皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
丸屋根車も紙で作ってしまおう!その15
さてさて
前回の「型紙キット」の切妻車シリーズには
「特ロ」と呼ばれる戦後形の二等車がありましたが
特ロ、特別二等と言うくらいですから
特別でない二等車もあったわけで
今回のテーマこそ、
まさにその「並ロ」なのであります(^^ゞ
というわけで今回、
丸屋根系列の設計にあたり
もちろん普通のボックスシートと形の違う
ちょっと贅沢な向かい合わせ腰掛を作ってみました。
だんだん、収録内容がエスカレートしている?
そうかもしれませんけど、
やはり立派だったものは
立派に作りたくなるのが世の情け。
まあ、能書きの前に手を動かしますか(^^)
作り方は基本的に共通で、
表面の山折り谷折りマークを裏面に移し、
裏からスジを入れて各部を曲げやすくしておきました。
その後早速切り抜きますが
縦方向の切断位置を示すガイドの部分は
一緒にこちらにつけておきます。
落としてしまうと、このあと
いちいち測らないといけなくなります。
で、先程のスジに従い折り曲げ。
フリーハンドではきついので
定規など硬い物に当てると便利です。
山折り、谷折りをその通りにやると
扇子をたたんだような棒ができます。
まだ、何を作っているのか不明ですね(笑)
このとき、角度を深めに
たっぷりと曲げ癖をつけるのがポイントです。
一旦曲げたものは平らには戻りませんから
それを利用して、ひとまず概ね戻し、
完全に切り離さないように目盛の部分を切断、
このようにガイドを残すと
目盛に合わせて切ればいいので
わりと簡単に一両分の腰掛が切り出せます(^^)
そして、先ほど曲げた通りに戻していくと、
何となく腰掛の形のイメージがついてくると思います。
ここで早速接着に移りました。
まずはど真ん中の背中合わせの枕部分に
ゴム系接着剤をつけて
接着しつつ、
それぞれ形を整えていきます。
展開図の段階では、分かりにくかったと思いますが
真ん中の白いのは余白ではなく
枕カバーの白色だったのです(^^)
ここで鉛板が登場します!
http://making-rail.com/?pid=99328852
鉛板の素材厚さは0.3mmですが
特性として表面がゴワゴワしており
粘着剤の厚みも含めて
実際の有効厚は0.5mm弱、
つまり2枚重ねで1mm弱が見込まれるので
腰掛のザブトンの厚さとしてはドンピシャです(^^)
イスの奥行方向に合わせて
シールウェイトを切り、
そこに腰掛を並べて接着していきます。
アートナイフの刃が入るくらい
絶妙な隙間をあけて接着します。
また、シールウェイトの切り口につく
ザブトンの厚みにあたる部分も
しっかり接着されるよう
ゴム系接着剤をまんべんなく塗布すると
あとで綺麗に仕上がります(^^)
切るとこんな感じです。
さすが二等車、シートピッチが広くて
座席が少ないのは
模型を作る上でもやはり魅力!!(笑)
鋼体化改造車のように
詰め込まれた腰掛の数の比ではありませんね。
ああ、ここまではラクチン(^^)
しかしそこは二等車、
三等車と同じ造りでは納得いかないのは
本物も模型も同じです。
このあと、腰掛を立派にしてみましょう。
では明日もお楽しみに!(^^ゞ
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