渋谷駅【東京都】(東急東横線、東京メトロ副都心線。2019年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 

今回の【駅】コーナーは、
東京都渋谷区中心部の副都心・渋谷に位置する東急東横線と東京メトロ副都心線の接続駅で、かつては東横線のターミナル駅で東側高架にあったものの、副都心線との相互直通運転開始にあたり2013年に明治通り地下へと移転して通過型ターミナル駅へと変化しました。そして東口駅前には東急が手掛ける再開発ビル「渋谷ヒカリエ」「渋谷スクランブルスクエア」などが次々と完成し、ハチ公口前広場やスクランブル交差点、円柱状の建物のファッションビル「渋谷109」などがある西口側と違った駅前風景が特徴的な
渋谷駅 (しぶやえき。Shibuya Station) です。
 
尚、今回は東急東横線と東京メトロ副都心線が乗り入れる渋谷駅のみ取り扱います。

東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線の渋谷駅の記事につきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら

JR線・渋谷駅の記事につきましても以前UPいたしました⇒記事はこちら
東京メトロ銀座線・渋谷駅の記事につきましても以前UPいたしました⇒記事はこちら
京王井の頭線の渋谷駅の記事につきましても以前UPいたしました⇒記事はこちら
 
そして、写真は一部2019年8月撮影のもので、写っている出入口表示が旧番号になっていて、2019年11月に変更された新出入口番号に対応していませんが、記事本文では新出入口番号を使用して説明しています。ご了承下さい。
 
 
駅名
渋谷駅 (東急の管理駅)
 
所在地
東京都渋谷区
 
乗車可能路線
東急電鉄:東横線
東京メトロ:副都心線 

  
隣の駅
東急東横線 (TY 01)
横浜方……代官山駅 
 
東京メトロ副都心線 (F 16)
和光市方……明治神宮前〈原宿〉駅 
 
乗換可能駅
東急電鉄:田園都市線、東京メトロ:半蔵門線……渋谷駅 (田園都市線・半蔵門線)まで徒歩7分 (改札内連絡) 
JR東日本:山手線埼京線湘南新宿ライン、相鉄・JR直通線……渋谷駅まで徒歩10分
東京メトロ:銀座線……渋谷駅まで徒歩8分
京王電鉄:井の頭線……渋谷駅まで徒歩12分
 
訪問・撮影時
2019年8月~2020年3月
 
 

渋谷駅の北東側に位置する宮下公園交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は明治通り(東京都道305号線)で、地下を東京メトロ副都心線が通っていて、離れた前方に渋谷駅があります。
明治通りと交差する左(東)への道路は美竹通り、右(西)への道路(通り名不明)は宮下公園(現・ミヤシタパーク。2020年7月にリニューアルオープン)とJR線のガードをくぐり「タワーレコード」前へ抜けます。
 
交差点の南東角(左前方)には東京メトロ都市開発所有のオフィスビル「渋谷地下鉄ビルディング」があり、1階と2階には飲食店などが入居する商業施設「渋谷メトロプラザ」となっています。
この「渋谷地下鉄ビルディング」には東急線および副都心線・半蔵門線の渋谷駅B1出入口(階段・上りエスカレーター)があります。そして約130m先(写真奥)の明治通り左側歩道沿いにはエレベーター専用の20a出入口があります。尚、東横線・副都心線の渋谷駅は東急の管理駅ですが、B1出入口と20a出入口につきましては東京メトロが管理していると思われます。但し、駅名看板はメトロより東急の方が先に表示されています。ちなみに、B1出入口から最寄りの宮益坂東改札までの距離は約250mで近くなく、しかも一旦地下3階に下ってから地下2階へ上がる形になるため、健常者は後述のB3出入口(宮益坂下交差点北側)を利用した方が早いです。
 
交差点の南側、明治通り沿いには雑居ビルなどが立ち並んでいて、多くの商店が入居しています。
この付近は渋谷駅に近く、住宅は見られません。右側の工事中のスペースは宮下公園です(現・ミヤシタパーク)。
そして、明治通りを250mほど南下すると宮益坂下交差点に差し掛かり、近くに銀座線とJR線の渋谷駅があります(後述)。
遠方には渋谷駅東口に位置する東急系の超高層ビル群・右から「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷ストリーム」「渋谷ヒカリエ」がそびえています。
 
