高輪ゲートウェイ駅訪問(3/14開業初日) | 乗りつぶしに行ってきた!

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2020年3月14日(土)

7時半 品川駅

 

 

 

この日は3月のダイヤ改正施行日でした。

毎年この時期は大きくそして目まぐるしくダイヤが変わる日であって、

快速が設定されたり、運行本数が増減したり、新しい車両がデビューしたり、新駅が開業したり、その逆があったり…と

鉄道オタクにとっては各々色めき立つ日なわけです。

 

今年だとダイヤ改正前日に伊豆方面の特急スーパービュー踊り子が引退した代わりにサフィール踊り子がデビュー。

常磐線は全線復旧し、仙台発着の特急ひたちも復活。

あとは近鉄では名阪特急ひのとり(80000系)がデビューなんかが大きな話題でしたね。

 

そんな中、品川田町の間に高輪ゲートウェイという新駅が開業されたので、品川駅から山手線の内回りに乗車。

こちらは昨年11月17日以降に使用停止となった3番線ホーム。

 
 

京浜東北線の北行のホームでしたが、4番線に移動。元々4番線にあった京浜東北線の南行は2年前の6月に5番線に移動。

4番線にいる京浜東北線の北行と今2番線ホームにある山手線の外回り(渋谷新宿方面)の乗り換えを同一ホームでできるように今の3番線の線路をなくしてホームを拡張する模様。

1番線と2番線で使っている島式ホームは山手線の内回り(東京上野方面)専用のホームとするそうです。

ちなみに2番線が新3番線となり、2番線は欠番となることが発表されています。

 

品川7時50分→高輪ゲートウェイ7時51分

 

わずか1分の乗車でこの日開業の高輪ゲートウェイに到着。

 
 

降り立つと開放的な空間が広がっていました。

まずは一通りホームを端から端まで散策。

列車案内表示板はLEDカラー表示で具体的な時刻を出さずに”約○分後”と表記されています。

 
 
ホームには転落防止用のドア付き。
 
 
ベンチは奥行き横幅がかなり広めで大きめの荷物を置いても問題なさそうな作りです。
 
 
 
海側には東海道線の線路が通っていて、ひっきりなしにE231系が駆け抜けていくのを見ることができました。
 
 

品川蒲田方面寄りにある階段・エスカレータはまだ稼働されてないようで、中央付近までで歩かなくてはなりません。

 
 
エスカレータで改札階に上がります。

このように屋根で覆われていますが、吹き抜けの構造。

3月中旬の曇りの日の朝ということもあって、ひんやりとした空気に包まれていました。

 
 

改札に向かう途中には駅の紹介ボードが。鬼ダサいと称されてやまない駅名はあらかじめ公募された中から第130位にランクインした高輪ゲートウェイ。公募する前から駅周辺の再開発エリアを「グローバルゲートウェイ品川」と名付けていて、公募では1位となった「高輪」+「ゲートウェイ」=「高輪ゲートウェイとしたそうですね。

駅名発表当時、再開発エリアの名称を知らなかった自分的には、なんともいえない思いに駆られたわけですが、いざ駅が開業して降り立つとそんなに違和感なく感じました。

 
 

改札に向かう途中にインフォメーションロボットを発見。

近隣の飲食店とかを紹介してくれるようで、周りにわんさか人が集まっていて結構密な空間に感じたので、写真を一枚だけ撮って退散。

 
 
 
改札の近くにはトイレがあるわけですが、これがものすごく綺麗でした!!
 
 

開業日当日なので当たり前かもしれませんが、斬新だったのが洗面台が銀のステンレス製で理科の実験室を思い出しました。

手元は傾斜がついていて飛び散った水が効率良く落ちるように設計されていますが、それ以上にみんな勢いよく水を飛ばすので、水浸しですねw

 
 

さて、改札を出るわけですが、自動改札はいつもの見慣れた改札機と

 
 

これも見慣れた改札機。

 
 

1箇所だけ異なるところがあって、ICカードタッチ部分が斜めになっているところ。

試しに斜めの方で出てみましたけど、注意深く用心してタッチしないとならなくて、ノールックタッチは不可能。おそらく数年後にもなれば斜めの改札機がスタンダードになるわけで、慣れれば大したことないんでしょうね。

 
無事に改札の外に出て、すぐ上についている駅名看板を撮影。
例のフォントが違うところも確認。
 
 
いつもはゴシック体なわけですが、明朝体で表示されていて、見辛いと不評な声が上がっていましたが、実際に見てみるとそこまで見辛さは感じなかったですね。まぁ違和感はとんでもなく感じたけども、年に何回も降り立つようになれば慣れてくるだろうし、そうでなければ慣れないまま過ごすことになるんでしょうね。
 
この看板の左に自動券売機があるわけですが、ここで開業日当日の日付が入った入場券を買い求める列が作られていて、朝8時の段階で90分待ちという軽いアトラクション状態。
 
 
 
 
改札口の階段を下って地上部分に出ると、開業スタンプの案内もあって、こちらは待ち時間がなく押せそうだったので、少し歩いて仮設のテントに向かいます。
 
 
途中、品川駅までの距離が示されていて、ちょっとした散歩にはもってこいな距離感です。
 
 
 

スタンプを押し終わって、階段を登り改札へ向かう通路の右手にはたくさんの仮設テントがあって、この時は東京オリンピックのライブビューイング用のものかと思っていました。

ただ、実際はそうではなく、Takanawa Gateway Festというイベントの会場らしく7/14~9/6まで期間限定でVRとか近未来的なコンテンツを体験できるとのこと。

 
 

さて、戻ってくると入場券の購入待ち時間は90分から150分に拡大。

静かに並んでいるので感染拡大の心配はソーシャルディスタンスなんて全く保たれておらずで、

新型コロナに感染するよりも入場券が買えないことで精神的にやられることを恐れている人が多いこと。

 

自分はそんな列には興味を示さずに、青春18きっぷを誰も並んでいない有人改札で差し出して、3/14の日付入りの高輪ゲートウェイ駅の駅印を押してもらって再入場。

 

 
改札入ってすぐの表示板には時刻表示がなされているんですね。
8時半には初めての高輪ゲートウェイ訪問を完了。
 
 

この日のうちに2,410円分は移動しないと元が取れませんから、日帰りで身延線の旅をしてきました。

天候は曇り時々雨でしたけど、密を避けた最高の旅でした。