▲新宮駅で発車を待つ105系電車

 

去る8月27日、JR西日本はきのくに線の紀伊田辺~新宮間の普通列車に21年春のダイヤ改正から105系に代えて227系1000番台を投入すると発表しました

和歌山線を走る105系の置き換え用として投入された227系1000番台は、登場当初から試運転で新宮まで入線していました

 

このため、将来的には和歌山地区を走る105系をすべて置き換えることが確実視されていたため、驚きはそれほどではありませんが、ついに紀勢本線から国鉄型車両が消滅することになりました

 

少し前までは岡山地区や広島地区と共に、國鐵和歌山と揶揄されていましたが、この置き換えに伴い和歌山県下を走る電車はすべてがVVVF車となります

また、227系1000番台には車載型のICカード改札機が搭載されていることから、和歌山県下すべてのJR駅でICOCAを始めとした交通系ICカードが利用できるようになります


105系といえば、高校時代の3年間通学でお世話になりましたが、コイルバネ台車でピッチングが激しいことから、あまりいい思い出はありません

227系1000番台はロングシートながらも、空気バネ台車であることから、乗り心地は大きく改善されることになりそうです