東北北海道遠征 第二日 秋田から五能線回りで北上…のはずが? | JURabbit Photo Blog

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皆さんこんばんは。

今日も旅行の続きを書いていこうと思います。

 

朝七時に目覚めました。波乱を予感させるような空模様でした。

この後朝飯は食わずホテルをチェックアウト、その後秋田駅のニューデイズで朝食を購入しました。

秋田駅に行くと羽越線の特急が区間運休しているなどの掲示があり、早くも旅が予め計画しておいた行程通りにうまくいくのか不安になりました。

 

 

8621D リゾートしらかみ1号 五能線経由青森行

HB-E300系橅編成

秋田(8:20)~新青森予定

 

とりあえず停車しているリゾートしらかみに乗車しました。車掌さんにあいさつしたとき、「今日は厳しいよ」と言われ、ますます不安になりました。

 

秋田駅を雨の中定刻で発車しました。そんな中雨はやむ気配もなく、Yahoo!の雨雲レーダーを見ると五能線沿線に活発な雲がかかっていることがわかりました。「もう打ち切りは必至かな」と思いつつ、打ち切られた際どうしようか思案を巡らせていました。

18券を使用していたため、函館まで行くために追加で10,000円の出費を覚悟しました。

 

車内はリゾート車らしくシートピッチに余裕があり、かなり快適でした。乗車していた3号車には売店があり、アイスやサイダーなどが販売されていました。

 

このまま乗っていると五能線内で見合わせされると困ると思い、能代あたりで降りようかと考えていた矢先、東能代到着前に車掌から

「この列車は次の東能代駅から弘前駅まで区間運休といたします。ご利用のお客様は東能代駅でお降りいただきバス代行をご利用ください。」

案の定打ち切り宣告されました。

打ち切られた場合は代行バスで行くと青森までいつになるのか想像がつかなかったので、奥羽線の特急に乗車券特急券買いなおして乗ろうと考えてていました。

降りる直前に悔しかったので鰺ヶ沢サイダーを購入し、次の機会へのリベンジを誓いました。リゾートしらかみと五能線は目的の一つだっただけに乗れなかったことは残念でした。

 

 

能代で強制的に降車させられました。

このときは気づいていませんでしたが、リゾートしらかみの車内にレンズの蓋を忘れたことを後で気づきました。(たかが600円ぐらいのもので落とし物センターに電話をするのは面倒だったので後で札幌で買いなおしましたが)

駅員がバス代行の案内をしていましたが、私は特急に乗車券特急券を購入しなおして乗車する旨を伝え、特急券を購入しました。

 

能代のアシストマルスで弘前までの乗車券特急券を購入しました。(急いでいたのでC制w)

 

 

2041M 特急つがる1号 青森行 E751系アキA-103編成

乗車区間 東能代~弘前(予定)

 

とりあえず特急に逃げて矢立峠越えをしようと目論みました。

このときは弘前まで特急に乗り、弘前から先普通電車で新青森駅まで到達できれば最悪なんとかなるだろうと考えていました。

しかし下川沿駅で対向列車行き違い待ちで10分以上停車した後、車掌から大雨のため大館駅で打ち切ることを宣告されました。

 

 

大館駅で前途運休になり、バス代行と相成りました。なおこの車両は折り返し秋田行つがる号として大館始発で折り返していきました。

駅係員から代行バスの手配を行っていることを伝えられ、手配ができるまで待合室で待っているよう言われました。(何とかとりあえず弘前まで行く手立てができたので良かったと安心)

そのあとPCを立ち上げ、この先の運行状況を公式ホームページで調べたところ

「奥羽本線 大館~津軽新城間 雨のため運転見合わせ 復旧のめどは立っていない」

という情報を得たため、駅係員に代行バスの下車駅を最初弘前と届け出ていたところ、新青森まで乗せてくれないかと相談し、乗車券の区変をすることを条件に了承を受けました。

 

急いで窓口に駆け込み、乗車変更(&自由席特急券払い戻し)の手続きをしました。

乗車券特急券で一回入場してしまっており、穴が開いていたので渋られかけましたが、運休になった特急に乗車していた旨を伝えるとすぐに対応してくださいました。新人さんなのか払い戻し&乗車変更の対応に難儀していましたが、何とか手続きできました。大館の窓口の係員さん、本当にありがとうございました。

そうこうしているうちにバスが到着、乗車しました。

駅員さんは「本日は本当に申し訳ございません。」と言っていましたが、私は内心非常事態の中バスの手配や乗車変更の手続きなど本当に感謝するとともに、とりあえず青森まで行けることに安堵していました。またバスの中は密な状態になることから、マスクをバスに乗車する全員に着用するよう言われました。(バス代行を利用した客もなるべく隣同士に座らないように工夫をしていました。)

 

矢立峠を越え、弘前で数人を下ろし、新青森駅に午後1時頃到着しました。(リゾートしらかみに乗るより早い到着ですが)

とりあえずここで窓口の列に並び、運休になったしらかみの特急券を払い戻しました。(大館で特急券払い戻し&乗車変更の手続き掛けた時はカードに返金処理されたが新青森ではC制乗車券なのに現金で返金されたのはなぜだろうと疑問に思ったのは内緒)

