恵比寿駅【東京都】(山手線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、埼京線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都渋谷区南部の市街地に位置する山手線、埼京線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線に乗車可能なJR東日本の駅で、以前は山手線の単独駅で、サッポロビール東京工場があったため貨物設備もありましたが、工場閉鎖、貨物設備廃止後は山手貨物線にホームが設置され、埼京線を皮切りに湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線も停車する主要駅へと昇格し、さらに1994年にサッポロビール工場跡地に複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」が開業して以降は1日平均乗車人員が大幅に増加した
恵比寿駅 (えびすえき。Ebisu Station) です。
 
尚、サッポロビールが発売しているヱビスビールの英語表記は「YEBISU」ですが、こちらの恵比寿駅は普通に「Ebisu」です。
 
そして、東京メトロ日比谷線の恵比寿駅の記事につきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら
 
 
駅名
恵比寿駅 (スリーレターコード:EBS)
 
所在地
東京都渋谷区
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:山手線湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、埼京線
(※) 山手線を除く系統は全て山手貨物線上に設けられたホームに発着します。
 
隣の駅
山手線 (JY 21)
渋谷方・新宿方……渋谷駅
東京方・上野方……目黒駅 
 
埼京線 (JA 09)相鉄・JR直通線 (JA 09)湘南新宿ライン (JS 18)
大崎方・羽沢横浜国大方・大船方……大崎駅
新宿方・大宮方…………………………渋谷駅 
 
乗換可能駅
東京メトロ:日比谷線……恵比寿駅まで徒歩4分
 
訪問・撮影時
2019年12月
 
 

西口です。東を望む。
JR線の恵比寿駅は地形の関係で北側(左側)が高架構造、南側(右側)は地平になっていて、西口は高架下に、東口は橋上部に、それぞれ駅舎を有しています。
駅の北側に位置する西口には駅ビル「アトレ恵比寿本館 (JR恵比寿ビル)」が鎮座していて、線路・ホームを覆う形で建てられています。
駅ビルの正面は西側の駒沢通り(都道416号)沿いで、駅ビル前にはロータリー・バス停留所・タクシー乗り場を有する駅前広場が整備されています。
そして、写真手前には南西(右)~北東(左)方向に駒沢通りが延びており、この地下に東京メトロ日比谷線の恵比寿駅が設置されています。
また、右側の木の向こう側には「アトレ恵比寿西館」があります。
 
 

上写真左側、駅ビルに設置されている駅名看板の真下には、「えびす像」が設置されています。
尚、当地の地名は元々「恵比寿」ではなく、下渋谷村、三田村でした。明治時代にサッポロビールの前身である日本麦酒醸造会社がこの地に工場を造り、1890年に「ゑびすビール」(後の「ヱビスビール」)の名で発売され人気を博すと、翌1891年に貨物駅が開設され、ビール名にあやかって駅名に「恵比寿」が採用されました。その後、北側に設置された旅客駅も「恵比寿駅」となり、その頃から周辺地域が「恵比寿」と呼ばれ始めて後に定着し、昭和初期には地名に採用されるまでに至りました。そして戦後の1959年にはヱビスビールの名にあやかって兵庫県にある西宮神社の恵比寿様の分霊を勧請され、恵比寿神社が作られました(Wikipediaより)。恵比寿にある恵比寿神社(西口から西へ約200m)は意外と新しい神社なのです。
 
 

西口より西を望む。後方にJRの西口駅ビルが、右手に日比谷線・恵比寿駅の1番出入口があります。
恵比寿駅西口エリアは繁華街で、「恵比寿駅前商店街」や「恵比寿新栄商店街 (恵比寿銀座を含む)」など複数の商店街が形成されていて、飲食店が多いです。
尚、駅前に民家はほぼ存在しませんが、駅から少し離れるとマンションが見られるようになります。一戸建て住宅は駅から相当離れないと見ることができません。
 
 

