着々と進行している京王線の仙川―笹塚の立体交差事業。


まだ見た目での変化は用地確保や資材の準備などくらいのように思えますが、この区間の風景が近い将来変わってしまうことは確かです。


つまり今はこの地上時代が撮れるラストチャンスなのでしょう。

 

今回やってきた場所は明大前―代田橋間の和田堀給水所。
 
現在建て替え工事が行われているこの施設ですが、周囲の建物などが先に取り壊されたことにより、丸い形をした大きな貯水槽が最近京王線の車内からでもよく見えるようになりました。
 

 
この建物、一瞬フランス(イタリアでした)のコロシアムを思わせるようなデザインで、世田谷の住宅地を走る京王線の車窓としてはちょっと異空間を感じますよね。
 
建て替えられてしまうことにもったいなさを感じます。。


立体交差に伴いここを走る井の頭通りも移設されることが決まっているようですし、この場所も数年後には大きく姿を変えてしまう貴重な景色のひとつですね。