長野県内に眠るもと富士急行日野BT71。
何故かフォグランプがあった場所が切り取られていますガーンナゼー
近年、廃バス探しをされる方も増えて、なんと四駆道楽専門誌"CURIOUS"のスピンオフ冊子"廃バス見聞録3"の12ページにこの地へやってきた頃に撮影した写真が掲載されていましたラブ

http://www.w-m-g.jp/curious/zine.html

やはりこの車輌も東芝製コーナリングライト付フォグランプを使用していたようです。因みにバンパーはトラック用(三菱ふそうFK?)に換装しています。
山梨県内のもと富士急行日野BT71の写真を改めて確認すると…

やはり
東芝製コーナリングライト付フォグランプが付けられています。バンパーも上下リブの付くスタイルは…
富士急行(社番不詳)
日野RB10(年式不詳)
富士市西久保
1997年3月25日
日野RB10が装着していたバンパーと酷似しています。日野BT71に比べて車体幅が異なるので大きく見えますが、こちらの方が全国的にはよく知られている"顔"です。前にも掲載した写真ですがこのクルマにも、あのフォグランプが使用されています。
富士急行(C2859)
静岡2あ・366
日野RB10(1967)
静岡県内
2006年5月16日
既に解体されてしまいましたが、川崎航空機架装日野RB10です。1958年〜1965年までいすゞ車に供給された川崎航空機車体は他メーカーへはKBX車体へ移行した1965年以降も3年程度はこの型遅れの車体が供給されていました。

やはりこの車輌も東芝製コーナリングライト付フォグランプが付いています。


他メーカーの場合は連続3枚窓ではなく2枚窓ですが、このクルマは3枚窓です。三連テールランプのため、中扉を増設したもと貸切車かも知れません。
富士急行(C2850)
静岡2あ・999
日野RE100(1968年)
山梨県内
2006年5月16日
日野RB系からのモデルチェンジにより、川崎航空機から供給される車体もKBX車体となり、日野車らしく純正車のヘッドライトを装着しています。
やはりこのクルマにも東芝製コーナリングライト付フォグランプを使用されています。山梨交通CCM・CDMのライトは四角いアッセンブリーがセットされていますが、富士急行のもの車体に張り付いているようなものが付いていました。

箱根登山鉄道(BH944)
相模22あ・755
日野RC300P(1969年)
富士宮市根堅
2006年7月25日
箱根登山鉄道バスの廃車体にも、東芝製コーナリングライト付フォグランプが使用されていました。箱根登山鉄道のバス小田原から箱根、沼津・三島を走ります。急峻な山道を走るため、独自の仕様(側面方向幕の位置など)を使用し、照射角度の関係で丸目4灯化された日野オーバルライトはそのまま使用されていました。


この独自の東芝製コーナリングライト付フォグランプ箱根登山鉄道バスでも使用されていました。全国では余りみたことがないこのライト富士山を囲むこのエリアでは欠かせない仕様だったようです。
バス今回の廃バスバス
⑧⑨富士急行(C2859)
静岡2あ・366
日野RB10(1967)
静岡県内
⑨⓪富士急行(C2850)
静岡2あ・999
日野RE100(1968年)
山梨県内
⑨①箱根登山鉄道(BH944)
相模22あ・755
日野RC300P(1969年)
富士宮市根堅