【残工事】白黒塗装の異端児!E257系2000番台NA-09編成が新潟から帰還

スポンサーリンク

踊り子号への転用改造・機器更新工事が終盤に差し掛かっており、残される対象編成はわずかとなっています。

この転用改造では、”残工事”と呼ばれる改造が中途半端な状態の編成が複数登場して話題を呼びましたが、このうち側面が白黒塗装で存在感のあるNA-09編成が久々に首都圏に帰ってきました。

異端の形態で注目を集め続けてまもなく1年半。今後の動向が注目されています。

E257の残工事とその後

E257系の東海道線転用・機器更新工事施工を巡っては、工期の短さから改造が完了していない状態で一旦出場となった編成が存在しています。

このうち、長野総合車両センターでの初施工・2000番台としても最初の登場となったM-112編成→NA-09編成では、側面の塗装が未施工というシンプルなデザインで注目を浴びています。

このほか、内装面は一部号車のみ座席交換が実施されていますが、それ以降の施工編成と普通車座席形状の差異が確認されています。

未完了の状態が続いていたNA-09編成ですが、疎開回送だけではなく、行先表示器・車内案内表示器の新ROM(データ)の動作確認などのため、そのままの外観で北は新潟・南は伊豆急下田駅・東は我孫子駅まで自走した経歴のほか、出場直後には機関車牽引で都心の各貨物線を経由して方向転換などを目的とした配給輸送も実施されています。

一時的な仕様であることは明らかですので、いずれも貴重な記録となりそうです。

秋田総合車両センターでの1編成目となっていたNA-03編成は2020年春に同所へ再入場しており、他編成同様の完成形に再改造が施されました。

現在まで唯一の総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所での施工となったため、外板塗装がそのまま=武田菱となっていたNA-06編成も既に秋田総合車両センターへ入場しており、残された異端児であるNA-09編成の処遇が注目されています。

今度こそ入場?また再疎開?

先述の通り、他の”残工事”だったNA-03編成は再入場を実施済・外板塗装のみ未施工となっていたNA-06編成も秋田総合車両センターへ入場中です。

今回の返却回送は、過去の動向を考えると所属区である大宮総合車両センター東大宮センターでの”機能保全”(旧来車両の月検査相当)が背景と推測でき、改造が完了して使用されず疎開がされたNA-01,05,07,10の4編成同様のものと考えられます。

しかしながら、対象のほとんどが施工済・入場中となっている改造の進捗状況を考えればいつ再入場となっても不思議ではないほか、当初の組合資料ではNA-09編成については大宮での残工事消化も示唆されていました。

E257系リニューアル車両の「ペニンシュラブルー」は特殊塗料のようですが、今後の定期的な保全時の再塗装が大宮で実施される前提であれば、大宮で施工となる可能性もゼロとは言えません。しかしながら、長野での残工事は長野で行う……といった動きの方が自然でしょうか。

残工事の施工時期とともに、施工場所がどこになるのか、先行的に採用された一部号車の別形状の新座席は維持されるのかなど、相変わらず気になる点が多い存在です。

関連記事はこちら

コメント