 

宮下公園交差点北側より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は明治通りで、地下を東京メトロ副都心線が通っていて、離れた後方に渋谷駅があります。
後方に宮下公園交差点があり、右(東)への道路は美竹通り、左(西)への道路は宮下公園(現・ミヤシタパーク)とJR線のガードをくぐり「タワーレコード」前へ抜けます。
右後方の交差点南東角にはB1出入口があります。
明治通り沿いにはビルが立ち並んでいますが、渋谷駅から離れるため商店は減少傾向です。左側の工事中のスペースは宮下公園(現・ミヤシタパーク)です。
写真右側には、写っていませんが複合施設「渋谷キャスト」(地上16階建て)があります。大半がオフィスで、高層階に賃貸住宅、1階と地下1階に商業施設が入居しています。
また、写真右前方の駅北東側は神宮前五丁目の住宅街で、路地(渋谷キャットストリート)の沿道にはマンションが立ち並んでいて、渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校があります。
さらに北東側の住宅街には一戸建て住宅も見られます。
 
 

宮下公園交差点より西を望む。2019年8月撮影。
左(南)~右(北)の道路は明治通りで、地下を東京メトロ副都心線が通っていて、離れた左側に渋谷駅があります。
後方(東)への道路は美竹通り、前方(西)への道路は宮下公園(現・ミヤシタパーク)とJR線のガードをくぐり「タワーレコード」前へ抜けます。
左後方の交差点南東角にはB1出入口があります。
交差点の前方で道路を跨ぐ工事中の建造物は宮下公園(現・ミヤシタパーク)で、その先にJR線のガードがあります。
渋谷区立宮下公園は1930年に開設され、東京オリンピックが開催された1964年には人工地盤上に移転し、「空中公園」になりました。高架下には駐車場が整備されました。そして近年になり改築工事が行われ、2020年7月には公園がさらに高い位置になり、下層には駐車場のほかホテルや商業施設が入居した複合施設「MIYASHITA PARK (ミヤシタパーク)」として生まれ変わりました。当初は2020年6月18日にオープン予定でしたが新型コロナウイルスの影響で開業が7月に延期されました。
 
また、JR線ガードの向こう側(西)は繁華街で、近くには「タワーレコード」、丸井系のショッピングモール「渋谷モディ」、「渋谷PARCO (渋谷パルコ)」、「西武渋谷店」、「ロフト」などの商業施設があり、渋谷公園通りやスペイン坂も近いです。
 
 

宮下公園交差点より東を望む。2019年8月撮影。
左(北)~右(南)の道路は明治通りで、地下を東京メトロ副都心線が通っていて、離れた右側に渋谷駅があります。
後方(西)は宮下公園とJR線のガードをくぐり「タワーレコード」前へ抜ける道路で、前方(東)は美竹通りです。
交差点東側はすぐ坂道になっていて、周辺はオフィス街になっています。商店やマンションは少ないですが、駅から離れるごとにマンションが増加します。
写真奥には「キユーピー」の本社ビルが見えます。
そして美竹通りを400mほど進むと宮益坂上交差点に到達し、青山通り、宮益坂と交差します。さらに250mほど進むと金王八幡宮付近で六本木通りと交差します。
 
 

こちらは前述の宮下公園交差点から約250m南に位置する宮益坂下交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は明治通りで、前方にかけての地下に東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅があり、後方地下には副都心線が走っています。
明治通りと交差する左(東)への道路は宮益坂、右(西)への道路はとJR線のガードをくぐりスクランブル交差点に通じる旧大山街道です。この東西方向の道路直下に東京メトロ半蔵門線が通っていて、右側地下に半蔵門線と東急田園都市線の渋谷駅があります。
交差点北側の明治通り西側歩道(右後方)にB2出入口(階段のみ)が、明治通り東側歩道(左後方)にB3出入口(階段のみ)があり、交差点南側の明治通り東側歩道(左側)にB4出入口(階段のみ)が、交差点西(写真右)の旧大山街道南側、JR線ガード東側にB7出入口(階段のみ。一部区間上下ESあり)があります。
宮益坂下交差点のすぐ南(写真前方)には東京メトロ銀座線の渋谷駅(高架)が明治通りを跨いでいます。明治通り左側に明治通り方面改札があります。
写真右側には渋谷駅東口バスターミナルがあり、その右(西)にはJR線の渋谷駅があります。写真右側、JR駅に面した場所に銀座線のスクランブルスクエア方面改札があります。
そして銀座線をくぐった先の明治通り左側には超高層ビル「渋谷ヒカリエ」が、右側には超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」があります。
「渋谷スクランブルスクエア」の先(写真奥)には超高層ビル「渋谷ストリーム」があります。
 
