2020 雪と氷の大地紀行⑥流氷を見ながらの鉄旅~流氷物語号~ | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

バスはオホーツク海に一番近い駅こと北浜駅にやってきました。

 

今日はここから網走まで「流氷物語号」に乗車します。

流氷物語号とは毎年2月に網走~知床斜里間で運行される臨時列車。

2016年まで同区間で運行されていた「流氷ノロッコ号」の後を引き継ぎ、キハ54形2両編成で運行されています。

 

今回は北浜から網走までの短区間ですが、釧網本線の旅を楽しもうと思います。

 

まずは駅の展望台へ。

 

こちらは知床斜里方向。

知床連山は霞んで見えません…

 

ここでは流氷は接岸していませんが、遠くに接岸しているのを見ることができました。

 

 

こちらは網走方向。

 

それでは、駅舎に入ってみることにします。

 

駅舎には乗車券や名刺が壁一面だけでなく天井にもびっしり…!

中には平成初期や昭和時代のものもあって、ここに来た人々の歴史を感じます。

 

駅舎内には喫茶店「停車場」があり、有名なのですが…今回は入る時間がないのでまたの機会に。

 

ホームに出てみます。

1面1線の小さな駅。ホームからは遠くに流氷が見えます。

 

 

駅名標。

隣の原生花園は臨時駅で、5月1日~10月31日までの営業です。

 

時間になり、遠くから流氷物語4号が接近してきました。

車体は青(キハ54-508)と白(キハ54-507)にラッピングされています。

 

 

 

1分停車なので急いで乗車します。全車自由席なので座席を素早く確保。

 

 

ヘッドカバーは流氷物語号専用のクリオネがついた可愛らしいデザイン。

 

車端部では地元の方による車内販売が実施されていました。

この車内販売はCOVID-19の影響で2月26日より中止になったそうで、その前に利用することができたのはよかったです。

 

 

列車は流氷を遠くに見ながらオホーツク海沿岸を走り、10分ほどで終点の網走に到着しました。

 

 

すぐにヘッドマークとサボが外され、折返し普通列車釧路行きとなる準備が行われていました。

 

 

 

 

北の40記念入場券を購入してからバスに戻ります。

 

 

 

この網走駅の看板は、有名な網走刑務所から出所してくる元受刑者が「もう二度と横道にそれないように」との願いを込めて縦書きになっているとか。

 

ここからは再びバスの旅。今日の宿泊地・層雲峡へ向け走っていきます。

先ほど見た網走湖を近くに見ながら…

 

 

北見市を通ってバスは道の駅おんねゆ温泉で停車。

 

少々休憩して、お菓子を購入。

15分ほどで出発です。

 

この先、バスは国道39号石北峠を通ることになります。

 

水銀生産で有名なイムトカ鉱山を通過し、だんだん山深くなってきて…

 

 

石北大橋を渡り、オホーツク管内から上川管内へ。

 

氷結している大雪湖の横を通り、トンネル群を抜けるとまもなく層雲峡です。

 

暗くなった頃、今日の宿泊地・層雲峡温泉に到着しました。

今日のお宿は層雲峡観光ホテル。

 

まずはご飯から。

ブッフェだったのでいろいろ取りすぎてごちゃごちゃしてます…(笑)

 

ご飯が終わった後は今日最後のイベントへ向け、昨日と同じく極寒の外へ出発です!

 

続きは次回。

 

【おまけ】

北海道の特急列車からはすっかり駆逐されてしまった車内販売ですが、このツアーバスには車内販売が存在します!

まあ、売っているものは少なく、お土産品はこの「天然ハッカ油」のみ。

こちら、市販で買うよりはお得なんだとか。

車内販売マニア(?)としてはせっかくなので購入してみることにしました…(笑)

 

 

★乗車データ

9734D 流氷物語4号 網走行き 北浜(14:34)→網走(14:46) キハ54-508+キハ54-507

※2020年2月24日乗車

 

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