「さくら、じゃあな…」


「お兄ちゃん、また行ってしまうの?」

 

 東京都葛飾区柴又といえば帝釈天と映画「男はつらいよ」ですが、駅前から帝釈天への参道もさることながら京成電鉄・柴又駅の駅前も昭和チックな空間であります。


 たぶん通っている鉄道路線や昔からの街道で物流や人の流れなどもあってのことなのでしょうが、埼玉県東部の匂いが漂う足立区、埼玉県の県央部の匂いが漂う北区、埼玉県西部の匂いが漂う板橋区、神奈川県の匂いが漂う大田区や世田谷区、そして千葉県の匂いが漂う葛飾区や江戸川区といった感じで東京23区でも意外と雰囲気がけっこう違います。

 柴又は江戸川を隔てると千葉県松戸市。


 駅前にはこんなお店もありますが、「金の…」を購入して帰る方はいるのでしょうか?ある芸能人のことは紹介されていましたが…。


 しかし、私にすれば「金の…」といえばどうしてもこちらを推してしまいます。
と、やってきたのは東京都台東区浅草。


 浅草というだけでネタがバレてしまった気もしますが、このリアルさと大迫力には柴又の「金の…」も尻尾を巻いて逃げてゆくに違いありません。
 厳密に申し上げますと浅草ではなく隅田川を隔てているので本所になるのですが、浅草駅から出て吾妻橋の袂からスカイツリーとのツーショットも撮影できます。
 日没後は照明によってその威厳に満ちた姿にますます輝きを増して行き交う人々や首都高速6号向島線を通るドライバーたちの畏敬に満ちたまなざしを一身に浴びるのです。

 負けじと東武鉄道・浅草駅が入る松屋デパートも輝いて周囲の下町然とした街並みの中にあってまるでヨーロッパを連想させるかのようです。



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しょっぱい派かな…。