こちらは西口(東側)です。南を望む。
右側にホーム(高架上)、西口駅舎(高架下)があり、それらは駅ビル「アトレ恵比寿本館」に覆われています。
こちら側は駅前にスペースがなく駅前広場は存在しません。左側はビル街で、飲食店など商店もテナントとして入居しています。
後方には左右方向に駒沢通りが横切っており、右側にはJR線をくぐるガードがあります。
そして、前方約150mの橋上部(アトレ恵比寿本館の3階部分)には東口があります。
 
 

西口(東側)の駅前の様子です。北東を望む。左側に恵比寿駅西口の東側出入口があり、後方にJR線をくぐるガードがあります。
手前(南西)~奥(北東)の道路は駒沢通りで、地下を東京メトロ日比谷線が通っています。
こちら側も市街地で沿道にはビルが立ち並んでいますが、西側ほど商店は多くありません。
駒沢通りは約150m先で渋谷川を渡り、さらに50mほど進むと明治通りとの渋谷橋交差点に差し掛かります。
渋谷川の先は東地区や広尾地区の住宅街が広がっています。
 
 

駅北側の高架下に位置する西口改札です。南を望む。
右が日比谷線の恵比寿駅や駅前広場のある西側で、左は東側です。後方や右側には「アトレ恵比寿本館」1階フロアがあります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が8通路並んでいて、一番左が幅広通路です。
左端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札口の左側には指定席券売機・自動券売機・ICカードチャージ機が、右側には『みどりの窓口』(中に指定席券売機もあり)が設置されています。
トイレ・多機能トイレは改札内にあります。
2階にある各ホームとの間には階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが設置されています。
そして改札外の右側には売店「キオスク」が、改札内の写真奥にはJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」があります。
尚、橋上部3階にある東口との間は、「アトレ恵比寿本館」を経由する事で移動可能です(右側にES・EVあり)。
東口前からは「恵比寿ガーデンプレイス」とを結ぶ動く歩道「YEBISU SKY WALK」が出ています(後述)。
 
 

こちらは東口です。西を望む。写真右奥は西口方面で、左側は「恵比寿ガーデンプレイス」方面です。
写真のビルは「JR恵比寿ビル」で、7階以下の低層部には「アトレ恵比寿本館」が入っており、8階~14階の高層部はオフィスフロアです
道路がある位置は地平ではなく2階で、人工地盤上に小さなロータリーとタクシー乗り場を有する東口交通広場が整備されています。
東口交通広場には公衆トイレもあります。
そして外側に見える階段・ESを上った3階には東口の改札があります。
 
 

東口駅前の様子です。東を望む。後方に東口があります。左が西口方面、右が「恵比寿ガーデンプレイス」方面です。
東口交通広場は人工地盤上の2階相当にあるため、東側への駅前道路は下り坂になっています。
駅前は市街地で、オフィス、商店が混在しています。マンションも駅近くに立地しています。
こちらは西口側とは違い、駅を少し離れると一戸建て住宅も見られるようになります。
 
 

こちらは東口3階の階段テラス部分より東を望む。
2階の東口交通広場、1階相当の駅前との高低差がよく分かります。
1階部分にも東口への出入口があり、2階を経由して3階へアクセスする形になります。
こちらも駅前は市街地で、飲食店や居酒屋が立ち並んでいます。少し離れると住宅地になります。
 
 

こちらは東口交通広場より南を望む。右側に東口(JR恵比寿ビル)があります。
右前方の高層ビルはオフィスビル「恵比寿ネオナート」で、写真奥に見える高層ビルは「恵比寿ガーデンプレイス」です。
「恵比寿ガーデンプレイス」まで、写真前方への細い路地を歩いて約450mですが、後述の動く歩道「YEBISU SKY WALK」を通れば「恵比寿ガーデンプレイス」まで雨に濡れずに快適に移動できます。
駅の南側は基本的に住宅街で、起伏に富んでいます。マンションが多いですが路地裏には戸建住宅も見られます。オフィスビルも見られますが商店は少ないです。
 
