「ばんだい」は「番台」なのか「番代」なのか  | Persimmon's Cafe

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私の趣味・日常中心のブログです。
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(2018.5.1開店)

鉄道をメインにブログをやっていると偶にご指摘を頂く事があります。

 

昨日「TOMIX EF65形2000番台(2127号機・JR貨物更新車)」というお題でUPしましたが、とある方から以下のようなコメントを頂きました。

 

 「漢字が違います。
  番台 と 書くと 風呂屋の番台 です。

  車両の番号の ばんだい は
  番代 です。
  台 ではなく 代 です。

  台 が正しいのでしたら
  車両の 台車は 代車
  運転手の 交代 は 交台
  になります。」

 

実はこのコメント、今回で二度目で他のお題の時にも書いて頂いたのですが内容はコピペのようで中身は全く一緒でした。

一度目の時は丁寧に返信させてもらいましたが、今回は流石にイラっときたので削除&ブロックさせて頂きました。

内容も内容ですよね、番台を風呂屋の番台と一緒にするとか、交代が交台と変換するとか。

小馬鹿にしているとしか思えない。一度目も実はイラっとしていましたし大人の対応を…とw

 

 

この車輛の「ばんだい」区分ですが気になりますよね?

「番台」が正しいのか「番代」が正しいのか。

私なりにネットで調べましたので書いてみたいと思います。

 

先ずは、ウィキペディアを見ると「番台区分」としています。

 

 「番台区分とは、物品などにシリアル番号を振る場合などにおいて、仕様の違うものに対して切りの良い番号に飛ばして付番し、区別・整理する手法のこと。番台は、番代と表記する場合もある。」

 

「番代」と表記することがある…というのは曖昧ですよね。

では、文字の観点からすると

 

 「…台」とは、物の数量の範囲(グループ)を表す。

 「…代」とは、物事の時系列の移り変わりや時期・年齢、年代の範囲を表す。

 

つまり、車輛の「ばんだい」は数量範囲(グループ)を示すので「番台」であって、時系列とは関係ないので「番代」ではないと私は結論付けました。

 

勿論、製造された時期によって区分を分けることもあったかもしれないので「番代」と表しても間違いとは言えないと思います。

 

でも、一般的に仕様の違いでグループが分かれているので文字で考えても「台」ですよね。

 

EF65形電気機関車を例に挙げれば、

 0番台 1~135号機 一般型のグループ

 500番台(P形) 501~512、527~531、535~542号機 高速旅客列車牽引用グループ 

          (535~542号機 一般型からの改造編入)

 500番台(F形) 513~526、532~534号機 高速貨物列車牽引用グループ

 1000番台(PF型) 1001~1139号機 旅客・貨物牽引用グループ

 2000番台 連続した機番でないので省略 JR貨物の1000番台機に保安装置を装着したグループ

 

残念ながら500番台は当鉄道に無い…

 

以上の様に簡単に書いてみましたがグループで分かれているのが分かります。

 

なので、「番台」でしょ~というのが私の見解です。 

 

まぁ、ここまで書いておいてなんですが個人の趣味なのですから、好きなように考えれば良いとも思います。

ただし、考えを押し付けたり嫌がらせはしてはイカンのです。

 

趣味は楽しくやりたいですもんね(^^)