【書籍紹介】 D51「"デゴイチ"鉄路の千両役者」 ㈱枻(えい)出版社 20 | D51338の ほぼ蒸機ブログ “NO STEAM, NO LIFE!”

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物心がついた時から蒸気機関車が好き。
1970年代に撮った写真はプリントでわずかに残るのみ(泣)
今は関東近県の復活蒸機を撮影するのが楽しみ。
そんな写真を載せたいと思います。
D51338は故郷、飛騨高山にいたカマです。

掘り鉄ネタもなくなったので書籍紹介シリーズです。

今回は2002年7月、 ㈱枻(えい)出版社発行のD51「"デゴイチ"鉄路の千両役者」です。

 

① 表紙です。今回は左のですが、右のD51「"デゴイチ"日本全国、鉄路の軌跡」というのも3ヶ月後に出ています。そちらはまた追って。

② 裏表紙です。内容はざっとこんな感じです。

下記A社の説明より:貨物用蒸気機関車でありながら見事で華麗なプロポーションを持つ、我が国の鉄道情景に欠かせぬスーパースターだったD51(デゴイチ)。誕生の物語や7つの基本型、全機の記録ノートなど、デゴイチの全貌を網羅する一冊。

価格は2,800円+税(この時は3%?)と高いのによく買っていたなと驚いています。今なら買えません(T_T)

 

③ その中からいくつかのご紹介です。

昭和46年4月、伯備線でD51838牽引のお召列車が運転された時の姿です。左が838号機、鳳凰の装飾を施されまさに「晴れ姿」ですね。軸箱上の菊の御紋章も装備されています。右は予備機の758号機です。鳳凰の装飾をする時、デフに点検窓がないのが良かったです。

④ これは私も撮ったことのある827号機。中津川区の青プレート、カラーがいいですね。昭和48年7月の中央西線さよなら列車の時です。

⑤ 「一次型のなかの白眉「スーパーなめくじ」ドームD5123。高崎機関区で撮影された西尾写真のの名作のひとつ。それにしても美しいプロポーションである。撮影:西尾克三郎氏」(写真説明より)

半流線型のなめくじに対し、全流線型や大なめくじとも呼ばれたそうです。

昭和11年、落成当時と思われますがランボード上のプレートはかっこいいです。残念ながら戦時中に普通のなめくじに改造されています。

※追記:梅小路の1号機にダミーでもいいので、スーパーなめくじの覆いを付けていただけるといいですね(笑)

⑥ D51三重連と言えば東北本線・奥中山、奥羽本線・碇ヶ関、伯備線・布原が有名でしたが、こちらは奥中山です。

よく見ると3両目はC6033の付いた三重連です。

先輩の故Iさんは間に合っているんですが、うらやましい限りです。

⑦ D51、全1115両がリスト化されています。タイトル名の「千両役者」、1115両だからなのかと今回、気がつきました(笑)

⑧ 私D51338も載ってます。昭和44年12月に廃車になっていますが合ってます。そのころ友達のKJ君と扇形庫の中で乗りましたから(^^)

そういえば昔、鉄道ピクトリアル誌に「D51その一族 1115分の1の素顔」という記事が連載されていましたが、覚えておられる方、いらっしゃいますか? 1冊の本になったら絶対買いますよね!

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