こんにちは、railnikyです!

 

 

今回は「JR西日本の終電繰り上げをガチで予測してみた!」の7回目、JR京都線・琵琶湖線下り列車についてです。

 

 

 

【注意】

これはあくまでrailniky個人の予測です。100%こうなるというわけではないので、あてにはしすぎないでください。また、ここに書いてある情報を基に、JR西日本への問い合わせもしないでください。

 

 

 

まず、現状から確認していきたいと思います!

 

 

「京都駅→大阪方面」の23時以降の発車時刻は以下の通りです。

 

 

〈平日・現行ダイヤ〉

23:00 特急サンダーバード50号 大阪行き

23:09 普通     西明石行き

23:09 新快速    姫路行き

23:22 高槻から快速 大阪行き

23:29 新快速    姫路行き

23:33 普通     西明石行き

23:54 普通     大阪行き

23:54 新快速    西明石行き

0:14   普通     大阪行き

0:28   普通     高槻行き

 

 

これに第1回、第2回で予測した「JR神戸線下り列車の終電繰り上げ」の予測を反映させると以下のようになります。

 

23:00 特急サンダーバード50号 大阪行き

23:09 普通     西明石行き→どこかで6分繰り下げ。

23:09 新快速    姫路行き

23:22 高槻から快速 大阪行き

23:29 新快速    西明石行き

23:33 普通     大阪行き

23:54 普通     大阪行き

23:54 新快速    大阪行き

0:14   普通     大阪行き

0:28   普通     高槻行き

 

 

下線が引かれた行先は、行先が変わると予測したものです。

 

 

まずは京都→大阪方面を考えていきます。

 

 

❶京都0:28発→高槻0:50着の「普通高槻行き最終」の処遇

 

 

今回の終電繰り上げの真っ先の対象になると思われるのは、京都0:28発の普通高槻行きです。

 

この列車の主要駅の時刻は

 

京都0:28発

長岡京0:39

高槻0:50着(止)

 

となっています。

 

この列車は、京都駅で接続を受ける列車がありません。



奈良線からの最終(0:12着)

湖西線からの最終(23:59着)

嵯峨野線からの最終(0:01着)

琵琶湖線からの最終(0:12着)


すべて、0:14発の大阪行きに乗り継げています。

 


他社局の列車はどうかとなれば、京都市営地下鉄は烏丸線の国際会館・四条方面からの列車が0:00着(コトキンライナー運転日を除く)であり、0:14発に乗り継ぎ可能。

 


近鉄京都線の最終(0:10着)からも、0:14発大阪行きに乗り継げています。

 

ということで、京都0:28発→高槻0:50着は、ほぼ100%削減されるでしょう。

 

 

 

❷京都0:14発→大阪1:00着の「普通大阪行き最終」の処遇

 

次に削減されそうなのが、京都0:14発の普通大阪行きです。

 

京都0:14発

長岡京0:25

高槻0:36

茨木0:43

新大阪0:56

大阪1:00着(止)

 

この列車はJR京都線・琵琶湖線の下り列車で、唯一1時台まで運転されている列車です。削減の可能性は高いと思われます。

 

 

個人的には高槻行きに短縮されるか、時刻を繰り上げて大阪行きのまま維持するか、の2通りが考えられるとは思います。

 

 

ただ、琵琶湖線からの最終が0:12着である以上、京都0:14発の時刻自体は繰り上げず、高槻行きとして残す可能性が高いのではないかと考えます。

 

 

ここで、いったん琵琶湖線からの最終を繰り上げることはできないのか考えてみます。

 

 

 

 

❸米原23:03発→京都0:12着の「普通京都行き(琵琶湖線最終)」の処遇

 

琵琶湖線京都行きの最終電車の主要駅の時刻は以下の通りです。

 

米原23:03発

近江八幡23:30

野洲23:38

草津23:47着/23:49発

大津0:03

京都0:12着(止)

 

この列車に接続する列車を考えていきます。

 

米原にて

●北陸線 (近江塩津・長浜方面より)

敦賀22:07発→米原22:56着 7分の乗り継ぎ

 

※ここでの北陸線の使い方は、厳密には正しくありません。(長浜~米原間も「琵琶湖線」に含まれるので)

 

 

●東海道線(大垣・関ケ原方面より)

豊橋20:34発→米原22:38着

 

この列車は、最終1本前の米原22:42発、普通京都行きに接続できます。

米原23:03発に接続する東海道線の列車はありません。

 

 

●東海道新幹線(名古屋方面より)

東京19:27発→米原22:47着(こだま753号)16分の乗り継ぎ

 

 

 

近江八幡にて

●近江鉄道八日市線(八日市方面より)

(米原22:02発→)八日市23:04発→近江八幡23:23着 7分の乗り継ぎ

 

 

草津にて

●草津線 (柘植・貴生川方面より)

柘植23:03発→草津23:45着 4分の乗り継ぎ

 

 

このような列車からの接続を受けています。琵琶湖線終電(米原23:03発→京都0:12着)の時刻を繰り上げるのも難しそうです。

 

よってこの琵琶湖線京都行き終電は、同時刻で存続すると考えられます。

 

 

 

❷京都0:14発→大阪1:00着の「普通大阪行き最終」の処遇(続き)

 

したがって、京都駅→高槻方面への終電を0:14発から繰り上げるのは厳しいでしょう。京都駅0:14発は高槻行きに短縮されて存続すると考えます。

 

