前々回で箱根登山電車の平坦線、前回で登山鉄道部分を乗り、強羅駅までやってきました。
最後はここから箱根登山ケーブルカーに乗り換えて早雲山まで参ります。
お昼ごはんを食べ終わって乗ろうとしたらちょっとしたハプニングが。
突然の停電で運転を見合わせてしまいました。
公園下駅の手前で停まってしまった列車。
すぐに運転再開して、少し遅れたものの動き出してホッとしました。
箱根登山ケーブルカーは今年3月、25年ぶりに車両更新を行い、新型車両が走り始めました。
やってきたのは1号車。
1号車は「アレグラ号」と同じバーミリオンはこね色。
遅れていたためすぐに出発。
ケーブルカーだけあってなかなかの勾配。
強羅駅と早雲山駅を結ぶ箱根登山ケーブルカーには途中、公園下、公園上、中強羅、上強羅の4駅あり、すべての駅で両側にホームがあります。
どちらからでも乗り降りできますが、中強羅駅と上強羅駅はホームをつなぐ通路がないので降りる側を間違えないよう注意
途中、中強羅駅で下車。
すぐ下に行き違いの設備が見えます。
ちなみに1号車は左側、2号車は右側の線路を常に通ります。
1駅歩いてみようと思いましたが、当然上の駅に行く気にはならず、重力に従って1つ下の公園上駅に行くことにしました。
公園上駅のすぐ近くに箱根美術館がありました。
公園下駅も公園上駅も「した」、「うえ」ではなく「しも」、「かみ」と読みます。
ちなみに公園とは強羅公園のことです。
次にやってきた2号車は箱根の空をイメージしたという青色。
ずんずん上っていき、終点の早雲山駅に到着。
ここから先はロープウェイです。
最後に早雲山駅乗車用ホームにある昇降式ロープ柵を見ることに。
200‰の勾配がついているので斜めになっています。
こんなホーム柵見たことありません。
それもそのはず、今年7月に供用が始まったばかりのケーブルカー初のホーム柵だそうです。
今回は「トコトコきっぷ」を使って各駅で降りてきましたが、小田原~早雲山を往復するだけでも余裕で元が取れるお得なきっぷなのでぜひ使ってみてください。
ご覧いただきありがとうございました。