コロナの影響で思うように歩けないまま、夏を迎えてしまいました。
本来、夏は歩き旅にとっては厳しいシーズン。
暑さが収まるまで自宅でブログの更新に専念する時期ですが、
今年はそうも言ってられません。
歩きのストックが少なく、
歩かないとネタが無くなってしまうのです。
ネタが全くないわけではないのですが、
本当にロックダウンしてしまった時にとっておきたいところ。
というわけで、歩きます。
今回歩くのはりんかい線です。
りんかい線は新木場駅と大崎駅を結ぶ路線です。
地下がメインの路線で、新木場駅から東京テレポート駅の先までは、
元々貨物線として建設が進められていた線路を使用しています。
地下鉄だから線路の上だって歩けるから楽…と思いきや、
この路線にはひとつ罠が隠されています。
湾岸地域を走るということは…?
この日の最高気温は35℃越えの予想。
本来ならリミット越えで歩けない気温ですが、
これで歩かない判断をしていては、夏が終わるまで歩けません。
35℃に届く前にゴールしてしまいたいと思います。
8月9日(日) 歩行区間:大崎-新木場 天気:晴れ
大崎(6:21発)-大井町(6:58着)-
今回は大崎駅からスタートします。
大崎駅のホームは4面8線。
りんかい線は西側5~8番線を発着しています。
これらのホームには湘南新宿ラインも乗入れているため、
案内を聞かないと、違う行先の電車に乗ってしまいかねません。
改札はこちら。
大崎駅はここ20年で乗降客数が3倍以上に伸びています。
これだけずらりと並んだ自動改札も、
ちょっと前ではあり得なかった話かもしれません。
最高気温が35℃というわりには、まだ暑さは感じません。
涼しいうちにゴールの新木場に少しでも近づいておきましょう。
さあ、全駅間歩きに出発です。
まずは西側に出てみました。
あたりは高層ビルが建ち並んでいました。
ペデストリアンデッキを降りて、地上へ。
このあたりにはかつてソニーと明電舎の工場がありましたが、
再開発によってオフィスビル街に生まれ変わりました。
再び線路際に出ました。
これから奥に見える歩道橋を渡ります。
その奥には2つの高架が走っていますが、
手前の高架が横須賀線、高い位置に見える高架が東海道新幹線です。
横須賀線は品川出たらすぐに山手線から離れるイメージでしたけど、
大崎駅のすぐ近くまで一緒なんですね。
歩道橋渡って、新幹線&横須賀線をくぐりました。
右手は東京総合車両センターへ続く車庫線です。
山手線の電車が出庫してきました。
車庫線に背を向けて歩き出すと、まもなく違う線路が見えてきました。
こちらは東海道本線の線路です。
線路をくぐって南へ進みました。
東京だって坂の街。
浅間台小学校の脇に台地へ続く階段が。
このあたりは台地と低地の境界です。
台地の上も住宅地。
道幅はだんだん狭くなり、もはや車は通行できない幅に。
いったんゼームス坂に合流したあと、すぐにすずらん通りへ。
大井町駅へ続く商店街です。
駅が近くなると、こんな飲み屋街も。
このゴチャゴチャした雰囲気が素敵ですよね。
コロナの時代にはちょっと肩身が狭いかもしれませんが…。
(その2へ続く)
大崎駅から大井町駅へのGPSログ(1/17,500)です。
この駅間は様々なルートが考えられますが、
今後の全駅間歩きを踏まえ、このようなルートで歩いてみました。
もうちょっと車庫が見えたら面白かったのですが。