閑話小話 176 実現しなかった「ビーチイン大洗ひたち」

皆さま おはようございます

昨日はお休みいただいたのですが、嫁さんが予定あって有給を入れていたので駅前でランチしてきました。たまにはゆっくり食事すると気分がリフレッシュしますね~。昼から軽く飲んでました。
帰りにデパ地下で夕方の酒の肴も入手して万全です(笑)

さて今回ですが、もう海水浴シーズンも終わろうとしていますが(そもそもあったのか?)海水浴臨時列車についてです。実現に向けて準備が進んでいたのですが・・・

「ビーチイン大洗ひたち」

485系 ひたち色

1991年のことですが、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に勝田の485系7両編成が入線したことがあったんですね。この鹿島臨海鉄道(略して「りんてつ」)は全線非電化で6000/8000形といった赤や青のDCが走り、ガルパンで一躍有名になった路線でもあります。海沿いを走り、水族館やフェリー、海水浴で有名な大洗、こちらも海水浴やメロン、ガルパンの聖地な鉾田、終着は鹿島サッカースタジアム(前 北鹿島)と知る人ぞ知るローカルラインなのであります。

海水浴シーズン前の5月のことですが、勝田の485系7両が宇都宮のDE10に牽かれ水戸ー大洗間を1往復しました。これは7月下旬から上野ー大洗間で運転される直通臨時特急「ビーチイン大洗ひたち号」の乗務員訓練です。非電化の鹿島臨海鉄道に電車が入線するのは1985年の開業以来初めてのことで、営業運転の際はサービス電源車が組み込まれる予定でありました。そのサービス電源用の電源車には、「ゆうマニ」が組まれたのではないかと予想します。が、九州の「水前寺 有明」のヨ28000のような車両が準備されたら・・・と妄想が止まりません。クハ481の何両かはDE10や電源車との連結に密自連形に改造されたとも聞きます。

しかしながら、JR東日本は信楽高原鉄道で発生した正面衝突事故を踏まえ、直通乗り入れを中止とし上野ー水戸間での運転としました。乗務員訓練を鹿島臨海鉄道線内で行った直後の大事故だっただけにインパクトが大きく、鉄道事業者として止めざるを得なかったのでしょう・・・ファンとしては残念なことであります。

近年、鉄道で海水浴に出掛ける人は少なくなりましたし、水郡線乗り入れで実績のあった「リゾートエクスプレスゆう」も廃車になってしまいました。まして昨今のコロナ禍では、乗り入れ企画はもう実現しないでしょうね・・・。りんてつ沿線は個人的には好きな地域で、水族館や釣り、あんこう鍋(笑)と年に何回かは出掛けています。ガルパン効果は未だ続いているようですし、りんてつも頑張ってます。
応援したいですね!

模型はTOMIXより

勝田の盟友K60編成と

485系の「ひたち色」はマイクロエースのみでしたが、TOMIXが決定版を出してきました。
サロ改造のクハや、サロ格下げのサハなど面白みのある編成となっています。特急エンブレムが外されたクハが何とも寂しいのですが・・・往年の7+7=14両編成も再現できますのでオススメしたい1本、いや2本であります。「イルカ」こと勝田のK60編成は団臨で活躍した6両編成ですが、相棒のK40編成の製品化に期待したいです。

TOMIX車の場合、当区では自作室内灯を組み込んでいますので、この485系にも施工しています。座席パーツの色と合わさっていい感じの灯りに仕上がっているかと思います。狭い部屋ではギラギラした灯りに見えますが、広い部屋の貸しレなどに持ち込みますと灯りが回ってますからちょうどよく見えるんです。せっかく組んだ室内灯ですから点いていると分かった方がいいですよね。実車の見え方とは異なり、模型ならではの楽しみ方となろうかと思います。

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爽やかな「ひたち色」

鉄道による企画ツアー商品の充実は、一ファンとしては見応えがありますので嬉しいです。一度は乗車もしてみたいですしね。485系改造のジョイトレがなくなったのは残念ですが、勝田には特急色のE653系が居ますので団臨は引き続き運転されます。茨城県は関東の中では地味な県ですが・・・海に山に魚に果物、レンコン、サツマイモ(笑) 色々楽しめますよ!是非お出掛けください。

今後もし、コロナ禍が気にならなくなった時、お出掛けブームが来るのではないかと思います。
その時の鉄道各社の動き、企画ツアーに注目です。

今回はこの辺で・・・
次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんばんは。
    16時頃から凄い雨が降りました。
    下着までビショビショになりました。マイカーに着替えを常備していますので、着替えて帰りました。
    相互乗り入れ、目的地まで乗り換えなしのメリットがありますが、
    設備の更新や新設がなかなか厄介のようですね。でも、機関車に牽引される485系も見ものだったと思います。自社機関車なら余計な装備と設備が要らなくなりますね。
    金沢から能登へ直通していた急行「能登路」、のと鉄道内はのと鉄道の運転手さんが運転していたそうで…。
    勾配の多いローカル線は操作が大変だったそうです…。

    • クモハ489-901さま

      こんにちは
      コメントありがとうございます

      DE10が牽く485系は「有明」のことを知っていたので期待していました。
      実現しなかったのが残念です。電源車は「ゆうマニ」がありましたので運用できますしね。
      こういった団臨はもうないだろうなぁ~・・・