なんばグランド花月 1990年6月 | 続アメマのおとしもの

続アメマのおとしもの

鉄道・吉本・宝塚のことなど・・・。

平成2年6月のなんばグランド花月のチラシです。

看板さんの多くは2~3週の出番があります。まだ古参芸人の出番や諸芸もあって、今のNGKのようにテレビに出てる芸人を生で見るというのとは違いますね。

 

 

 

●5月28日~6月3日

この週は見に行きました。現役なのは阪神・巨人ハイヒールこだま・ひびきぐらいですね。

吉本新喜劇は「元気印オバタリアン」(作:中村進)で、和子(桑原和男)が昔別れた娘(中西喜美恵)との涙の再会モノ。ヤクザ役の船場太郎が最後の本公演作品。他に池乃めだか、今田耕司、石田靖、内場勝則、130Rら。

 

 

●6月4日~10日

カウス・ボタンWコミックより下になってます。当時はWコミックがとても扱いが良かったように思います。トップに島田一の介浅香秋恵の漫才。

吉本新喜劇は久々に間寛平の出演で「寛平のモーレツ爺さん」(TVタイトル「寛平爺さんそこまでやる?!」(作:檀上茂)。地主の間寛平とペンション経営者らの売買反対運動の物語で、寛平・めだかコンビが暴れまくります(笑) 他に桑原和男、チャーリー浜末成由美今田耕司、石田靖ら。

 

 

●6月11日~17日

今ではトリもとるこだま・ひびきが、真ん中より下の扱い。東京からさがみ三太・良太の浪曲漫才。何回か見たことありますが、さほど面白くなかったです。酒井くにお・とおるの師匠。トップに木川かえるのジャズ漫画。NGKの大きな舞台では、若干見にくかったです。

吉本新喜劇は新人作家木村和彦の脚本で「死んだらどうなる?」(TVタイトル「死後の世界は生き地獄?)。原案に新喜劇の創始者竹本浩三が加わっていました。

池乃一家シリーズの試作品みたいなもので、池乃めだかが乗った船が沈没したとの知らせで、葬式をするが実は船には乗っておらず、不倫していたお話。今田耕司園みち子島田珠代桑原和男、チャーリー浜らが大暴れ。

 

 

●6月18日~24日

昔はよく松竹系の寄席に出ていたゼンジー北京がNGKに初登場。コントでコメディ№1も出てます。

吉本新喜劇は「グルメ波止場」(TVタイトル「かもめ波止場グルメウォーズ」)。檀上茂がよくやるレストランもので、コックの引き抜き騒動。板尾創路が主演でした。ベテランが多く出ており、池乃めだか末成由美チャーリー浜・島木譲二・井上竜夫・泉ひろし・帯谷孝史他。

 

 

●6月25日~7月1日

この週も見に行ったと思いますが、日曜日で超満員でしたね。記憶が確かではありませんが、日曜日なのにスケもなく阪神・巨人、笑福亭仁鶴いくよ・くるよカウス・ボタン全て見れたと思います。

吉本新喜劇は中村進作で「一輪咲いても花は花」(TVタイトル「たまには明治もんもやりまっせ」)。明治時代のお話で掏摸の今田耕司が主演。もうこの頃になると、今田・東野・石田なども新喜劇に馴染んで、観客もそれを受け入れていたと思います。