当鉄道で6機目となるEF65形を増備しました。
先日TOMIXから発売された2127号機、通称カラシです。
当鉄道のJR貨物所属のEF65形PFとしては3機目で、TOMIX製のEF65形自体は初入手です。
まずは実車の紹介をしてみたいと思います。
2127号機は元1127号機で関西方面のブルートレインの牽引のために製造された機体です。
国鉄時代の新製配置は下関、その後の国鉄民営化によりJR西日本機となります。
時代の流れにより寝台特急の運用が廃止されると、JR貨物へと身売りされ岡山へ転属していきます。
その時に広島車両所で更新工事が行われJR貨物更新色となり広島車の特徴である前面扉がカラシ色となりました。
そして、関東は高崎、新鶴見へと転属、その間の定検を大宮車両所で行われるも広島更新色を維持し、更に保安装置取付で2000番台へ改番され現在の2127号機となったEF65形です。
今ではこのカラシ色の前面扉を持つ広島更新色はこの1機のみとなっている様で貴重なEF65形となってしまっています。
その様な特定機なのでその模型が売れない訳がなく、いつものModels IMONさんでは予約していなかったら手に入らない状態でした。
(勿論、予約していました(;^_^A)
模型を見ていくとカラシ色の前面扉がサイドの乗務員扉と同色でイイ感じです。
左 TOMIX 2127号機 / 右 KATO 2000番台JR貨物2次更新色
比較でKATO機の2000番台2次更新色と比べてみると違いが分かります。
並べてみて気が付いたのは画像では分り難いですがKATO機の方が全体的に色が暗めで、TOMIX機の方が明るめでした。
どちらが正しいのかは分かりませんが気にはならないですけどね。
パンタグラフ回り
TOMIX機の難点だったプラスチック製PS22形パンタグラフですが2127号機は金属製で意表を突かれました。
当鉄道ではTOMIX機のEF66-27とEF210-105がプラパンタのPS22だったので最初から金属製だとやはり安心ですね。
そしていつものKATOカプラーへの変更は、2127号機が新製品だったのでTMカプラーも新型…なので容易なカトカプへの改造が出来なく他機から流用しました。
餌食になったのはEF64-0のJR貨物更新色。
EF64形JR貨物更新車のスカートの色や形状は2127号機と似ていたのでEF64形に65のダミーカプラー装着出来、それまで付けていた改造カプラーを2127号機に移植しました。
EF65-2127 / EF66-100 / EF64-0