『WEST EXPRESS銀河』の写真は鉄道動画投稿者 西園寺さんによる撮影です。ご協力ありがとうございます。
(Wikipediaより)
2008年、東京と大阪を結んでいた寝台急行『銀河』が役割を終えました。この出来事は寝台列車の廃止が加速することを予想させる出来事。
(Wikipediaより)
実際、北の大地へ走っていた北斗星やカシオペア、トワイライトエクスプレスなども廃止されました。
まだロマンのある寝台列車の旅は閉ざされた訳ではありませんが、気軽に乗ることの出来る寝台列車は激減したのです。
もう夜中駆け抜けてくれる列車はなくなってしまうのか…そのように思われた中、JR西日本から発表されたのが『WEST EXPRESS銀河』でした。
京都駅に入線
電光掲示板にはWEST EXPRESS銀河が表示されました。右端にキラリと星が光っています。
そして、多くの人々が待ち望んだ瑠璃紺の列車が京都駅31番線ホームに姿を現しました。
この瑠璃紺色は西日本の海と空イメージしているとされていますが、ブルートレインを再現しているのではないかと勝手に解釈してしまいます。
これだけ多くの鉄道ファンや一般の方々が撮影されている中、乗車できるのはごく一部の人だけ。
何だか優越感に浸りそうです。
いよいよ車内へ
それでは車内に入っていきましょう。
今回は旅行商品であり、お客さんの出入りを把握しやすいように4号車から入ることになっているそう。
今回乗車しましたのは一番良いと思われるプレミアルーム(グリーン個室)。
これには西園寺さんと同行していた、鉄道ファンでない壁山さんも驚いている様子でした。
新型ウイルスの影響もあって運行開始が先延ばしされたWEST EXPRESS銀河。誰もが待ち望んだ列車は、出雲市駅を目指して出発していきます。夜の暗闇にパッと光を灯し、これからどんな輝きを見せてくれるのでしょうか?