いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】オリエント急行を作る12(食堂車)

前回はこちらです↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/09/06/191212

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前回までで8両編成化と控車の再整備を完了したショーティー版オリエントエクスプレス88もどきですが、再び当時のことを調べるほどに改めて本物を見たかった思いに駆られます。

今回、種車の関係で、控車2両と荷物車、プルマン食堂車以外は省略してしまいましたが、オリエント急行の豪華さを象徴するような2両が無いのが気になり始めました。
その2両は、日本運行時も連結された「プレジデンシャル食堂車」と「ピアノバー車」です。

すでに当鉄道の限界ギリギリの8両編成で、これ以上増やすとせっかく作った寝台車などを減車しなければなりません。が、やはり上記の2両のうち、片方だけでも増結したいと思いました。

ピアノバー車は形がプルマン食堂車と同じで、色が寝台車などと同じのベーシックなものになっています。

プレジデンシャル食堂車は、調理室付きの食堂車でフランス大統領が使った際に、16人がけテーブルが配置されたようです。

今更知ったのですが、プルマン食堂車には調理室はなく、隣のプレジデンシャル食堂車の調理室から料理を運んだそうで、これを作らなければ料理を食べられない!ということで、こっちを作ります。

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とりあえず、寝台車と同じように、3Dプリンタで屋根を作ります。調理室の上に円形のベンチレーターを付けました。

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以前に荷物車を作った時のデータを引っ張り出して、中央部を空白にしてからプリントしました。ここに側面板を貼り付ける計画です。

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側面もプリントしました。、、、が、全く平滑性が出ません。設計や設定にも問題があるかも知れませんが、やはり格安プリンタの限界のような気もします。しかもPLA材料なのでヤスリも効きません。

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そこで素直に工作用紙で作ることにしました。

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ベースに貼り付け、角を補強します。

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タミヤの金で塗ります。

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マスキングします。

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紺色に塗ります。前回も苦労したのですが、タミヤの「ダークブルー」は濃すぎて、真っ黒になってしまいます。

調色技術も設備もない当鉄道としては、「青20号とダークブルーを同時に両手で吹く」、という荒業をやってみましたが、渋すぎる色になってしまったのでボツに。
その後、白サフの上に、遠目から薄めにダークブルーを吹くことで、なんとか近い色になりました。

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その後外で乾燥させていたところ、例の台風が、、、

車体はズブ濡れになり、マスキングを剥がした時に、ボロッとボディこと破れてしまいました、、、。大失敗です。

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気を取り直してプラ板で側板を作りました。彫刻刀を使って窓を抜きますが、なかなか綺麗にできません。

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紙製の大失敗ボディは、破れだけでなく、金帯表現も太くなりすぎました。0.5ミリ幅のマスキングテープではどうにもならないようです。そこで、マスキングテープで細い隙間を作り、そこに金マジックでなぞることで、意外に綺麗な線が引けたので採用します。

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今度は紺色を先に全体に塗ります。

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上記の方法で細い金帯を入れます。

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パソコンで出力した文字を、できるだけ外形ギリギリで切ります。これにより、印刷とボディ色の違いを目立たなくします。

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文字を適当に省略しながら貼ります。

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Bトレ純正の床板を接着します。

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室内を作ります。長テーブルを置き、窓から赤い椅子が見えるようにしました。

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屋根をGボンドクリアで接着します。

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調理室付きの車両ができました。

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こちら側は調理室の換気口?があります。

だいぶ長くなりました!

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続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2020/09/10/074722

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