(Pentax K-1・HD PENTAX-D FA24-70mm・F5.6・1/1250秒・2020.8.9)
阪急淡路駅高架工事レポート番外編。名鉄知立駅その3です。
その2では、列車内から名古屋本線の工事の状況を見てきました。
最後は、三河(山)線を1駅往復してみます。
まずは、知立駅2番線から猿投行きに乗り込んで前面展望。
三河線に関してはスイッチバック構造の知立駅。
3番線と合流したあと、
シーサスを渡ります。右2本の複線が碧南方面の三河(海)線。
左の単線へ進みます。
それぞれがラッパのベル状にカーブ。山線は左へ曲がって名古屋本線の仮跨線橋をくぐります。
1分ちょっとで三河知立駅に到着です。
三河鉄道の手によって開業した初代の知立駅でもある三河知立駅。
"ボツ写真館"でもう少し詳しくご紹介します。
プレハブの簡素な駅舎。
駅前は更地があちこちにあって立ち退きが進んでいるようです。
駅前の道路を西に少し進んで県道298号線に出ました。
広い更地は高架用地。
向こうに見えるは出来つつある名古屋本線の高架橋と一段高いのが三河(山)線のもの。
その1で全線が仮線施工と言ってしまいましたが、ここは別線施工ですね。
県道を南へ進むと知立4号踏切。
東は三河知立駅構内。西は名古屋本線との交差。
線路沿いへ戻るにはちょっと遠回りになるのですが、
曲がった角で、これは何やら嗅覚が働いてしまう。
廃線跡?が一瞬頭をよぎりましたが、ブラタモリなら暗渠ですか?
正解は明治用水緑道で、地下を管路となった明治用水が流れています。
このあたりは矢作川水系と境川水系の間の少し小高い場所なので、
用水路が非常に役立ったそう。
緑道を北西へ進むと知立?号踏切。
2か3のはずですが、勘定が合わない。廃止された踏切があるのでしょう。
東に見えるのがさきほどの知立4号踏切と三河知立駅。
西は知立駅へ向かって右カーブ。
三河鉄道開業当時は正面のマンション方向へ向かって直線だったそう。
さて、牛田6号・知立1号踏切まで戻ってきました。
名古屋本線の牛田6号と三河線の知立1号。
淡路定点観察ではお馴染みの一小川踏切と国次踏切のような関係です。
ただ、こちらは車道と歩行者用通路に分離されていて、車道は一体運用。
踏切と踏切の間は停車禁止です。
歩行者用は別運用となってます。
連立事業の再評価が行われた際の調査(平成23年度)ではピーク時の遮断時間が47分だったとか。
そりゃアカンわ!
ちなみに国交省が28年度に行った調査では、一小川踏切は44分。
国次踏切は開かずの踏切には認定されていないので40分未満かと。
千里線の方が本数が少ないことと、淡路駅への場内待ちは天六方の住宅踏切手前で行い国次踏切を開けておくことが要因でしょう。そのかわり住宅踏切は45分と長くなってます。
いずれにせよ、どちらも立体交差化になるのもうなずけますね。
こんな感じで2時間ちょっとの一発勝負でしたので、回れていない箇所も多数ありますが、
また機会があれば是非立ち寄ってみたいです。
次は旅記録187号車へ続きます。
1回目から12回目までの1年間の振り返りは、こちら
京都線の部 と、 千里線の部 です。
13回目から24回目までの1年間の振り返りは、こちら
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25回目から36回目までの1年間の振り返りは、こちら
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37回目から48回目までの1年間の振り返りは、こちら
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49回目から60回目までの1年間の振り返りは、こちら
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73回目から84回目までの1年間の振り返りは、こちら
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