2020 09 16 Nゲージ製作 旧型客車キット製作 01

 

先週から今週は、会社から帰り、食事や風呂を手っ取り早く済ませてNゲージ工作を楽しんでいます。

珍しく連日の記事更新ですが、これには訳があって、実際の工作進捗と記事更新には数日の差があります。年を取ると工作と記事更新が同日では無理となっています。

昨日の掲載した記事も本当は先週の工作記事でした。先週の週末から月曜日に掛けて大きな変化がありました。

 

以前から少し気に留めて「美軌模型店の待合室」ブログを拝見していたのですが、自分のペーパー自作に掛かる前にちょっと寄り道することにして、こんな物を購入しました。

美軌模型店の「紙で作っちゃおう」型紙キット【1/150型紙キット スハ43】です。

 

 

美軌模型店のブログに掲載されている「待合室」ページで店長の工作を拝見していて、急に作りたくなりました。

私が鉄道模型を始めた50年前は、HOゲージの紙キット製作から始めました。近鉄12200だったと思います。台車やパーツを購入する小遣いは無く、車体だけ製作して放置されていました。

その後、何両かの製作の後、Nゲージのペーパールーフに目覚めて今日に至っています。

このようなNゲージ紙キットともっと早くに出会っていれば、私のNゲージ人生大きく変わっていたかもしれません。(どんな方向に)

話を本題に戻して、113系のペーパー自作のリハビリとして、暫くはこの型紙キットにチャレンジしてみようと思います。開封してキットの構成を確かめました。

 

型紙に瞬間接着剤を浸透させて、強度を作るものです。ブログを見ている範囲で疑問に思っていたのが、瞬間接着剤を紙に塗ることで、化学反応をして固くなる。又は紙は骨材として、浸透した瞬間接着剤により強度を出す。どちらの方法なのか・・・

実際に型紙の一部に瞬間接着剤を塗ると、紙に染み込み周囲より強度が出ていることがわかりました。

 

私が従来から作るペーパー車体では、ケント紙表面を平滑にする目的で、紙にサーフェーサーを塗布して、表面を仕上げします。

又、紙の強度と厚さ調整のため塗り重ねします。そのため、窓等の切り口断面は切り抜き後にもう一度薄く溶剤で溶いたサフを塗ります。

私の技法は別として、私自身瞬間接着剤の硬化スピードについていけない「のろまな亀」なので、何とか他の方法は無いか試してみることとしました。

 

試し① : 接着剤(一般的なプラセメント)

           溶剤又は流し込みタイプの接着剤で溶かして浸透し易くする

           ⇒ プラセメントそのままでは紙に浸透し難く、濃度の調整が難しい

               赤枠左からプラセメントそのまま、中流し込みタイプで少し希釈、右流し込みタイプで更に希釈

 

試し② : 塗料を塗る

           塗料と言っても色物を塗るのでなく、クリアコートを使う

           ⇒ スプレー缶の物で適量な吹き付け量が難しいが、濃度の件はクリア

           ちょっとわかりずらいですが、適度に染み込み、乾燥すれば透明感は無くなります。

 

試したわけではありませんが、過去に作ったもので、下地の表層をクリアコートとした時に曲げ部分にひび割れが発生した経験があります。曲げる部分には曲げた後で塗るようにすれば良いかもしれません。

 

いずれにしてもメーカーさんのアドバイスに従わないのですから個人の責任範囲で楽しく、ゆっくりと作っていきたいと思います。成功を祈っていて下さい。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。