 

宮益坂下交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は明治通りで、後方にかけての地下に東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅があり、前方地下には副都心線が走っています。
明治通りと交差する右(東)への道路は宮益坂、左(西)への道路はとJR線のガードをくぐりスクランブル交差点に通じる旧大山街道です。この東西方向の道路直下に東京メトロ半蔵門線が通っていて、左側地下に半蔵門線と東急田園都市線の渋谷駅があります。
交差点南側の明治通り東側歩道(右後方)にB4出入口と銀座線・渋谷駅の明治通り方面改札が、西側の旧大山街道南側(左後方)・JR線ガード東にB7出入口があり、交差点北側の明治通り西側歩道(左前方)にB3出入口が、明治通り東側歩道(右前方)にB2出入口があります。
宮益坂下交差点の先、明治通り沿いは市街地になっていて、交差点周辺には「ビックカメラ」など商店が多く見られますが、北へ進むごとに商店数が減少します。
そして周辺に民家はほとんどありませんが、「テラス渋谷美竹」などマンションもわずかながら存在します。
 
 

宮益坂下交差点より西を望む。
左(南)~右(北)の道路は明治通りで、左側にかけての地下に東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅があり、右側の地下には副都心線が走っています。
明治通りと交差する後方(東)への道路は宮益坂、前方(西)への道路はとJR線のガードをくぐりスクランブル交差点に通じる旧大山街道です。この東西方向の道路直下に東京メトロ半蔵門線が通っていて、前方にかけての地下に半蔵門線と東急田園都市線の渋谷駅があります。
交差点北側の明治通り沿いにB2出入口(東側)、B3出入口(西側)が、交差点南側の明治通り沿い東側にB4出入口と銀座線・渋谷駅の明治通り方面改札が、西側の旧大山街道南側(左前方)・JR線ガード東にB7出入口があり、その近くにJR線・渋谷駅の北東口に相当する宮益坂口があります。
宮益坂下交差点のすぐ先で旧大山街道はJR線のガードをくぐります。その手前の右側には「ビックカメラ」があり、左側には東口バスターミナルがあります。ガード手前の右側には「ミヤシタパーク」の出入口があります。
バスターミナルの先にはJR線の渋谷駅(ハチ公口)があり、その向こう側に忠犬ハチ公像が設置されている駅前広場があります。そのハチ公前広場の先には世界的に有名なスクランブル交差点があり、その先(西)にはファッションビル「渋谷109 (マルキュー)」や道玄坂、渋谷センター街など繁華街が広がっています。
左側の古いビルは東急百貨店東横店ですが、解体の上で高層ビルに建て替えられる予定です。かつては百貨店内に銀座線の渋谷駅がありました。
東急百貨店東横店の向こう側(写真左奥)には「渋谷マークシティ」があり、その中に京王井の頭線・渋谷駅と銀座線の車庫があります。
 
 

宮益坂下交差点より東を望む。
左(北)~右(南)の道路は明治通りで、右側にかけての地下に東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅があり、左側の地下には副都心線が走っています。
明治通りと交差する前方(東)への道路は宮益坂、後方(西)への道路はとJR線のガードをくぐりスクランブル交差点に通じる旧大山街道です。この東西方向の道路直下に東京メトロ半蔵門線が通っていて、後方にかけての地下に半蔵門線と東急田園都市線の渋谷駅があります。
交差点北側の明治通り沿いにB2出入口(東側)、B3出入口(西側)が、交差点南側の明治通り沿い東側にB4出入口と銀座線・渋谷駅の明治通り方面改札が、西側の旧大山街道南側(右後方)・JR線ガード東にB7出入口があります。
分かりづらいですが、宮益坂下交差点から前方に伸びる道路は上り坂になっています(宮益坂)。すぐ東側には銀座線が地上を走っていますが、宮益坂の斜面から地下トンネルへと入っていきます。
宮益坂沿いにはビルが立ち並んでいて、商店とオフィスが混在しています。住宅はまず見られません。沿道には渋谷郵便局があります。
坂を130mほど登って左へ曲がると宮益御嶽神社と宮益不動尊があります。
そして約330m前へ進み宮益坂を登りきると、青山通りとの宮益坂上交差点に到達します。
 