 

こちらは東口改札外コンコースから南へ延びる「YEBISU SKY WALK」の出入口です。南を望む。右後方に東口改札があります。
「YEBISU SKY WALK」は恵比寿駅東口と「恵比寿ガーデンプレイス」を結ぶ全長400m少々の連絡通路で、双方向の動く歩道が併設されていて、「恵比寿ガーデンプレイス」前には幹線道路をくぐる地下道(階段・上下ES・EV併設)があります。
北側の東口寄り区間は恵比寿駅の埼京線・湘南新宿ラインの山手貨物線ホーム上空を通ります。この通路はかつて渋谷駅のメイン改札や山手線ホームと、南側の離れた位置に存在した山手貨物線ホームとを結ぶ連絡通路と似たような感じです。
 
 

暗くて分かりづらいですが、「恵比寿ガーデンプレイス」です。南を望む。
後方には恵比寿駅東口に向けて「YEBISU SKY WALK」が延びています。
この地にはかつてサッポロビール恵比寿工場があり、貨物設備もありました。1988年に千葉県船橋市へ移転のため閉鎖となり(貨物設備も廃止)、工場跡地を再開発の上、1994年に複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」がオープンしました。
施設内にはサッポロビール本社をはじめ、写真中央の超高層ビル「恵比寿ガーデンプレイスタワー」(オフィスビル。三越が運営する専門店街「グラススクエア」、恵比寿ガーデンプレイス郵便局などが入居)、「ウェスティンホテル東京」、「東京写真美術館」、「恵比寿三越」、「坂道のプロムナードとセンター広場」、集合住宅(恵比寿ガーデンテラス壱番館・弐番館、恵比寿ニュータワー)、映画館「YEBISU GARDEN CINEMA」、シャトーレストラン「ジョエル・ロブション」などで構成されています。
写真手前のレトロ調の建物は「エントランスパビリオン」で、からくり時計があります。「エントランスパビリオン」と「恵比寿ガーデンプレイスタワー」の間には「ビヤステーション恵比寿」があります。「恵比寿ガーデンプレイス」開業前、工場操業時代より「ビヤステーション恵比寿」が存在しており、当時は工場の倉庫や専用線に静態保存した客車やEF58形電気機関車を利用していたそうです。
また、毎年11月から翌年1月にかけて敷地内ではクリスマスイルミネーションが実施され、テレビなどメディアでも取り上げられます。
余談ですが、「恵比寿ガーデンプレイス」は渋谷区と目黒区にまたがって設置されており、北側が渋谷区、南側が目黒区になります。
 
 

こちらは駅の中ほど、ホーム直上の「JR恵比寿ビル(アトレ恵比寿本館)」3階に位置する東口改札です。西を望む。
右が「アトレ恵比寿本館」3階フロア(西口・日比谷線方面。EVあり)、左には「恵比寿ガーデンプレイス」とを結ぶ連絡通路「YEBISU SKY WALK」と、オフィスビル「恵比寿ネオナート」とを結ぶ連絡通路があります。後方には2階東口交通広場とを結ぶ階段・上下ESがあり(EV未設置)、さらに2階からは1階東口駅前へ下る階段があります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて(幅広通路なし)、左端に窓口兼有人通路(幅広通路)があります。
改札口の左側には指定席券売機・自動券売機・ICカードチャージ機がありますが、東口に『みどりの窓口』は存在しないため、ご利用の場合は西口へ回る必要があります。
トイレ・多機能トイレは改札内にあります。改札外の「アトレ恵比寿本館」3階フロアにも通常のトイレがあります。
2階にある各ホームとの間には階段・上下方向エスカレーターが設置されていますが、エレベーターは未設置のため、車いすでご乗車の際も西口へ回らなければなりません。
そして改札外の右側にはコンビニ「ニューデイズ」がありますが、東口改札内コンコースに売店・コンビニはありません(西口改札内に「ニューデイズ」あり)。ご注意下さい。
尚、東口改札内コンコースと西口改札内コンコースは直接繋がっていません。ホームを介して移動可能です(東口~ホームはバリアフリー非対応)。
 
