「日本列島鉄道縦断ツアー」三日目 その⑦
本当に本当に長かったツアー三日目ですが、本投稿が最後になります。
新大阪からの三日目ラストスパート、行ってみましょう!
◼️十一本目:のぞみ57号
えーっと、今日の目的地は小倉駅ですよね?
って事は、博多行きのぞみ57号に乗り続けていれば、最速で小倉駅に到着できるのです。
(ちなみに小倉駅着22:50)
なぜ?なぜに岡山駅で降りるのだ、小田急トラベルさん!? はい、その理由はまた後ほど。
この車両は、JR西日本N700Aですね。先程のひかりはJRの文字がオレンジでしたが、こちらは青なので、JR西日本のコーポレートカラーです。
また、ロゴのAの文字が明らかに大きいです。Aの文字が大きい方が新しいはずですが、2つの違いは謎です。うーむ、添乗員さんに聞いておけば良かった・・・
そして、ツアー一行は岡山駅に到着し、最後の乗り換えに臨むのでした。
ほろ酔いの鉄子の父は、更なるアルコールを求めてコンビニを探した所、ありましたありました。
やはり、どうせならご当地品がいいですよね?これは添乗員さんがお勧めしてくれた一品です。
味の方は、はい、はっさくの果汁が効いて甘酸っぱく美味しかったですよ。
◼️十二本目:ひかり593号
先程、『なぜ岡山駅で降車するのか?』との疑問を投げかけましたが、それは、このJR西日本700系ひかりレールスターという車両に乗りたかったから、に他なりません。
ひかりレールスターとは、新大阪より西側しか走らない、つまり、私のような関東在住の人間には中々乗る機会がない、貴重な車両なのです。
でも待てよ、ひかりレールスターは新大阪駅始発のはず。なぜ岡山駅から乗るのかな?
と、ブログの文章を書きながら疑問に思った鉄子の父は、帰りの福岡空港でフライトを待ちながら時刻表をめくり始めたのでした。
そうしたら、理由が分かりました。↓の時刻表を見てください。
【交通新聞社 2020年9月号全国版コンパス時刻表より】
↑の赤◯箇所に着目してください。
これを見ると、米原駅から乗車したひかり653号は新大阪駅に20:27に到着します。しかし、同時刻にひかり593号は新大阪駅を発車してしまうのです。これでは乗り換えできませんよね?
従って、20:38新大阪駅発のぞみ57号に乗り、11分前に発車したひかり593号を追いかけるのです。
そして、のぞみ57号は岡山駅までにひかり593号を追い抜き、ツアー一行はめでたく岡山駅からひかり593号に乗車する事ができたのでした。
現在、東海道・山陽新幹線の車両は殆どがN700系に置き換えられており、他ではこの700系ひかりレールスターと、明日乗車する500系こだまを残すのみとなってしまいました。
この二つの車両は共に、JR西日本 山陽新幹線管内のみでの運行となっており、私にとって乗車するのが楽しみな列車の一つだったのですよね。
時刻表を駆使して、この二つの乗車プランを立ててくれた小田急トラベル 添乗員さんに、感謝感謝です!!
↑のひかりレールスター車両ですが、指定席車両のみ、2✖️2シートなのです。通常、N700系の普通車指定席、自由席は2✖️3の5列シートですから、グリーン車並みのゆったりシートに揺られ、美味しい缶チューハイを嗜みながら、目的地である小倉までの乗車を楽しんだのでした。
そんなこんなで小倉駅に到着。長い長いツアー三日目が終了し、一行がホテルの部屋に入ったのは日付けが変わる直前でした。
ツアー一行のみなさま、一日おつかれさまでした!