こんにちは。

 

 JR四国ツアー「伊予の大洲(肱川)で船遊び」の最終回です。

 

 概要編はこちら。

 

 

 臥龍山荘、船遊び編はこちら。

 

 

 ④ツアー継続中です。

 

 「大洲城」の麓にある「降船場」で船を降り、大洲城に上がります。

 

 ❸大洲城

 

 

 

 ↑「大洲城」の裏手に上がってきました。

 

 お城の正面に廻っていきますが、 途中、また「予讃線」の線路が見えます。

 

 今度は「宇和海16号」が通過してました。

 ↑何とか撮れました。半分アンパンマン列車ですね。右方向が「伊予大洲駅」です。

 

 

 ↑「大洲城」正面広場です。

 

 大洲城は、明治12年、惜しくも天守が取り壊されてしまいましたが、4棟の櫓は解体を免れ、いずれも国の「重要文化財」に指定されています。

 4層4階の天守は、平成16年に木造で復元されています。

 

 ここで、今回のツアーのテーマ、

 「なぜ、大洲城は伝統と気品を感じさせる正しい復元をされたのか?」ですが、

 

 今の建築法では、木造で復元できるのは、3階建て迄と決まっているらしいです(厳密には3階建てとは明記されていませんが)。でも、大洲城天守は4層4階建てです。では、なぜ4階建てでの完全復元が出来たのでしょうか?

 

 実は、大洲城天守を復元するにあたって、江戸時代の古絵図をはじめ、江戸時代に造られたと思われる天守雛形、明治時代に撮られた古写真などの史料があり、往時の姿を正確に復元できると判断してくれたからだそうです。

 

 ↑「大洲城」看板の裏に書かれています。

 

 ↑江戸時代の古絵図

 

 ↑天守雛形

 

 ↑明治時代の古写真(3方向分)

 

 これらの資料により、基礎から完工迄の史実の考証を重ね、木材の選択・その工法・木組み、また、壁・瓦等外部はもとより、内部に至るまで、当時の技術・工具にこだわって忠実に復元されました。

 

 ↑雛形の模型です。

 

 ↑復元された、天守の内部です。

 

 

 

 ↑復元の模型です。復元金を寄付をすると、自分の人形を置いてくれるそうです。募集即完売したそうです。

 

 天守内部は、ご自分で行って確認してください。

 

↑2020年7月23日より、「大洲城キャッスルステイ」が始まりました。

 

 そうです、「大洲城」天守に泊まれるのです。宿泊場所は天守2階です。

 

 HPの案内分です。 HPは こちら

 当時にタイムスリップしたような気分になれる、歴史そのものに泊まる体験をいただけます。また宿泊だけでなく、1617年の城主、加藤貞泰の入城シーンを再現。幟隊の歓迎から鉄砲隊による祝砲、宿泊者には馬で入城する城主をサポートする影武者の役割を体験していただけます。また、国の重要文化財「臥龍山荘」での殿様御膳を堪能するなど、城主になった気分を体験いただける宿泊企画です。

 

 宿泊料は、2名1泊 1,00,000円(税別)

 1名増える毎に、1名100,000円。最大6名迄。

 

 今回、「キャッスルステイ」の方が入るお風呂を特別に見せて頂きました。

 

 ここからは、「まち歩き」に入ります。

 

 ❹大洲お城下 まち歩き

 

 天守から降りてきたところです。

 

 ↑この1棟全てが、お風呂場です。

 

 ↑内部から浴槽を見たところです。

 

 ↑浴槽です。

 

 ↑浴槽からは、「大洲城」が見られます。

 

 ↑洗面、トイレです。

 

 ↑ソファとテーブルも置かれています。

 

 ここは、「NIPPONIA HOTEL」がやっています。

 

 ここから、近くの「NIPPONIA HOTEL」に向かいます。

 

 ↑フロントです。

 

 ↑真ん中、左の建物が「宿泊棟」です。

 

 ↑古民家を改造してます。

 

 特別に、入らせて頂きました。

 ↑寝室です(2F)。外観とのギャップが……。

 

 

 ↑お風呂(1F)です。

 

 ↑お部屋からは「大洲城」が見えます。

 

 ここから、城下町を、まち歩きします。

 

 

 

 

 ↑旧東横丁 レンガ舗装の道です。

 

 ↑「あさもや」到着です。

 

 ❺大洲まちの駅 あさもや

 

 

 

 到着後、おやつのプレゼントです。

 ↑「地・ゆずサイダー」と「大洲志ぐれ」のお接待です。

 

 また、「大洲市」から、

 お味噌を頂きました。(先日、「伊予灘ものがたり 大洲編」でも頂きました。)

 

 ここで、買い物の時間ですが、希望者のみ「おはなはん通り」へ、連れて行って頂きました。

 

 おはなはん通り

  7.2m幅の通りが藩政時代のまま、現在に至っている通りです。北側に商家、南側は武家屋敷が立ち並び、精蝋業(せいろうぎょう)等で栄えた当時の面影を色濃く残しています。

 

 

 

 ↑ここにも、「NIPPONIA HOTEL」があります。

 

 

 ↑1966年、NHKのテレビ小説「おはなはん」で、ロケをしたことから、「おはなはん通り」になったそうです。

 

 ↑1991年の「東京ラブストーリー」のロケでも使われています。

 

 

 ↑このポストも、ロケで使われているそうです。

 

 

 

 買い物終了後、コミニティバスで、「大洲駅」まで戻りました。

 

 「伊予大洲駅」到着後、今回の旅の「おさらい」がありました。

 ↑駅待合室の壁を使って、今回の行程のおさらいです。

 

 テーマの答えは……。

 

 各々で考えてください。

 

 これで、解散です。

 

 来た鉄路を帰ります。

 

 最後に…。

 

 今まで、列車に乗る事だけに出かけていましたが、今回「伊予灘ものがたり」の車内から見ていた「大洲城」「肱川」に直接出かけ、体験・説明を受け、大洲市の歴史の一部が分かってきました。これから、また「伊予灘ものがたり」に乗った時、新たな気持ちで楽しめるでしょう。

 

 昨日(9月20日)、高知県の佐川町のまち歩きに参加して、「時代の夜明けのものがたり」に乗車してきました。佐川町も、とても良い街でした。

 このような、四国各地の「まち」を巡る旅も良いものですね。来月は「内子町」に行ってきます。

 

 佐川町のツアーは、近日中にアップしたいと思います。

 

 ありがとうございました。