 

山手線2番線ホームに設置されている、出口・のりかえ案内、構内略図が併設されている建植式の駅名標です。電照式ではありません。
JR東日本標準のデザインで、下部には山手線のラインカラー(黄緑)が表示されています。
駅ナンバリングも併記されています (JY 21)。
また、特定都区市内制度における東京都区内の駅かつ東京山手線の内側にある駅なので、「区」マークと「山」マークの表示があります。
そして、恵比寿駅は山手線をはじめ埼京線や湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線も停車する主要駅であり、スリーレターコード「EBS」が付与されています。
 
 

こちらは山手貨物線の4番線ホームに設置されている吊下式駅名標です。電照式です。
JR東日本標準のデザインで、下部には上から順に埼京線(緑)、湘南新宿ラインが乗り入れる東海道線など(オレンジ)、湘南新宿ラインが乗り入れる横須賀線(青)のラインカラーが並べて表示されています。
駅ナンバリングもスリーレターコードの枠の中に埼京線の「JA 09」、湘南新宿ラインの「JS 18 (囲み枠は湘南新宿ライン独自のラインカラーである赤)」が併記されています。ちなみに当駅において相鉄・JR直通線の駅番号は埼京線と同じ「JA 08」です。
 
 

JR線・恵比寿駅は島式ホーム2面4線の構造で、前述の通り北側の渋谷方(写真奥)は高架構造、南側の目黒方(手前側)は地平構造で、さらに目黒方の西側は駅外より一段低い位置に線路・ホームがあります。2階扱いとなっています。左2線が山手線(旅客線)、右2線が山手貨物線です。北北西方向~南南東方向にホームが延びています。
西側の左ホーム(旅客線)は左から1番線(山手線外回り)、2番線(山手線内回り)の順で、東側の右ホーム(貨物線)は左から3番線(埼京線下り大宮方面、湘南新宿ライン北行、相鉄・JR直通線新宿方面)、4番線(埼京線上り大崎方面・りんかい線直通新木場方面、湘南新宿ライン南行、相鉄・JR直通線相鉄線方面)の順です。
有効長は山手線の1番線、2番線が11両対応、山手貨物線の3番線、4番線が15両対応です。3・4番線は1・2番線より4両分南側へはみ出しています。
山手線の1・2番線にはホームドアが設置されています。ホーム幅は乗車人員の多さに対してやや狭いですが、両端部も一定の幅が確保されています。
上屋は各ホームとも端から端まで設置されています(ホームの大半が駅ビルに覆われており、3・4番線の目黒方は上空を「YEBISU SKY WALK」が通っており、目黒方ホーム端の上空には立体駐車場があります)。
各ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。3・4番線には文庫本の自動販売機もあります。3・4番線目黒寄りにはSuicaグリーン券売機も設置されています。
写真は3番線より新宿方・田端方を望む。
 
 

こちらは山手線の2番線ホーム南側より田端方を望む。左(西)から1番線~4番線の順です。
右側の3・4番線上空には「YEBISU SKY WALK」が通っています。
前方に駅ビルがあ、後方に「恵比寿ガーデンプレイス」があります。
ちなみに発車メロディは以前「恵比寿ガーデンプレイス」の地にサッポロビール恵比寿工場があった事から、全ホ番線で「ヱビスビール」のCM曲となっている映画「第三の男」のテーマ曲が採用されています。
1番線が「第三の男E」、2番線が「第三の男F」、3番線が「第三の男G」、4番線が「第三の男H」です。
 
 

