クモユ141の加工も終盤を迎え、側面で最も手間の掛かりそうな加工作業を行います。
クモユ141では、オレンジ色の板(クモニ143の天井部分)の両サイドの長手方向を雨樋として使用します。スカ色の板(クモユニ82-800の側板)の上部雨樋は、表面を全長に亘って削り取り、側板と面一に仕上げることで側板上部として活用します。雨樋表面を均一に削り取るのは難しそうですが、クモユ141としての側板高さを確保するためには必須の作業です。
食べ終わったアイスキャンデーの棒に、#400の紙やすり(タミヤのフィニッシングペーパー)を両面テープで表面と裏面に貼り付けた工具を準備し、側板上部を水平に削ります。
上側が雨樋を削り取った側板で、プラ素材の地色(明灰色)が現れるまで削ってみました。側板1枚で裏表両面の紙やすりを消耗し、残りの側面用には紙やすりの貼り換えが必要です。自作工具の使い勝手が良く、思っていたほど難しい作業ではありませんでした。
続きの作業は深夜に及ぶため、削りの目途もついたことから、今夜はここで終了にします。
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