以前の記事で取り上げたことがありますが(下記関連記事参照)、東急には同じ数字が並んだ車番「ゾロ目ナンバー」を持つ車がいます。それが2222と8888です。以前は5555もいたのですが、5555は6年前の年末、不運な事故により廃車になってしまいました。よって、現在東急線に残る「ゾロ目ナンバー」はこの2両ということになります。

 

まず2222。

 

こちらは2020系の第2編成の2号車

 

2222は、現在絶賛増殖中の2020系の第2編成の2号車(渋谷方先頭から2両目)に組み込まれています。田園都市線では2号車が弱冷房車となっていますので、この2222も弱冷房車。そのことを示すステッカーが貼ってあるのがわかります。

しかし2020系などの東急の「20系シリーズ」って、車号が本当にわかりにくいのですよ。長津田検車区に留置されていてもわからない。これには本当に困ってしまいます。どなたですか、お前の老眼のせいだろなどと仰るのは。確かに管理人も半世紀以上人間をやっていますから、色々な部分に劣化が始まっていることは否定しませんが(´・ω・`)

 

…それはさておき。

 

この日は、何と同じ「ゾロ目」を、殆ど同時に捕獲することができました!

それがこちら、デハ8888です。

8888は、8635Fの4号車(渋谷方から4両目)に組み込まれています。勿論東武乗り入れ対応編成ですから、南栗橋や久喜にも顔を出します。

以下は、側面の車号と車内のナンバープレート。あえてノーキャプションで。

 

 

 

2222は西武に在籍し、東京メトロにも近々登場するはずです(もう登場しているかな?)。京阪にもかつて在籍しましたが、現在は退役しています。

このように2222が複数の大手私鉄に在籍するのに対し、8888は東急のみの在籍でした。

8888は、昭和60(1985)年の8635F落成とともに生を受け、それ以来35年間走り続けていますが、近い将来の退役が見込まれます。何とか長く走ってほしいものですが。

しかし、2222も8888も同じ田園都市線所属車両というのは、何の因果なんでしょうか。

 

ところで、東急ではもうひとつ「ゾロ目ナンバー」が生まれる可能性があります。それが3333。

しかしこれが実現するには、目黒線用の3020系が13編成に増える必要がありますので、果たしてそこまで増えるかどうか。3000系や5080系が既存編成の組み替えによって8連化するなら、可能性はありますが。

 

東急フリークの管理人としては、8888の去就とともに、3333が生まれる可能性にも注目したいところです。

 

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