2020 09 20 Nゲージ製作 旧型客車キット製作 03 切り出し

 

「1/150型紙キット」の記事は3回目です。

 

Hゴム化した乗降口扉は接着した内面を切り出し前に仕上げておきます。

いつものプラ板にペーパーを貼り付けたヤスリの#400、#800を使って窓内側の直線とR、ポリウレタン銅線を滑らかに仕上げておきます。

 

次に本体(側板と屋根)は側板の最上部の延長線上にマーキングの切り込みをします。

型紙を裏返して、この切込みを使って、側板上端のマーキングをしておきます、

 

本体の強度を高めるため「美軌模型店」の推奨では瞬間接着剤を塗布、型紙に染み込ませて強度を増す方法が紹介されていますが、私は強度不足も覚悟のうえで、クリアコートを吹き付けすることとしました。

瞬間接着剤の強度は欲しいのですが、時間に追われる作業と瞬間接着剤を多用しないためこのような方法としました。

塗装後にクリアコートを塗布する場合とは異なり、型紙に浸透させることが目的のため少し多めに吹き付けます。大方乾燥したら裏面も同様に塗布します。「ちょっと画像を残しわすれました」

 

全体が乾燥したところで、全部の型紙を平らなカッティングシートにおいて、その上に重しのガラス板を置いて、反りが無い平らな状態となるようにして乾燥タイムとします。

 

クリアコートを吹き付けし、乾燥させた型紙は、窓切り口の仕上げをしておきます。

窓の内側を仕上げた後は表面の仕上げ、もう一度軽く窓内側を仕上げ研磨します。

従来の私がペーパー工作していた際のサフ塗で仕上げている時と異なり、紙の中まで浸透しているので、何回も仕上げを繰り返すこと無く簡単に仕上げをすることが出来ました。

窓の他、妻板渡り口等も同様に仕上げ研磨しました。

 

切り抜き部の仕上げが終わったら、いよいよ各部の切り出しです。

本体や妻板は切り出したまま次の作業まで置いておきます。

乗降口扉まわりのパーツは紛失しないように切り出ししながら組み立てしていきます。

細かいパーツの切り出しは切り込み部の返りを仕上げるのは大変な作業です。全体の型紙から切り離してしまう直前でまだ切り残しのある状態で表面をペーパーでひとこすりして平滑にしてから切り離すと小さなパーツでも奇麗に仕上げることが出来ます。

 

最近、大量の旧型客車製作で台車の空ケースが沢山発生しています。工作途中の小さなパーツは紛失防止のためこのケースに入れて保管するのに便利ですね。

 

工作途中に写真の写し忘れや工作を止められない場合等写真の撮影が後になったりして記事の内容と写真が一部合致していない部分もあるのはご容赦願います。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。