火曜に長らく尾久構内に留置されていた宇都宮貨物タ常駐のホキ800形が長野に旅立って行きましたが、また一歩機関車牽引の工臨に終焉が近づいてきたようです。

 

当日まず尾久駅に様子を見に行きましたが、長野配給なのでカマは長岡のロクヨンです。ホームにはかなりの数の同業者が詰めかけていましたが、武蔵野線のような無法地帯にはならず、皆さん後ろに下がって静かに撮影していました。

 

 

普段宇都宮配給ではハチイチかPFが牽引するので、当地でロクヨンの姿が見られるのはとても新鮮です。

 

 

 

一本前の電車で折り返し地点となる東大宮操の手前に先回りして、走行シーンを収めました。

 

午前中は結構晴れていたのですが、午後は段々雲が広がっていたので次は被りのリスクのない日野の多摩川鉄橋の下流側でいつもよりもサイド気味にして迎え撃つことにします。時々パーっと日が差してド逆光になるかとヒヤヒヤしましたが、思惑通りに曇ってくれました。

 

余談ですが国鉄時代からJRの初期にかけて中央線にはホキの「初狩工臨」が走っていましたが、当時は客レ全盛の時代だったので地味な工臨には目が向かず、辛うじて茶ガマ時代のザンナナが牽くシーンを一度記録しただけです。

 

来年度にはホキに代わる砕石輸送用のキヤが誕生するとの話なので、これからはホキもチキも全力投球で撮り続けなければなりませんね。