 

こちらは宮益坂下交差点の南東角、明治通りの東側歩道上に位置するB4出入口です。南を望む。
B4出入口は階段のみの出入口ですが、地下2階コンコースと地下1階踊り場の間には上りエスカレーターも併設されています。
東横線・副都心線の渋谷駅も田園都市線・半蔵門線の渋谷駅も東急と東京メトロの共同使用駅であるものの、両方とも東急の管理駅なので駅名看板には東急の方が上に表示されています。
右側を手前(北)~奥(南)に延びる道路は明治通りで、後方に宮益坂下交差点があります。
前方には銀座線の渋谷駅が明治通りを跨ぐ形で設置されており、明治通り東側歩道に面した銀座線高架下に明治通り方面改札(写真左前方)があります。
 
 

こちらは東横線・副都心線の渋谷駅の最南端の出入口であるC2出入口前より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は明治通りで、地下を東横線が通っていて前方地下に東横線・副都心線の渋谷駅があります。
明治通り西側(写真左)に位置する、ガラス張りの小さな建物がC2出入口で、階段と上下方向エスカレーター、エレベーターの設備があります。この階段・ES・EVは地下2階コンコースをはじめ2階相当に位置する渋谷駅東口国道デッキに繋がっています。
そしてC2出入口の左(西)には東急系の複合施設「渋谷ストリーム」があり、35階建てのタワー(写真左奥。飲食店、ホテル、オフィスなどが入居)、7階建てのイベントホール(タワーの北側)で構成されていて、南側を流れる渋谷川を整備して川沿いには「渋谷リバーストリート」と呼ばれる遊歩道が設置されました。ちなみに「渋谷ストリーム」「渋谷リバーストリート」は東横線の地上線跡に建設されました。
また、写真前方には明治通りと六本木通り・青山通り(右)、玉川通り(左)の渋谷駅東口交差点があり、左右方向に延びる各通り(六本木通りを除き国道246号)の上空には首都高速3号渋谷線が通っています。交差点上空には渋谷駅東口国道デッキ(歩道橋)が架けられており、各方面間の移動が可能です(各コーナーにEVあり)。
そして交差点の北西角(写真正面)には超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア」がそびえ立っています。
 
 

こちらは渋谷駅東口交差点北側、デッキより北を望む。すぐ後方に交差点があり、国道246号と首都高速が横切っています。
手前(南)~奥(北)の道路は明治通りで、前方にかけての地下に東横線・副都心線の渋谷駅があります。
写っていませんが、写真左下の明治通り沿いには階段のみ設置のC3出入口があります。
 
交差点の先、右側の超高層ビルは東急文化会館跡地に建設された東急系の複合施設「渋谷ヒカリエ」(34階建て)です。低層部には飲食店街「dining6」や東急百貨店が運営する商業施設「ShinQs (シンクス)」、中層部にはミュージカル劇場「東急シアターオーブ」や「ヒカリエホール」などの文化施設、高層部にはオフィス(ディー・エヌ・エー本社など)が入居しています。
左側の超高層ビルは東横線・渋谷駅の地上駅跡に東急・JR東日本・東京メトロが共同で建設した複合施設「渋谷スクランブルスクエア」で、一番背の高い47階建ての東棟は商業施設、産業交流施設、オフィス、展望施設(SHIBUYA SKY)で構成されていて、他に10階建ての中央棟、13階建ての西棟があります。
 
そして前方には「渋谷ヒカリエ」と「渋谷スクランブルスクエア」を結ぶ連絡通路が明治通りを跨いでいて、その先には銀座線の渋谷駅が連絡通路と並行して明治通りを跨いでいます。明治通り右側(東)には明治通り方面改札が、明治通り左側(西)には「渋谷スクランブルスクエア」やJR線・渋谷駅中央改札直結のスクランブルスクエア方面改札があり、「渋谷スクランブルスクエア」の西側にはJR線・渋谷駅があります。
銀座線の先には前述の東口バスターミナルと宮益坂下交差点があります。
 