窓口は事故列変の対応や払い戻しに忙しそうでした。

払い戻しも済んだので、「魚っ喰いの田 新青森駅店」でランチにしました。

1000円ぽっきり丼がかなりコスパよさそうだったので、それを注文しました。普通に美味しかったです。(北海道からの帰路もここに寄るのですがそれは帰りの記事で)

津軽線 339M 蟹田行 701系アキN14編成

乗車区間 青森~蟹田

新青森駅から取りあえず青森駅に移動、少し時間があったのでコーヒーショップで時間を潰しつつ津軽線で津軽二股(=奥津軽いまべつ)を目指します。まず701系のワンマン列車に乗って蟹田を目指します。また青森で心配だったので津軽線が平常運転しているかどうか聞いたら平常通りとのことだったので本当に安心しました。そして特急課金&代行バス乗車のおかげか、なんとか青森以北は元の計画通りに戻すことができました。

車内では暇だったのでバンドリのイベランをしていました。

 

このあたりの田園地帯を見ると、昔の青函特急のことを思い出します。

そういえば結構乗ったなとしみじみ…

 

津軽線 341D 三厩行 キハ48-506+キハ48-1509

乗車区間 蟹田~三厩

蟹田駅に到着、ここから最果て三厩行の列車に乗車します。(最初は二股で降りようかと考えていたが三厩まで行って帰ってきても乗る予定の電車に間に合うことがわかり終点まで乗車)

この列車普通にワンマンになっておかしくないとは思うのですが、普通にツーマン運転で驚いていました。

新中小国信号所で海峡線と別れ、津軽線は延々と並行して走る単線非電化の線路を走っていきます。途中の風景を見ると、ものすごい最果て感が感じられました。

終点の三厩駅に到着、ここから来た電車で折り返し津軽二股まで向かいます。

この駅は最近まで駅員さんがいて、滞泊運用もあったようですが、去年あたり無人化されてしまったようです。

乗務員休憩室なんかもありましたが、もう使われないんでしょうね…

 

 

車内は終始ガラガラでした。僕と同じような同業者しかほとんど乗車していませんでした。

少しスナップ写真を撮りましたので、次回番外編として掲載したいと思います。

津軽二股に到着、隣接する奥津軽いまべつ駅まで向かいました。

奥津軽いまべつ駅で、例の北海道周遊の激安きっぷ「HOKKAIDO LOVE 6日間周遊バス」を購入しました。

JR北海道もそろそろ利用が低迷して薄利多売でもいいので利用者を誘致しようと考えたのでしょうか。(半額は道の補助金みたいですけど)

まあこれだけで元の数倍も取ろうとするのは少し申し訳ない気がした&少しでも北海道の経営の足しになればいいかなと思ったので一回自腹切ってグリーン車に乗車しましたが。

そうこうしているうちに新幹線の時間になったのでホームに入場しました。

ホームに出ると、隣の線路には貨物列車が退避していました。新幹線を退避してから発車するのでしょうか。

北海道新幹線 33B はやぶさ33号 新函館北斗行

乗車区間 奥津軽いまべつ~木古内

北海道新幹線に乗車し、海峡を越えて木古内駅に向かいました。

途中青函トンネルを通るので、携帯の電波が通じないと勘違いしていましたが、最近通じるようになったのか携帯の電波は通じました。

35分ほどの乗車で木古内駅に到着しました。

ここで道南いさりび鉄道に乗り換えますが、時間があったのでセイコーマートで夕食を調達し、チコちゃんに叱られるを見ながらセコマ飯を食べました。

木古内駅の、青函特急が健在のころ停車していたホームが綺麗になくなっていたのを知り、何とも悲しくなりました。

道南いさりび鉄道 135D 函館行 

キハ40-1798+キハ40-1810

乗車区間 木古内~函館

この電車で函館まで向かいました。本州と違って道内のヨンマルは非冷房なうえ、一段窓なんですね。

普通に車内は暑かったので窓開けしましたが、開けたら開けたで虫が入ってくるのが悩みどころなんですよね…(このあと釧網線のキハ54でも非冷房故暑い思いをする羽目になる)

約一時間の乗車で函館駅に到着、今夜はここに宿を取りました。

この日は国鉄急行色もどきになった1798号と深緑色の塗装になった1810号の2両での運行でした。ちなみに帰りはながまれ号の車両に乗車しました。(これも後程当該記事にて)

この後函館駅のセブンで爽健美茶を買いますが、どっかにそれも置き忘れるという…

最初から最後までこの日は波乱でした。

函館駅隣接のJRインのツインルームにチェックインしました。

大浴場でこの2日の疲れを癒すとともに、翌日からの旅が無事に進むことを祈りました。

部屋が駅側ではなかったのが残念ですが、綺麗で快適だったので良かったです。(JR系列のホテルって案外サービスいいなと思いながら)

パソコンで、この日撮った写真を現像した後明日に備えて寝ました。

 

次回は番外編としてヨンマルのスナップを掲載します。

 

つづく