鉄道コレクションの第30弾が2021年1月に発売されますが、国鉄の御殿場線への乗り入れ用である小田急のキハ5100形ディーゼルカーが含まれています。

 

 

小田急・新宿発で、非電化の御殿場線への直通運転用として準備されたのが、小田急のキハ5000形ディーゼルカーです。国鉄キハ50と同様に2エンジン搭載の強力形で、定員94名を確保した結果、シートピッチが狭くなり過ぎて不評を買ったことから、定員を82名に減らすことでシートピッチを改善したキハ5100形が製造されました。

 

鉄道コレクションでは、過去にキハ5000形が事業者限定品として販売されており、今回は一般流通品の第30弾として改良形のキハ5100形が発売になるものです。

 

 

キハ5000形ではご覧のように側窓が13個並びますが、シートピッチを広く改良したキハ5100形の側窓は11個となり、ゆったり感が出ています。実車では、キハ5000形もキハ5100形と同じシートピッチに改造されて同じ定員82名になるも、窓配置と座席が揃わなくなってしまいました。キハ5000形とキハ5100形は共通運用され、混結された姿も見られました。

 

乗り入れ先の御殿場線のイメージで、左側はTOMIXのキハ17(2442)、右側が鉄コレのキハ5000形です。キハ5100形の正面もキハ5000形と同一形状をしています。

 

キハ5000形を大改造してキハ5100形を作られた方もあったようですが、鉄コレの第30弾で発売されることにより、手軽に両形式を楽しむことが出来るようになります。

 

 

 
 

 

 

 

 

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