 

渋谷駅東口交差点南側、デッキより南を望む。すぐ後方に交差点があり、国道246号と首都高速が横切っています。
手前(北)~奥(南)の道路は明治通りで、地下を東横線が通っていて少し離れた後方地下に東横線・副都心線の渋谷駅があります。
明治通りの右側歩道沿い(写真右)にはC2出入口があります。
交差点から南側にかけての明治通り沿いにはビルが立ち並んでいます。左手前には渋谷警察署があります。手前側には商店も多いですが駅から離れるごとに数が減少し、入れ替わりにマンションが見られるようになります。また、右側のビル階の裏手には渋谷川が流れていて、かつては東横線の高架橋が通っていましたが現在は遊歩道「渋谷リバーストリート」などへと変わっています。
そして約400m先の東側路地裏にはJRA(日本中央競馬会)の場外馬券売場「ウインズ渋谷」があり、その南側には一戸建て住宅も見られます。
さらに、駅から約1km南東、住宅街の中には氷川神社と寶泉寺(宝泉寺)があります。
 
 

渋谷駅東口交差点東側、デッキより東を望む。すぐ後方に交差点があり、明治通りが横切っています。
手前(西)~奥(東)の道路は国道246号で、交差点から東の通り名は六本木通りです。すぐ先の渋谷署前交差点で青山通り(国道246号)が左前方へ分岐しています。そのまま直進する六本木通りは都道412号となります。また、六本木通り上空には首都高速3号渋谷線が通っていて、渋谷署前交差点の先(写真奥)には下り(西)方向の渋谷出入口があります。中でも下り入口は長らく未設置でしたが2019年12月19日に新設され、渋谷から中央環状線(C2)、東名高速方面への移動が便利になりました。
また、右側の歩道橋スロープの直下にはC1出入口とエレベーター出入口(地下~地平~歩道橋)が設置されています。
交差点から東側の六本木通り沿い、青山通り沿いには商店も見られるものの、多くのオフィスビルが立ち並んでいます。
右手前のビルは渋谷警察署で、左奥に見える高層ビルは「渋谷クロスタワー」です。「渋谷クロスタワー」はオフィスが中心ですが、敷地内には尾崎豊記念碑があります。
こちら側も駅近くは住宅が見られませんが、駅から離れると次第にマンションが見られるようになり、500mほど離れると路地裏には一戸建て住宅も見られるようになります。
東側の主なランドマークとしては、金王八幡宮(南東約400m)、実践女子大学渋谷キャンパス(東約600m)、國學院大學(南東約1km)、青山学院大学(北東約700m。青山通り沿い)、国連大学本部(北東約700m。青山通り沿い)、などがあります。
 
 

渋谷駅東口交差点直上のデッキより西を望む。2019年8月撮影。左右方向に明治通りが横切っています。
手前(東)~奥(西)の道路は国道246号で、交差点から西の通り名は玉川通りです。高架部には首都高速3号渋谷線が通っています。すぐ先で玉川通りはJR線をくぐり、首都高速はJR線をオーバーパスして西側(渋谷駅西口バスターミナル前)へ抜けます。
右手前の高層ビルは「渋谷スクランブルスクエア」で、右後方には「渋谷ヒカリエ」が、玉川通りの左側には「渋谷ストリーム」があります。
そしてJR線の西側ですが、「渋谷スクランブルスクエア」の陰には東急系の商業施設「東急プラザ渋谷」があり、写真奥の細い高層ビルは「セルリアンタワー」で、ビル建設以前は東京急行電鉄の本社がありました。ホテル(セルリアンタワー東急ホテル)やオフィスが中心の構成となっています。
そして玉川通りの北側は「道玄坂」エリアで、繁華街になっていて飲食店が多いです。玉川通りの南側は住宅街で、マンションや一戸建て住宅が見られます。
 
 

