(Pentax K-1・HD PENTAX-D FA24-70mm・F6.3・1/1600秒・2020.8.9)
『列番Dの旅』2日目の8/9。
その3では、尾鷲を出発して佐奈まで乗って来ました。
☆JR東海紀勢本線
佐奈→多気 324C普通列車多気行き 7.1km
佐奈からは、"旅の空から"で紹介した前村の大楠へ向かいます。
駅からは徒歩で25分くらいかかりました。
ホントに立派なクスノキです。
南紀2号を撮ったらまた歩いて戻ります。
往路は一目散でしたが、復路は少し余裕が出てます。
街道っぽい感じはしてましたが、和歌山別街道だったようです。
紀州徳川藩の本城和歌山城と支城松阪城とを結ぶ和歌山街道が、
松阪市飯南町で分岐しもう一つの支城田丸城とを結んだ街道だそう。
途中国道沿いにコンビニがあるのはわかっていましたが、
線路を渡り損ねて駅まで戻ってきてしまいました。
こりゃ、朝メシ食いっぱぐれるかも・・・。
とにかく汗がひかないまま次の列車がやって来ました。
『列番Dの旅』と題しておきながら、この列車は列車番号がC。
ワンマン運行の場合DがCになってますので、ちょっと大目に見てください。
2駅だけの短い乗車です。冷房で汗も収まると相可を過ぎ伊勢平野の外縁を進みます。
ちょっと先頭へかぶりついてみましょう。
アナウンスが流れるとカーブして、右から参宮線が合流。
そして扉のカットを撮りながら、多気に到着です。
たしか駅前にヤマザキショップがあったはずなので、いったん改札を出ましょう。
こじんまりした感じの駅舎ですが、乗務員が所属する伊勢運輸区の建物が後方に見えてます。
何度か訪れてますけど、広い構内と周りに広がる田んぼの光景が、そこはかとなく好きな駅です。
☆JR東海紀勢本線
多気→津 2906Dみえ6号名古屋行き 27.0km
朝メシが確保できたら構内へ戻りましょう。
ちょうど南紀1号がやって来ました。乗務員交代を終え出発。ホームの向こうに参宮線のゼロキロポストが見えてます。
ホームの待合室で涼んでいると、快速みえがやって来ます。
乗車前に1カット撮ってたら、ドア閉められちゃいまして、今度は冷や汗(;^_^A
ちゃんと乗せてもらえて櫛田川を渡ってから、素敵な朝食とまいりましょう。
食べ終わって一息つく頃には右手から近鉄山田線のレールが近づいてきました。
そして松阪。お互いしのぎを削る間柄なのに共同使用駅です。
さて、その近鉄はしばらく並走したら「では、またのちほど」と離れてゆきます。
左車窓は名松線が分岐し1.5kmほど並走してから伊勢奥津へ方向を変えました。
次の六軒では運転停車。下りの「みえ」1号と交換です。
田園風景の中を進み川幅の広い雲出川を渡ります。
高茶屋、阿漕を通過しながら快調に進み、
左手から再び近鉄山田線が近づいてきて津新町駅の脇を通過。
安濃川を渡ると、そろそろ下車の支度。
そして津に到着。列車を見送ります。
その5へ続きます。
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