場跡の観光を。
足尾地域と群馬県桐生市を結ぶ為に敷かれた足尾線はJRに継承された後、すぐに「わたらせ渓谷鐵道」に経営を引き継ぎ、再スタートします。
今回は足尾銅山からの帰り道がまさに「わ鐵」と並走するのもあり、神戸駅(ごうどえき)に立ち寄ってみました。
WKT-510形(521)
緩やかなカーブの途中にある無人駅。跨線橋から撮影。ここは紅葉シーズンは最高だろうなぁ。
コンクリ枕木が置いてあり、少し違和感がありますが良い雰囲気です。
駅舎。苔むす屋根も、駅票もGOOD!(駅名はGODO)
いくつかある駅の中でこの駅に立ち寄るのを決めた理由は構内にある…ココ!
「レストラン清流」です。
このレストランは神戸駅構内、まさに上りホームにそのまま、あの東武の名車、1720系デラックスロマンスカーの中間車2両を使った列車レストランなのです。
模型ですが、左が東武DRCです。
ちなみに、車体は1724と1725の2両で、いずれもDRC第1編成の4号車、5号車となります。この編成の先頭1号車は東武博物館、日光方先頭車1726はさいたま市の岩槻公園へと、それぞれ保存展示されています。
車体を覆う屋根もありませんが、定期的に補修されているのか、なかなか車両状態は良いです。
中に入ってみます。店の入り口は2両の間にある普通の建物で、厨房と売店があります。向かって左側の車両で食事をとります。右側の車両は団体予約専用となっていて、入ることは出来ませんでした。
テーブル撤去以外はほぼオリジナルと思われる室内。食堂にする為に設置したテーブルを置いても余裕のシートピッチ!恐るべし(^^)
さすが、かつて国鉄との日光観光輸送バトルを余裕で制した車両です。
今回頂いたのは
「わ鐵」特製「やまと豚弁当」‼️
オマケの特製手ぬぐい付きでした。ヤッタネ!
醤油おろしダレがかかり美味です。
カーテンは撤去されていましたが、このカーテンを結ぶやつ(名前判らない!)だけは、所定の位置に(笑)
現役時代から様々な乗客を眺めていたのでしょうか。
特急「けごん」乗車気分です。「まもなく東武日光〜」みたいなアナウンスを脳内再生(^^)
弁当とDRC気分を楽しんだら、今度は「トロッコわたらせ渓谷3号」を出迎えにホームに戻ります。
定刻でやって来ました〜。
DE10-1678が牽引。国鉄オリジナル色でした。
もう1機あるDE10は「わ鐵」オリジナル塗装との事です。
シルバーウィークのため、満員です。トロッコ部分は乗客たちのテンションが外に伝わって来ます。
普通列車と交換。
沿線撮影は息子も居ましたのでしませんでしたが、久しぶりにリアル列車を撮影しました(^^)
オマケで…
1日目に見学した「栃木県こども総合科学館」
その敷地の奥の方にコレが!
東武ED5067
貸し出し自転車ゾーンにあり、中にも入れます。
元の車体色は茶色だったと思います。
運転台。ノッチも動かせます。
内部機器。なかなか見応えがあります。
屋外にはH2ロケットの実物大レプリカが。かなり迫力がありました。
この博物館はTOMIXの工場のある壬生町の「おもちゃのまち」に程近い場所にあります。小学生はもちろん、大人もかなり楽しめるスポットでおすすめです。
また次回の車中泊旅がありましたらまた少し鉄を絡めていこうと思います\(^-^)/