東横線・副都心線の北改札口に相当する宮益坂中央改札です。地下2階にあります。北を望む。
ちなみに東横線・副都心線の全ての改札から田園都市線・半蔵門線も利用可能です。
B7出入口、京王井の頭線、ハチ公前広場、道玄坂、「SHIBUYA109」方面への移動に便利です。
左側には田園都市線・半蔵門線メインの各改札口や京王井の頭線、ハチ公前広場、道玄坂、「SHIBUYA109」方面(A出入口)への地下通路が伸びています。そして改札口の左側から改札内コンコースの裏手を回る形で宮益坂東改札、B1出入口、20a出入口(エレベーター専用)へ向かう地下通路があります。
また、後方左手には渋谷駅東口地下広場があり、B7出入口へ向かう階段・上下方向エスカレーターがあります。
右後方には渋谷ヒカリエ1改札、渋谷ヒカリエ2改札、「渋谷ヒカリエ」「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷ストリーム」やJR線・銀座線の渋谷駅に通じる地下通路が南へ伸びています(一部北行のみ動く歩道あり)。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が西(左)から南(右手前)へ弧を描くように並んでいて(幅広通路(ワイド改札口)あり)、左端にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
有人通路の左手前に自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札内および改札外の渋谷駅東口地下広場にあります。
ちなみに改札内コンコースは宮益坂東改札および渋谷ヒカリエ1改札と共用です。渋谷ヒカリエ1改札との間には段差がありますが、階段・上下方向ES・EVで段差を解消しています。
改札を入って正面と左方向には田園都市線・半蔵門線ホームへ向かう階段・上りエスカレーターが、右方向には地下5階にある東横線・副都心線ホームへ向かう階段、エスカレーター(上下方向)がそれぞれ設置されています(地下4階踊り場経由)。エレベーターは右後方に東横線・副都心線ホーム方面へは直通の設備がありますが(いずれも地下4階踊り場経由)、田園都市線・半蔵門線ホームへは地下4階踊り場(乗換コンコース)を経由して地下3階に上がるエレベーターに乗り換える必要があります。
また、各線ホームの中間層に当たる地下4階踊り場は東横線・副都心線系統と田園都市線・半蔵門線との乗換コンコースになっています。両系統の路線を乗り換える場合や階段・ESで改札~東横線・副都心線ホームを行き来する際は必ず通ります。東横線・副都心線ホームと同じく南北方向に延びていて、北寄りには田園都市線・半蔵門線ホームへ向かう通路が分かれています(地下3階ホームとの間に階段・上下方向ES・EVあり)。中ほどにはトイレ・多機能トイレがあり、南側に渋谷ヒカリエ改札の吹抜けがあります。
尚、改札内に売店もありますが、付近の改札外に売店・コンビニはありません。
 
 

こちらは東横線・副都心線の北東口に相当する宮益坂東改札です。地下2階にあります。南を望む。
B1~B4、20a出入口が近いです。後方(北)へ進むとB1、20a出入口で、途中で前述の宮益坂中央改札方面からの地下通路と合流します。そして左側にある階段を上がるとB2・B3・B4出入口です。通路を直進すると「渋谷ヒカリエ」や東横線・副都心線の渋谷ヒカリエ改札方面、C1~C3出入口方面へ抜けられます。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に窓口兼有人通路があります(幅広通路)。
改札口の左側(写真奥)には自動券売機があります。
ちなみに改札内コンコースは宮益坂中央改札、渋谷ヒカリエ1改札と共用です。
 
 

こちらは東横線・副都心線の中央口に相当する渋谷ヒカリエ1改札(新正面改札)です。地下2階にあります。北を望む。
右にB5出入口(「渋谷ヒカリエ」直結。EVあり)が、左にB6出入口(「渋谷スクランブルスクエア」直結、JR線・銀座線方面、渋谷駅東口地下広場方面。EVあり)があります。
右前方には宮益坂東改札やB1~B4、20a出入口方面への通路が、左前方には宮益坂中央改札やB7、A出入口、渋谷駅北西側(ハチ公前広場など)への通路(北行のみ一部区間に動く歩道あり)が延びています。
そして後方には吹抜けがあり、その反対側に後述の渋谷ヒカリエ2改札があります。左後方にはC1~C3出入口への通路が延びています(「渋谷ストリーム」はC2出入口)。
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、両端に幅広通路(ワイド改札口)があります。改札口の右側にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札機の左手前に自動券売機があります。そして改札内コンコースは宮益坂中央改札・宮益坂東改札と共用です。
改札を入って正面には地下5階にある東横線・副都心線ホームへ向かう上下方向エスカレーターが(地下4階踊り場経由)、ESの裏手の右側には東横線ホームへの、左側には副都心線ホームへのエレベーターが、それぞれ設置されています(いずれも地下4階踊り場経由)。
尚、こちらの改札周辺に売店・コンビニはありません。
 
