こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、DE10のSG(蒸気暖房)無しバージョン、1500番台が入線しました。

といっても動力ユニットなどは部品取りとして保有していたものの転活なので、半分新車、半分中古 といった所です。実車写真も少し出てきます。

 

整備を終えた姿です。KATOの品番7011-1(7011-2)ですが、前面手すりをSGホース掛けの無いものにしています。機番はKATOのプレートに収載されていた1598号機を暫定的に選びました。最近のMyトレンド、ジャンパ栓、エアホース類の装着も行っています。

 

右は既に在籍していたSG搭載車 1122、1109号機です。前面手すりの左側SGホース掛けが無いのが左の1598号機、これだけといえばこれだけですが、形態が違います。

 

ロングノーズ側、既存車(左)のSGホース掛けとホースもDD51で作ってみた新しいタイプに作り換えています。その掛け具が無いのが右の1500番台です。以下に書いていますがパーツを工夫して再現しました。

 

KATOの7011-1はホース掛け有の表現で、1000番台、1500番台両方のナンバープレートが収載されています。写真は以前DE10再整備の記事でUpしたものですが、この1539号機のように確かにSGホース掛けがあった1500番台車がありました。SG非搭載なのに何のために付いていたんでしょうね?

2000/07 花輪線 北森-平舘 工99**レ (列番不詳)

 

しかしそれは1500番台の若番まで、大多数はホース掛け無しだったと思うんです。

これは1997/11に盛岡で撮影した1595号機、前面手すり左側はスッキリしています。

模型に収載されていたナンバーは1592,1598号機、私はこれまで撮影機会が無いのでNetで調べましたが、両車とも国鉄色時代”ホース掛け無し”の写真でした。

急行天北を牽引した1735号機北上線の工臨を牽引した1759号機大船渡線臨客を牽引した1765号機 等々..皆同じで、こちらの方が印象が強いんです。

 

なので、急行天北の記事に部品取りとして買っていた7011-2の各パーツをかき集めたところまで書きましたが、これを組立復活させ、ボディーなど足りないものを買い足して耐寒型1500番台を作ろうと、、早速実行しました。

 

各パーツを組み立てたところです。KATOのDE10は非常によく出来ていますが、小さいボディーだけに構造が色々と特殊です。その1例、モーターが縦に入っています。電極が上に見えてますよね。こうすることでキャブ周りの横幅絞り込みを再現出来ているものと思います。非常によく工夫されていると思います。写真はパワーパック運転で走行テストした時のものです。

 

そのモーターも電車の床下などに収まる小型のGM-3型、機関車はGM-5が多いんですけどね。7011-2のものは故障した車両に転用していたので、これも買ってあったモハネ582の動力ユニットから抜いてきたモーターを使用します。通常の横付け車には無い電極から伸びる集電用の銅板は自作しました。フライホイールもDE10のものに交換して使います。

 

台車も2組予備があったのでそのうち1組を使用、バラシて既存2両と同じくゴムタイヤを外します。車輪も特殊なものなので他車から転用は出来ず、不具合を起こして引退したDE10台車パーツよりやりくりします。

 

DCC基板を載せて試運転、キャブパーツが見当たらなかったのでこんな怪しい姿?で慣らし運転していました。

 

試運転中、台車からタイヤフラットを起こしたように”ガッ ガッ ガッ”と規則正しく異音がするようになりました。バラシて見ると左下矢印部、挟まったゴミが原因だったようです。こんな小さいのが..やはりDE10は難しい、歯数10のミクロサイズ歯車ですからね。ゴミが原因で歯が変形してしまったこともあり..予備台車パーツは必須と思います。

 

その後購入パーツが到着、この3種を新調しました。

左の”DE10貨 手スリパーツ”をみつけたのがGoサインのきっかけとなりました。JR貨物更新車のパーツでしょうね。これでホース掛け無しの姿を表現できます。側面手すりも痛んでいたので交換しようと思いましたが、合わない..これは誤算でしたが、他は目論み通り使えました。ボディーを載せ替え他作業して完成したのが写真1枚目の姿になります。

 

DCC基板は既存車も含め3両共青いDN163K4aに統一することにしました。

下2両が既存車、ライトを砲弾型LEDへ交換しています。2枚目の写真、ライト輝度が大きく違うのは写真上の1500番台にこの改造をしていないためです。結構難しい作業なのでこの後ゆっくりやります。

 

これまで既存車にはDN163K0a(緑の基板)を使っていたのですが、K4aよりサイズが大きい分右側ライトの位置が先端に近いキワドイ位置に来るのと、裏側に付いているコンデンサーを納めるために矢印の部分削りを入れてなければならないので、いっそK4aに統一しようと。

一部のDD51に搭載されていたK4aと基板交換することで対応しました。

 

既存2両もDCC基板を交換し、3両共同じパラメータを改めて書き込んだので、歩調が合うか?など走行テストが必要です。2両ずつも面倒なので3重連で走行テスト、今のところ問題なく走っています。

 

客車は12系9連(KATO)を使用、本当に走ったら発狂モノ?のスゴイ編成ですね(笑)。模型ならでは、かも。先頭の1598はこの先自分の馴染みの機番に変えようと思いますが、ナンバープレートの調達が必要です。

転がっていたパーツの転活で、3000円ほどの投資でDE10耐寒型を1両増やせたので良かったかな?過去に買っている分も入れれば高く付いていますけどね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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