■概要
長崎県諫早市小長井町にある、長崎本線小長井(こながい)駅。
全国に海に近い駅はいくつもありますが、この駅もその中のひとつ🌊
長崎本線の特急「かもめ」に乗車していても最も海に近い車窓が美しい区間です。
 

■駅舎
駅舎が洋風なのは良いとして「ハートフルこながい」と書かれています。
せめて「小長井駅」として、駅としての主張をして欲しかったです😧
 
 
無人駅で、ドアや改札などもなく、駅舎内には、近距離きっぷの自動券売機があるのみ。
 
 
ホーム渡るには、跨線橋を渡らなくてはなりません。
 

わざわざ跨線橋を渡るなんて、普段なら苦痛に感じるところですが、跨線橋から眺める諫早湾の絶景はこの駅のウリでもあります👍️
 
■ホーム
跨線橋を上がって、ホームを見渡します。
期待通りの絶景です!

 
島式ホームの1面2線に加え、工事用車両の留置線が1本あります。
 
 
こんな絶景駅。観光列車でも走らせてたら、間違いなく人気スポットになりそうですが、今のところ「ななつ星in九州」も「36ぷらす3」でも停車の予定はなさそうです🤔
 
線路の先の防波堤には「魚釣り禁止」の看板も。
九州内の架線は交流2万ボルトの電流が流れていますので、釣り竿が架線に触れなかったとしても、感電してしまう恐れがあります。
 
 
対岸には雲仙普賢岳がみえるのですが、今日は雲の中☁️
裾野の方だけ少し見えているので、何となく雰囲気はお分かりいただけますでしょうか。
 
 
青春18きっぷのポスターに使われそうな、国鉄形の駅名標。
ちなみに長崎本線の駅とは言え、この区間は列車本数が非常に少なく、日中は3時間も列車が来ないことも珍しくありません。
通過する、特急「かもめ」の方が本数が多いです。
 
 
留置線には工事用車両。
詳しくはありませんが、線路の保守点検を行う「マルチプルタイタンパー」という車両でしょう。
列車の運行が終わった深夜に活躍する車両なので、動いている姿を目にする機会はなかなかありません。
 
 
ホームから駅舎を眺めます。
 
 
駅前に出てみます。


■列車よりバス?
駅前には国道207号線が通っており、長崎県営バスの路線バスが運行しています。
誰かのいたずらで「八長井駅前」になっていますが、もちろん「小長井駅前」が正当です😁
 
 
小長井駅に停車する列車の本数は少ないですが、こちらの路線バスは1時間に1本程度運行されており、諫早駅にアクセス可能です。
計画的な駅巡りをお考えの方は、列車とバスの併用もご検討ください。
 
次回は、この長崎県営バスのユニークなバス停をご紹介します。