 

こちらは東横線・副都心線の南口に相当する渋谷ヒカリエ2改札です。地下2階にあります。南を望む。
左にB5出入口(「渋谷ヒカリエ」直結。EVあり)が、右にB6出入口(「渋谷スクランブルスクエア」直結、JR線・銀座線方面、渋谷駅東口地下広場方面。EVあり)があります。
右前方にはC1~C3出入口への通路が延びています(「渋谷ストリーム」はC2出入口)。左前方にはお忘れ物承り所があります。
そして後方には吹抜けがあり、その反対側に前述の渋谷ヒカリエ1改札があります。左後方には宮益坂東改札やB1~B4、20a出入口方面への通路が、右後方には宮益坂中央改札やB7、A出入口、渋谷駅北西側(ハチ公前広場など)への通路(北行のみ一部区間に動く歩道あり)が延びています
 
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、両端に幅広通路(ワイド改札口)があります。改札機の左側にはカウンター形式の窓口兼有人通路があります。
改札機・窓口の左手前に自動券売機があります。そして改札内コンコースは他の改札とは違い当改札のみで、改札内の最寄りのトイレ・多機能トイレは地下4階踊り場(兼田園都市線・半蔵門線との改札内連絡通路)にあります。
改札を入って正面には地下5階にある東横線・副都心線ホームへ向かう階段・上りエスカレーター2基が(地下4階踊り場経由)、ESの裏手の左側には東横線ホームへの、右側には副都心線ホームへのエレベーターが、それぞれ設置されています(いずれも地下4階踊り場経由)。
尚、こちらの改札周辺にも売店・コンビニはありません。
 
 

東横線横浜方面3番線ホームに設置されている、構内図と一体になった駅名標です。
電照式ですが、副都心線の駅が表示されている右半分は暗いですが、照明の故障なのか、意図的に照明が消されているのか不明です。
渋谷駅は東京の管理駅なので、デザインも東急仕様です。横長のタイプです。
下部の左側は東横線のラインカラー(赤)、右側は副都心線のラインカラー(ブラウン)になっています。
また、駅ナンバリングは東急の「TY 01」と東京メトロの「F 16」が併記されています。
 
 

こちらは副都心線和光市方面6番線の線路側壁に設置されている駅名標です。
電照式で、こちらは暗い部分がありません。
東急仕様のデザインとなっています。
 
 

東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅は島式ホーム2面4線の構造で、JR線・渋谷駅東側の明治通り地下(地下5階)に南北方向に延びています。ホームはカーブを描いていて、横浜方(手前)は南東を向いています。
 
番線は田園都市線・半蔵門線(1番線・2番線)からの続番で、右ホーム(東)の右から3番線・4番線(ともに東横線下り横浜方面)、左ホーム(西)の右から5番線・6番線(ともに副都心線の和光市・東武東上線・西武線方面)となっています。内側の4番線・5番線が主本線、外側の3番線・6番線が副本線です。但し、当駅終着・始発列車は主本線の4番線・5番線で折り返すため、一部の優等列車は副本線より発着します。また、東横線方面の折り返し列車は本数が多く、一部の当駅始発横浜方面列車は副都心線方面の5番線から発車し、多数の横浜方面からの当駅止まりの列車は東横線下り4番線に到着しますので、副都心線方面との乗り継ぎの際は要注意です。
 
各ホームともホーム有効長は10両分で、8両編成の列車は和光市寄り(写真奥側)に停車します。
全番線にホームドアが設置されています。ホーム幅は地下駅にしては広い部類ですが、階段部分は狭くなっています。
そして各ホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は副都心線方面5番線より副都心線・和光市方を望む。
 
 

