オレンジフェリーが多客で窓口で人が捌き切れず、ロビーに長い行列が。45分程並んで22:30頃に受付が終わりました。
いざ船へ!

今治へのバスの乗車整理券も貰います。


船は「おれんじ おおさか」です。

部屋に入る前に、真っ先にお風呂に入りました。
中は大浴場です、もちろん誰もマスクしてないので人の多いときは利用を避けるのが無難かもです。


部屋はシングル。
この部屋…ではありません。

扉を開けた先には、内鍵しか掛からなくて廊下の音が丸聞こえな個室(?)が。

中はこんな感じです。
先述の通り防音がなってないし、内側すぎて電波が入らないので寝るとき以外は部屋の外で過ごした方がいいかもです。歯ブラシとバスタオルは別途船内の自販機で買う必要があります。
予算に余裕がある方は是非デラックスシングルを予約されることをお勧めします。バスタオルと歯ブラシもついてくるし。


船内モニターでは船の位置が確認できます。また画面が切り替わると朝食の案内になったりします。

(この辺りで1日目が終了しています)
甲板に出て風を浴びます。気持ちいいですね。

須磨あたりは街明かりが無いので、電車が走るとすぐ分かります。時間的に神戸23:23発快速姫路行きっぽいですね。221系6両編成でしょうか。
このほか、山陽の普通車がすれ違っていたのも見えました。

出港から1時間45分くらいで明石海峡大橋が近づきます。定刻運行であっても23:45なので、23:30の減光より後になります。(減光でももちろん部屋内の電気は付きます)

朝5時半にフェリー全体に音楽と放送が流れます。
それから準備しても遅くないでしょう。

この日は到着が約15分遅れたので、放送から入港までの時間が若干長くなりました。

なので再び甲板に上がりました。

いいですねぇ。朝の空気は特においしいです。

船内はこのような階段があります。
この日は遅れのため東予港に6:11(11分遅れ)に到着。

多客のためか、6:20に出発する定期の今治行きバスとは別に、6:17頃に今治行き直行の臨時バスを出してました。
それに乗って出発。時間が決まってるわけではなく、定員の半分に達したから出発という感じでした。

バスは6:49今治着。
大阪南港を40分ほど延発したのに、今治駅には15分ほど早く着くことになりましたww
ラッキーです。

朝の今治駅。


そして窓口で「四国満喫きっぷスペシャル」(以下「スペシャル」は省略、8000円)を購入。JR四国と土佐くろしお鉄道と阿佐海岸鉄道とJR四国バスの路線バスが全線乗り放題です。
いままでの「若者限定四国フリーきっぷ」「バースデイきっぷ」「四国フリーきっぷ」のどれより安く、また四国満喫きっぷ以外の切符では阿佐海岸鉄道には乗れません。このきっぷは特別な制約もありません。指定席に座れないくらいかな?

早速その切符を握りしめ、今治7:11発特急いしづち101号に乗車。8000系5両編成(アンパンマン列車)
松山7:58着。到着前のアナウンスで、アンパンマン列車だからアンパンマンが自動放送で喋るんですけど…
「それじゃ、いってらっしゃーい!」って言われて何かとても不思議な気持ちになりました。

そして、朝はやることがないので松山駅をフラフラしていると、発車標に「伊予灘ものがたり」の文字が。

お、と思う私に悪魔の囁き。「もしかして、席空いてるんじゃない?」


私「すんません、今日今から出る、伊予灘ものがたりの席って空いてますか?1人です。」
窓口の駅員さん「えーと、(激早マルス操作)空いてますね。」
私「それは相席ですか?」
駅員さん「いや、海向きの1人掛けです」
私「それ取ってください」

私が「それ取ってください」と言った時の、「い」の時点で駅員さんはすでにマルスを操作し発券していました。早すぎる。すげぇ。

というわけで無事「伊予灘ものがたり」の座席をゲット。料金としては普通・快速列車グリーン車指定席という扱いっぽいです。1000円でした。
四国満喫きっぷでは特急・普通(・快速)列車の普通車自由席にしか乗車できないのですが、特急列車の場合は特急&指定料金、普通(・快速)列車の場合は指定料金を払えば指定席/グリーン席に座ることができます。伊予灘ものがたりは普通列車の全車グリーン席指定席扱いですから、グリーン席指定席料金のみを払ったわけです。

次回は伊予灘ものがたり乗車後、宇和島から宿毛行きバスに乗って特急あしずりに乗ります。
ご覧頂きありがとうございました。