常磐線展に行ってきた | 1910番のどーでもいいブログ

1910番のどーでもいいブログ

日常の出来事をテキトーに書きます。
趣味の鉄道・鉄道模型の話題が多いです。
小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


珍しく船長氏から誘われまして、大宮の鉄道博物館で開催中の「常磐線展」を見に行ってきました。
開催期間は9月6日までということで、終了直前での滑り込みでした…。
実際にはコロナの影響で休館→そのまま終了かと思っていたのですが、営業再開後に開催期間を延長したようです。
てっきり終了したものと思い込んでいました…。

では、さっそくですが鉄博に到着です。
プロムナードに鎮座する167系に迎えられます。
※2020年9月現在、鉄道博物館に入館するにはチケットの事前購入(時間指定制・枚数限定)が必要です。
詳しくは鉄道博物館のHPをご覧ください


プロムナードの167系モックアップ


入口で手のアルコール消毒と検温を行い、いざ入館です。
常磐線展の会場へ行く前に、まずは車両ステーションの展示車両をちょっと見ていきます。


おぉ!


常磐線展の期間中、常磐線にゆかりのある車両達に、常磐線を走った列車のヘッドマークが取り付けられています。

まずはED75から。
「ゆうづる」のヘッドマークが付いています。


ED75 775


展示車両は700番台ですが、まぁ細かいことは気にしない…。
1000番台がよかった…。
ちなみに反対側にはヘッドマークはありませんでした。


反対側


続いてボンネットのクハ481形。
もちろん「ひたち」です。


クハ481-26


側面の行先表示もちゃんと「ひたち」です。


L特急マークもいいですね


そしてお隣のクモハ455形。
「常磐伊豆」です。


クモハ455-1


急行「常磐伊豆」号は、平(現いわき)~伊豆急下田・修善寺間で運転されていた季節臨時列車だそうです。
現在の上野東京ラインと同じルートを走り、我孫子発着の踊り子号の大先輩にあたる列車とも言えます。


サボもあります


181系を挟みまして、ナハネフ22形を見ると、ED75と同じく「ゆうづる」のヘッドマークとなっています。


ナハネフ22 1


側面の表示も「ゆうづる」で、行き先は上野の方が点灯しているので上り列車でしょうか。


しっかり「ゆうづる」です


さらに、クモハ40形の行き先は「取手」になっていました。
列車番号も末尾のアルファベットが常磐線電車を表す「H」になっていて芸が細かいです。


クモハ40074


反対側は「立川」でした…。


列車番号は39Fでした


さて、テンションが上がってきたところで、常磐線展の会場であるスペシャルギャラリーへ向かいます。


スペシャルギャラリー入口


「ゆうづる」ヘッドマークを付けた原寸大のC62が出迎えてくれます。


原寸大のC62 48


ただ、残念なからスペシャルギャラリー内は撮影禁止となっているので写真はありません…。


撮影禁止でした


常磐線は、東日本大震災での不通から9年もの月日を経て、今年全線で運転を再開しました。
初めは常磐炭田からの石炭輸送を使命として開業してから、東北本線のバイパス線として北海道連絡のメインルートとして機能するようになり、さらに現在の通勤通学輸送、都市間連絡を担うようになるまでの、時代によって変化していった常磐線の歴史が、貴重な写真や資料によって解説されていました。
また、震災による被害や復興、全線運転再開に至るまでの経緯も生々しい写真と共に紹介されていました。
他に目立つ展示物として、651系の前面に取り付けられていた大型のLED表示器が設置され、様々な表示を順番に出していました。
フルカラーLEDだったので、おそらくK201編成から取り外されたものか。

この画像はイメージです


さて、長々と語ってしまいましたが、画像が無いとよくわかりませんね(^_^;)
常磐線展を後にし、あとは適当に館内を散策します。
昨年の12月にも来ていますが、他の展示物に大きな変化は無いようでしたので、他にはあまり写真を撮っていません…。

年表は、前回の時と変わらず2017年で止まっていました。


2030年まで用意されている年表


最後に、2階のデッキから車両ステーション全体を眺めます。


有名な構図


常磐線の列車達を眺めて〆とします。


まるで上野駅


最初にも書きましたが、船長氏に誘われる事が無ければ、常磐線展にも訪れることは無く、知らないうちに閉幕していたことでしょう。
このような状況の中での来館には抵抗もありましたが、来られてよかったと思います。


では、今日はこの辺で…。