 

したがってこの列車の予想時刻は

 

京都0:14発

長岡京0:25

高槻0:36着(高槻止まりに変更)

茨木0:43

新大阪0:56

大阪1:00着(止)

 

となるでしょう。

 

となれば、大阪行きの終電が、23:54発になるということです。(20分繰り上がり)

 

この列車の主要駅の時刻は

 

京都23:54発

長岡京0:05

高槻0:16

茨木0:24

新大阪0:37

大阪0:41着

 

となっています。

 

一応並行私鉄も確認しておくと、

 

阪急の京都河原町駅

大阪梅田行き(連絡)最終は23:30発(快速急行高槻市行き)。

茨木市・高槻市などへの終電になる、正雀行きが23:50発。

そのあとは0:47発の終電まですべて桂行きになっています。

 

 

JR京都駅→大阪への終電が23:54発になるのは問題ないと考えます。

 

(それ以上の繰り上げはないと思います。23:33発まで繰り上げると、もともとの0:14発から見て40分以上の繰り上げになってしまうため)

 

 

 

京都23:54発には普通列車以外にも、新快速もいましたね。

 

❹野洲23:25発→大阪0:22着の新快速の処遇

 

この列車の主要駅の時刻(現行ダイヤ)は

野洲23:25発

草津23:32

大津23:43

京都23:54

大阪0:22着/0:25発→JR神戸線区間は運転しないとすでに予測。

三ノ宮0:46着/0:48発

明石1:07

西明石1:10着

 

この列車ですが、削減されると思います。

 

というのも、大阪駅まで運転したところで、大阪駅から乗り継げる列車は阪神電車の0:30発尼崎行きくらいです。

 

大阪までのすべての駅は、京都23:54発の普通大阪行きでカバーできるからです。

 

また琵琶湖線区間についても、それほど重要性を感じません。

 

野洲では

 

23:16 普通  京都行き(→京都23:50着)★

23:25 新快速 大阪行き?(→京都23:53着)

23:38 普通  京都行き←存続すると予想済み。

 

 

の発車順になっていますが、上の★の普通京都行きを繰り下げすれば、新快速は削減できます。(現状京都23:50着なので乗り換えに時間の余裕があるため、2分繰り下げが可能。また草津駅での時間調整分も1分くらいは削れる。)

 

 

★は野洲23:19発→京都23:52着くらいは実現できるはずです。

 

これができれば、新快速は全区間で削減して良いでしょう。

 

 

もし野洲駅で終電を繰り上げるのが良くないと思うなら、★の列車をもう少し繰り下げて、京都23:54発の大阪行き最終も数分繰り下げることもできるでしょう。

 

 

どちらにしても、新快速(野洲23:25発)は削減できそうです。

 

 

だいたい終電の繰り上げはできました。

 

 

【まとめ】

 

ここまでの予測の結果を踏まえて、京都駅の大阪方面の時刻表を見てみましょう。

 

〈平日・予想ダイヤ〉

23:00 特急サンダーバード50号 大阪行き

23:09 普通     西明石行き→どこかで6分繰り下げ。

23:09 新快速    姫路行き

23:22 高槻から快速 大阪行き

23:29 新快速    西明石行き(JR神戸線、塚本~西明石までの終電)

23:33 普通     大阪行き

23:54 普通     大阪行き(大阪への終電)

 

0:14   普通     高槻行き(最終)

 

 

 

予想繰り上げ時間は以下の通り。

 

姫路への終電 :23:29発→23:09発  20分繰り上げ

西明石への終電:23:54発→23:29発  25分繰り上げ

大阪への終電 :0:14発→23:54発  20分繰り上げ

高槻への終電 :0:28発→0:14発    14分繰り上げ

 

 

 

終電近くで、削減が予測される列車は、以下の3本。

 

京都0:28発  普通  高槻行き(高槻0:50着)→廃止。

京都0:14発  普通  大阪行き(大阪1:00着)→高槻行きに短縮。

野洲23:25発  新快速 西明石行き(西明石1:10着)→JR神戸線の回の予想と合わせて、全区間で廃止。

 

 

 

JR京都線・琵琶湖線の下り列車は、3本が削減されると予測します。

 


 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

ここは違うんじゃないか・・・と思った方は、ぜひコメントお待ちしております。

 

 

次回もお楽しみに!

 


【余談】

京都23:09発はどこかで6分繰り下げとしましたが、京都時点で6分繰り下げると、



23:15  普通     西明石行き

23:22  高槻から快速 大阪行き


となり、接近しすぎます。


高槻駅より先で普通西明石行きを繰り下げると、新大阪までに後の快速大阪行きに追い付かれてしまいます。

 

快速は、高槻駅から列車線(外側線)走行に切り替えれば良いですが、茨木駅の外側線に張ってあるロープ(注)をわざわざ外さないといけないのはめんどくさいですね。



(注)外側線快速が運転される区間の、快速停車駅は外側線ホームも停車できるように柵がありません。


茨木駅は平日朝ラッシュのみ、快速が外側線ホームに停車します。

外側線快速が運行されない、それ以外の時間帯はロープを張っています。


ダイヤが乱れると、昼間でも外側線快速が出現することがあります。このときは駅員がロープを外し、外側線ホームに停車できるようにします。



この点はまたrailnikyのひとりゴトのコーナーで取り上げたいと思います。