こちらは副都心線方面5番線より東横線・横浜方面を望む。ホームはカーブを描いています。
各ホームに数か所、地下4階踊り場(田園都市線・半蔵門線との乗換コンコース)とを結ぶ階段・ES(一部は上りのみ)・EVが設置されています。
但し、下りESはホーム中ほどのみ、EVはホーム中ほどと横浜方(写真奥)にしかありません。
地下4階乗換コンコースからは地下2階にある各改札と地下3階にある田園都市線・半蔵門線ホームに通じる階段・ES(一部は上りのみ)・EVが設置されています。
宮益坂中央改札、宮益坂東改札と田園都市線・半蔵門線ホームは中ほどから和光市寄り(手前側)の、渋谷ヒカリエ1改札、渋谷ヒカリエ2改札へは横浜寄りの、階段・ES・EVをご利用下さい。
 
 

4番線より副都心線・和光市方を望む。
右が4番線、左が5番線で、4番線の外側(右)に3番線が、5番線の外側(左)に6番線があります。
4番線と5番線の間には両渡り線があり、副都心線側からの折り返し列車が使用します。その先で4番線に3番線が、5番線に6番線が合流しますが、その先に渡り線はありません。すなわち、副都心線からの折り返し列車は3番線と6番線に入線できません。尚、4番線に合流前の3番線からは右へ保線用(?)の側線が分かれています。
 
和光市方はこの先、宮下公園を挟んでJR山手線の東側を並行する明治通りの地下を北上します。やがて右へカーブして山手線と離れ、しばらく北北東へ走ると千代田線との乗換駅である明治神宮前〈原宿〉駅へと至ります。山手線の原宿駅とも乗換可能ですが、少々遠いのでご注意下さい。
 
 

5番線より東横線・横浜方を望む。
左が4番線、右が5番線で、4番線の外側(左)に3番線が、5番線の外側(右)に6番線があります。
カーブの先の4番線と5番線の間には両渡り線があり、東横線側からの折り返し列車が使用します。その先で4番線に3番線が、5番線に6番線が合流しますが、その先に渡り線はありません。すなわち、東横線からの折り返し列車は3番線と6番線に入線できません。
 
横浜方はこの先、渋谷川の東側を並行する明治通りの地下を南東へ進みますが、すぐに明治通り地下を外れ、渋谷川西側の地上線跡地下を走るようになり、JR線・渋谷駅の新南口東側を通過します。ちなみに地上線時代は渋谷川沿い(西側)を高架で走っていました。その後は並木橋付近で右へカーブして渋谷川を離れ、進路を南南西へ変えると山手線をくぐり、代官山地区の住宅街地下を上り勾配で走ります。そして地上に出ると右へカーブして、代官山駅へと至ります。ホームの横浜方(前寄り)は渋谷トンネル内にあります。
 
 
あとがき
私が東急東横線・東京メトロ副都心線の渋谷駅で下車(乗車)したのは2013年以降何度かあります。ほとんどが他路線との乗換のためですが、中でも2019年以降は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。ちなみに地上駅時代の東横線駅も何度か利用しています。地下深くにあるため、乗降は不便になりました。駅自体は2面4線と田園都市線・半蔵門線の渋谷駅(1面2線)よりは広くてゆとりがある印象でした。東口駅前は高層ビルが次々と建ち、銀座線の駅もこちら側へ移転した事もあり、街の風景が年々急激に変化しています。
 
新宿からですと新宿駅から山手線外回り電車、埼京線、湘南新宿ラインの南行に乗り渋谷駅で下車すぐです。あるいは新宿三丁目駅から東京メトロ副都心線の渋谷方面電車(別料金不要の全種別OK)に乗り渋谷駅で下車。このルートですとダイレクトにアクセスできます。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅まで行き、山手線外回りに乗り換えて渋谷駅で下車すぐです。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニが複数あり、飲食店も駅前にチェーン店を含めて多数あります。時間帯により混雑する事があるので食事される場合はお時間に余裕を。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
東急東横線・東京メトロ副都心線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は渋谷駅でも途中下車されてみて下さい!
そして渋谷へお出かけの際はぜひ東急東横線・東京メトロ副都心線をご利用になり、一度は渋谷駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東急電鉄のHP、東京メトロのHP、配線略図.net、Google地図、Wikipedia)