こちらは山手線の2番線ホーム北側より品川方を望む。右(西)から1番線~4番線の順です。
ホーム北側(渋谷寄り)上空は駅ビルに覆われていて、あたかも地下駅のような雰囲気となっています。
各ホームの渋谷方(手前側)には1階にある西口とを結ぶ階段・上下方向エスカレーター・エレベーターが、1・2番線ホームの目黒方および3・4番線ホームの中ほどには3階にある東口とを結ぶ階段・上下方向エスカレーターが、それぞれ設置されています。
 
 

4番線より新宿方・田端方を望む。
左2線が山手旅客線、右2線が山手貨物線です。
この先、すぐに日比谷線が地下を通る駒沢通りをオーバーパスして、高架区間のまま市街地を北北西へ走ります。その後は左へカーブして地平区間になりますが、2013年春まではこの付近で東急東横線をアンダークロスしていました(現在、東横線は地下を走行)。その後は市街地を北西へ走り、再び高架区間になると右へカーブして渋谷駅へと至ります。以前は山手貨物線の渋谷駅ホームが山手線ホームから離れた南側にありましたが、2020年6月に山手線に並行する位置へとホームが移設されました。
渋谷駅では東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線と乗換可能です。
 
 

2番線より大崎方・品川方を望む。右2線が山手旅客線、左2線が山手貨物線です。
山手貨物線の3・4番線ホームが南側まで延びていて、ホーム上空には「YEBISU SKY WALK」が通っています。
前方に見える橋上駅舎のような建物は立体駐車場ですが、この場所に改札口はありません。
立体駐車場の位置に改札があれば「恵比寿ガーデンプレイス」へのアクセスに便利なのですが、現在に至るまで設置されていません。まぁ、立体駐車場と山手線ホームの間に連絡通路を建設する必要があり、スペースも余裕がなさそうです…。かと言って山手貨物線側からのみアクセスできる改札を造っても利用客が低迷しそうですし…。
 
 

2番線より大崎方・品川方を望む(遠方を撮影)。右2線が山手旅客線、左2線が山手貨物線です。
この先、陸橋をアンダーパスして「恵比寿ガーデンプレイス」の西側を南南東へ走りますが、かつてサッポロビール恵比寿工場が存在した頃は貨物駅があり、工場内へサッポロビール東京工場専用線が延びていましたが、工場閉鎖6年前の1982年に貨物取扱が廃止となり、専用線も廃止となりました。その後も設備の一部が残存し、1986年~1990年には「カートレイン」の発着駅になってしまいましたが、結局は「恵比寿ガーデンプレイス」建設に伴い貨物設備は跡形もなくなりました。
「恵比寿ガーデンプレイス」前を通過と同時に目黒区に入ると旅客線は上り勾配に、貨物線は下り勾配になって旅客線が貨物線をオーバークロスして左が旅客線、右が貨物線になるとほぼ同時に品川区に入ります。その後は掘割区間で住宅街の中を南下し、旅客線と貨物線の高低差が小さくなると目黒駅へと至ります。山手貨物線にホームは設置されていません。東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線と乗換可能です。
 
 
あとがき
私がJR線の恵比寿駅で下車(乗車)したのは、意外にも2019年12月が初めてでした。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で訪問しました。駅は2面4線と最低限の設備ですが、構内は比較的広々としていました。駅前は西口側が普通の繁華街で、東口側はやや静かな感じもしました。南側にある「恵比寿ガーデンプレイス」までは少し距離がありますが、動く歩道があるため体への負担は少ないです。
 
新宿駅からですと山手線内回り(品川方面)、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、埼京線に乗り当駅下車です。快速は当駅に停車しますが、特別快速は当駅を通過するので注意が必要です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅まで行き、山手線外回り(渋谷方面)に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内にコンビニがあり、駅前にも複数のコンビニがあります。一方、飲食店も駅ビル内や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
山手線、埼京線、湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線、りんかい線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は大崎駅でも途中下車されてみて下さい!
また、恵比寿ガーデンプレイスなどへお出かけの際はぜひJR線をご利用になり、恵比寿駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、ほのぼの「B級商店街」歩き、Google地図、Wikipedia)