若手おいさんの日記

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200920_豊肥本線

 記事の順番が前後するが、9月20日の撮影記録である。日豊線で451号機の牽く4075レを撮った後は、前日に続いて豊肥本線へと繰り出した。

 豊肥本線には何度か撮影に訪れたことはあるが、そんなに撮影ポイントを把握しているわけではない。実家からも比較的遠いところを走っていたので、中高生時分に自転車でロケハンをする機会もあまりなかった。というのも、当時は寝台特急『富士』や久大線の「トロQ」がまだ現役で、そちらをメインターゲットに活動していたため、豊肥線は自然と後回しになってしまっていた、という理由がある。

 今回探索したのは竹中~菅尾の沿線である。豊肥線は、大分を出て中判田までは主要な国道に近い場所を走るのだが、そこから先になると国道10号線との間に大野川を挟むようになり、沿線の景色も川沿いのそれに変化する。その雰囲気は球磨川沿いを走る肥薩線に似通っている。

 上戸次の橋を渡って線路沿いの道をひたすら進んでいくと、犬飼を少し過ぎたあたりで、トラス構造を備えた赤い鉄橋を見つけた。これを渡る列車を、まずは少し離れた場所から望んでみることにした。

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PENTAX KP + smc PENTAX-M 50mm F1.7

F7.1 1/500 ISO-400

 最近、JR四国の列車を四万十川なんかと絡めて撮りたい欲が私の中で盛り上がっていたのだが、今回のカットでその湧き上がる思いにいくらか応えることができたように思う。この場所をキハ125が走る場面も見てみたい。それは次回の宿題としよう。

 

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F5.6 1/320 ISO-400

 先ほどの鉄橋を縦に覗ける場所も見つけていた。列車が森から森へと移ってくる。この日は曇りがちだったが、太陽光がもっと明るく射し込む日であれば、緑が織りなす光陰のコントラストがより印象的な美しさを演出してくれるだろう。今回の探索では、次につながる知見を得ることができた。

 

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