JRと自動車関連メーカーが共同開発したDMV | 鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

鉄道と仙南のイベントの事を語るブログ

ブログでは鉄道、出来事、仙南の事、AZ9アクターズ、えずこホールの公演やイベント、仙台89ERSの事を書いています。

ブログへのコメントといいねを受け付けています。
リブログも遠慮なく受け付けています。
18禁はお断りしています。

今回は、線路でも道路でも両方走行できるDMVの事をブログへ書いてまいります。

 

さて、来年から、徳島で、初めてとなる車両が本格的に営業運転が開始されます。その車両が「DMV」です。「DMV」という車ですが、マイクロバスを改造して線路でも道路でも走行できるようにした列車です。

 

線路でも道路でも走れるDMVは、列車からバスへの乗り換えを必要とせずシームレスに目的地まで行けるようにするためと、鉄道路線の維持(とくに赤字ローカル線の維持)という事を目的に、JR東日本と自動車メーカー、自動車部品製造メーカー(2008年に登場した3代目車両のエンジンの開発)の3社が共同で開発した自動車・列車である。

 

2008年以降に登場した、DMVの3代目車両は、将来的の本格的実用化(いわゆる営業運転)を見据えいて、列車無線(デジタル無線)をはじめ、ATS(首都圏エリアでも対応のATS-PとATS-Ps)を搭載した車両となり、走行用システム(エンジン)には、初めてとなるエンジンで発電した電力によるモーターで走行する方式の車両となった。余談だが、そのDMV3代目の走行システムは、自動車部品メーカーとJR東日本が共同で開発され、DMV(3代目車両)へと採用され、その技術というものは、鉄道車両ではJR東日本のGV-E400型電気式気動車、豪華寝台列車トランスイート四季島、自動車ではNボックス、Nワゴン、フリードといった車へも採用される事となった。

 

DMVは、烏山線(出庫と入庫のみ通称宇都宮線である東北本線の宇都宮~宝積寺を回送で走行)をはじめとした各地(天竜浜名湖鉄道、明智鉄道等へも貸し出された)の路線で試験走行が行われており、来年からは、本格的に徳島で本格的に営業運転が開始され、日本だけでなく、世界でも珍しい線路を走る車両となる。